あけましておめでとうございます。年始はだらだらと実家のソファで過ごして、「床暖房さいこ～！」と言いながらうとうと寝落ちして、気づけば夕方になっています。祖父母に会いに行くにあたり、せっかくなので、何かウケそうなものを……と思い、ダブレットのアウターをおろしました。
フードをかぶれば人間サイズのオオカミが出現！
「この服、おもしろい！」と思うと後先を考えずに買ってしまう私のツボをことごとく押さえに来るブランド、ダブレット。
夏に紹介したくまバッグをはじめ、パンチが効いているだけでなく、面白い仕掛けがあったり、カンバセーションピースになるアイテムを見つけるとすぐに欲しくなってしまいます。
ちょうど、ファーのアウターも欲しかったし……と自分に言い訳をしながらこの冬ゲットしたのは、「アニマル トリム ファー ブルゾン」です。見てください、このフードをかぶるとすっぽりと顔が覆われる様を。プリントされているのはオオカミです。価格は132,000円。決して安くはない買い物ですが、その分、ディテールにもこだわって作られています。
フードなしでも、着心地最高なファーブルゾン
肝心の着用感はというと、めちゃくちゃ軽くて暖かい！ ジップを上まで閉めれば首まですっぽり隠れるので、マフラーいらずで頼もしい。
毛足の長い光沢のある生地はフェイクファー。通気性の良いキュプラサテンの裏地や、袖口の内側にリブが仕込んであったりと、細やかな配慮が効いているポイントもさすが。
ちなみに、フードのオオカミの顔は取り外し可能。フードをかぶらなければふつうのファーブルゾン……と言いたいところですが、サイジングはかなりのビッグシルエット。後ろ姿は完全にスターウォーズのチューバッカです。
ワッペン部分にも遊びが効いている
ダブレットの服には、内側に長めのタグがついており、アイテムの説明書きがあるんです。このブルゾンには、こんなテキストが記されています。
「 肉食動物＝凶暴というイメージがついているかもしれません。しかし見た目や種族で決めつける必要はありますか？ 漫画『ビースターズ』のように、草食動物に恋をしてしまう心優しい『怪物』もきっとあなたの近くにいるはずです」
ちょっと示唆に富んだメッセージに感激しましたが、これって着ている私が怪物になるってコト……！？と我に返りました。30代を目前に控えた孫が怪物になって会いに来るとは、祖父母もまさか思わないでしょう。
煉獄さんに対して「お前も鬼にならないか」と勧誘してきた猗窩座のように、今年もおもしろい服をたくさん着て、周囲におすすめしていこうと思います！
メンズ誌から異動してきたのですべてが新鮮な毎日！お笑いとぬいぐるみとドラァグクイーンが好きです。「なにそれ！」とツッコまれそうな服に目がありません。野菜が苦手です。
