日本アカデミー賞授賞式で小松菜奈が魅せたシャネルのオートクチュールドレス

44回日本アカデミー賞で、主演映画『糸』(2020年)にて優秀主演女優賞を受賞した女優の小松菜奈。同作品で共演した菅田将暉とともに受賞を果たした彼女の、319日(金)に開催された授賞式での艶やかなドレス姿に改めて注目したい。


この日、彼女が着用したのは、自身がアンバサダーを務めるシャネルの2019-20年秋冬オートクチュールコレクションで発表された、ツイードのフロアレングスのドレス。バーガンディを基調に、さまざまな色彩の糸とスパンコールを丁寧に織り込んだ上質なツイードが、美しいラインを描く。


胸元を彩っていたのは、メゾンが誇るメティエダール アトリエの一つであるモンテックス社が手がけた、花びらと葉のスパンコール刺しゅう。ピンクとバーガンディの立体的なモチーフがデコルテを飾り、主演女優としての自信にあふれる凛とした美しさにいっそうの彩りを添えていた。なお、この刺しゅうは熟練の職人たちの手により、制作に269時間もかけられたのだとか。


テレビ放送では、18Kホワイトゴールドとダイヤモンド「ココ クラッシュ」と「コメット コレクション」のイヤリングをアシンメトリーにつけこなす姿も見られ、圧倒的な存在感を放っていた。実力も美貌も兼ね備えた若手女優の今後のさらなる活躍に期待したい。

シャネル カスタマーケア
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text: Misho Matsue

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