「ニュー・クラシック」を作る指名買いアイテム

いわゆる紳士淑女の定番が新鮮に映る今シーズン。昔ながらのアイテムをレイヤリングでフレッシュに、オーソドックスな逸品は素材やディテールで刷新。クラシックを新たな解釈で取り入れる、「ニュー・クラシック」なスタイルで、移りゆく季節をチャーミングに彩りたい。ここではエルメスの「プリュムⅡ」やオーラリーのウールコート、ジョンロブのシューズなど、タイムレスに愛用したい「ニュー・クラシック」な名品を厳選。

HERMÈSの「プリュムⅡ」ミニ

(右上)タイムレスな名品「プリュムⅡ」ミニバッグはローズカラーが新鮮。幾何学柄ストラップを加えて、プレイフルに飾りたい。バッグ〈H13×W17.5×D6〉¥708,000・ ストラップ「カヴァル」〈幅2.5×長さ105㎝〉¥121,000/エルメスジャポン(エルメス)

MAISON MARGIELAのマーメイドスカート

(右下)メゾンらしいアシンメトリーなラインを、ジョン・ガリアーノが得意とする英国的な 素材で仕立てた一枚はその軽さにも驚く。見事なマリアージュに惚れぼれ。
ツィードのマーメイドスカート¥95,000/メゾン マルジェラ トウキョウ(メゾン マルジェラ)

AURALEEのウールコート

(左上)厚手のニットの上からでもさらっと羽織れるサイズ感、纏うことで生まれる美しい ボックスライン、そして何より上質なウール100%でこのプライスはうれしい。着る人への リスペクトが宿る一着だ。
チェックのダブルフェイスコート¥90,000/オーラリー

JOHN STERNERのローゲージニット

(左下)オーセンティックなローゲージニットは、ツヤのある上質な毛と、ふわっとした軽さ、ほどよいミドルタートルがいい。裾につけた羊のイヤータグから作り手の愛情が伝わる。
タートルネックニット¥84,000(参考価格)/Diptrics(ジョン スターナー)

KHAITEのジャケット

(右上)ダブルフェイスで仕立てられ、優美でフェミニンなラインを描くケイトのジャケット。 曲線を用いた構築的なデザインが、着る人を360度美しく見せる。特に横からの少し台形に広がるシルエットは絶品。
ノーカラージャケット¥170,000/ラカグ(KHAITE)

NINA RICCIのレースブラウス

(右下)クラシックなレースカラーのボリューム感に対して、袖のディテールでスポーツテイストを加えた、まさに「ニュー・クラシック」を体現するブラウス。 襟が取りはずせるので、二度おいしい。
ブラウス¥191,000/コロネット(ニナ リッチ)

JOHN LOBBのシューズ

(左上)英国の老舗高級紳士靴ブランド、ジョンロブ。待望のレディスが今季からリリース。 ネイビーのなめらかなスエードを用いたモンクストラップは堅牢な作りで、品格が漂う。 背すじを伸ばして履きたい逸品だ。
靴「HAWKS」¥194,000/ジョンロブ ジャパン(ジョンロブ)

VANESSA SEWARDのプリントブラウス

(左下)70年代風のシルクブラウスはヴァネッサ シュワードが秀逸。プリントのセンスが いいだけでなく、襟の大きさ、コンパクトにした肩のラインでヴィンテージとは一線を画す モダンさがある。
プリントブラウス¥68,000/ブルーベル・ジャパン(ヴァネッサ シュワード)

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SOURCE:SPUR 2017年12月号「『ニュー・クラシック』はこんなに可愛い」
photography:Asa Sato(still)

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