メゾンのエッセンスを凝縮した巨大なブティック。ハウス オブ ディオール ギンザがオープン

銀座六丁目の交差点に、ディオールのエレガンスをまるごと体感できるブティックが誕生した。４月20日にオープンしたGINZA SIX内にできたハウス オブ ディオール ギンザは、ロンドン、ソウルに次いで世界３店舗目となる超大型店舗だ。地下１階から４階までの全５フロアにわたる圧倒的な規模で、ディオールの世界観が堪能できる。

１階のエントランスを入ると迎えてくれるのは、暖かみのあるウッド素材と、このメゾンを象徴するカラーであるライトグレーで構成されたインテリア。ここには、ウィメンズのバッグをはじめとするレザーグッズやアクセサリー、ファインジュエリーやウォッチが並ぶ。吹き抜けになった２階の壁には、アーティストであるタリク・キスワンソンの作品が。壁の奥の２階フロアには、人気のウィメンズシューズ＆バッグが揃っている。

保存

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 目玉となるのは、１階エントランスおよび３階のウィメンズウェアフロアに並ぶ、この店舗限定のカプセルコレクション。オープンを記念して製作されたスペシャルなコレクションのためにアーティスティック ディレクターのマリア・グラツィア・キウリが選んだモチーフは、日本の象徴である桜の花。繊細な筆致で描かれた桜と柔らかいピンクカラーは、マリア・グラツィアが就任以来打ち出している新時代の若々しいフェミニニティを、いっそう強く反映している。ウェアやバッグの随所にあしらわれた「1953」は、ディオールが初めて日本でショーを開催した年。ブランドと日本の深い絆を表しているかのようだ。

日本でここでしか手にすることのできないホームコレクションが並ぶ、４階の「ディオール メゾン」。食器やカトラリー、リネンアイテムからステーショナリーまで、オリジナルのライフスタイルグッズを取り揃えている。それぞれのアイテムには、四つ葉のクローバーやミツバチ、スズランといった、このメゾンらしいモチーフがさりげなくあしらわれていて、ファンならずとも欲しくなってしまうこと間違いなし。ムッシュ・ディオールの愛したラッキーシンボルが散りばめられているとあれば、大切な人への贈り物にもぴったりだ。

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思わず「可愛い！」と声を上げてしまいそうなのが、４階のライフスタイルグッズコーナーに隣接するカフェ「カフェ ディオール バイ ピエール エルメ」。キュートなマカロンカラーのチェアやソファーが並ぶ店内では、ピエール・エルメがディオールのイメージをもとに創作したオリジナルデザートを楽しむことができる。ロマンティックな店内で、厳選された素材を用いたフォトジェニックなデザートを。そんな贅沢な時間も、ここでのみ味わえる特典だ。

他にも、ジュエリーやウォッチ、メンズアイテムにも限定品が多数登場。ムッシュ・ディオールの時代から現代へと受け継がれたディオールのエレガンスを、新しい銀座のランドマークでぜひ体感してほしい。

photography:Mai Hokari  text:Chiharu Itagaki

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