ふと、気づけば毎日似たコーディネートに陥りがちなオフィススタイルに悩まれている方も多いのでは？ 仕事にもおしゃれにも全力でいたい働くユーザーの悩み解消の一助となるべく、おしゃれな“あの人”たちのワーキングスタイルにフォーカス！ 決して派手すぎず、地味すぎず。けれどきちんとTPOをわきまえ、ほんのりモード感も漂う。明日からのコーディネートのヒントになるようなマイルールをご紹介。4人目は、スタイリスト・辻 直子さん。
秋冬シーズンも筆頭トレンドとしてオフランウェイをにぎわせている「ミニスカート」。流行に左右されることなく、自身のアイデンティティを象徴するアイテムとしてミニボトムを愛用している辻 直子さんに、オフィススタイルで私たちが賢く取り入れるべきティップスを教えてもらった。
ミニ丈を上手に取り入れるためのアドバイスを尋ねると、「ミニ丈にトライする際の、最も重要なファクターは“着丈”。自分の身体のバランスに対して、最も脚がきれいに見える丈感を見つけることを最優先に。そして初心者は、気持ちハリのある素材感で、シックな印象になるものを選ぶのがおすすめ」と、話す。辻さんがユナイテッドアローズとコラボレーションで作った黒のツイード地と鮮やかなピンクのミニボトムはぜひチェックしたいアイテムだ。「ミニ丈ではないけれど、プラダのシースルースカートのように脚を透けさせるのも一つの手。これは私自身も着たいですね」と、ワードローブ計画も話してくれた。
また、リアルに働く読者目線で参考にしやすい着こなしとしてピックアップしたのは、シャネルとエルメスのランウェイルック。「シャネルのルックのように、今シーズンのトレンドでもあるツイードはやはりフォーマルな場では裏切らないと思います。上の写真のようなタイツはオフィスでは難しいと思うけれど、編み柄のないシックなカラーのタイツに、ポインテッドトゥの足元で仕上げると素敵ですね」。続けて、「今シーズンならボリュームソールのブーツやローファーを合わせると旬度がアップ。またエルメスの着こなしのように、カラータイツやロングソックスをレイヤリングして遊びをきかせるのも着こなしに幅が広がります」と、レクチャーしてくれた。
オフィスで浮かずに、旬なミニ丈を取り入れたい。そんな欲張りな私たちがミニ丈にトライするなら、ミニボトムが豊作な今シーズンこそ、辻さんのティップスを生かす絶好の機会になりそうだ。
ストレスフリーでモードな1着【セリーヌ】
機能性抜群なアスレチックスカートがセリーヌから登場。柔らかなラムスキン素材と、スカートの裾にあしらわれたサイドジッパーで動きやすさを確保。さらにウエスト部分はゴム仕様に加え、調節可能なストリング付きなので長時間のワーキングシーンでもノンストレス。トリオンフの刻印入りコードストッパーが品を添える。
セリーヌ ジャパン
https://www.celine.com
03-5414-1401
ミニマル&クリーンに着こなしたい【クレージュ】
アニマルフリーレザー素材を使用した、ツヤ感のあるハイウエストスカート。クリーンな印象のアイボリーホワイトに、フロントにはエンブロイダリーロゴがあしらわれている。クレージュらしいミニマルなデザインは、ロングブーツやタイツなど足元で遊んでも素敵に仕上がりそう。
エドストローム オフィス
https://www.courreges.com
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深みのあるグリーンでノーブルに仕上げる【フェラガモ】
こっくりとしたグリーンカラーが秋冬ムードを盛り上げてくれるウール素材の台形スカート。よく見ると、左右で縦、斜めと編み地の異なるデザインに、さりげない遊び心を感じられる。フロントで静かに主張するガンチーニのモチーフ入りボタンも印象的。
フェラガモ・ジャパン
http://www.ferragamo.com
0120-202-170
アシンメトリーなデザインで動きを【ディオール】
程よくハリ感のあるベージュのコットンギャバジン素材を使用し、プリーツディテールをあしらった、アシンメトリースカート。コルセット風に胸下までマークするハイウエスト仕上げで、2022-23年秋冬コレクションのように同系色のニットやアウターと合わせて着こなしても素敵。フロントのドローストリングがアクセントに。
クリスチャン ディオール
https://www.dior.com
0120-02-1947
技巧を凝らした奥行きのあるデザイン【ボッテガ・ヴェネタ】
言わずと知れたボッテガ・ヴェネタのアイコニックモチーフ、イントレチャートを全面に施したクラフツマンシップ光るボンデッドスカート。深みのあるシックなカーキグリーンは合わせるトップスを選ばず、コンパクトなタートルネックから主役級ニットまでさまざまなコーディネートに気品を宿してくれるはず。
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
https://www.bottegaveneta.com
0120-60-1966
裾を贅沢になびかせて【フェティコ】
女性の造形美を生かした服作りに定評のあるフェティコからは、緩急のあるデザインのフリルスカートに注目。ジャストウエストでお腹まわりはすっきりと、ヒップにかけてはカーヴィーな切り替えのデザインが印象的。裾の立体的な広がりは、贅沢に12枚ものパーツを縫い合わせることで表現した。アッシュブラウンとブラックの2色展開。
ザ・ウォール ショールーム
https://fetico.jp
03-5774-4001
2WAYで楽しめるペンシルスカート【フェンディ】
今シーズンのフェンディは大人が上品に着られるデニムアイテムの宝庫。フィット感のある、インディゴカラーのハイウエストスカートは、ベルトと付属したフロント部分を取り外せばシンプルにもはける2WAY仕様。両サイドにポケット、背面にウェルトポケットが配され、機能面も抜群だ。
フェンディ ジャパン
www.fendi.com
03-3514-6187
力強さとエレガンスを同居させて【ミュウミュウ】
大胆なディテールとプロポーションでクラシックの定義を再解釈した今シーズンのミュウミュウからは、パイソン柄がプリントされたレザースカートがお目見え。インパクト抜群な柄に、ライニングの裾はあえて切りっぱなしのままでエッジを効かせた1着に。今季らしくローウエストで着こなせば旬な佇まいに。
ミュウミュウ クライアントサービス
https://www.miumiu.com/
0120-451-993
クラシカルモダンなAラインスカート【パトゥ】
リサイクルサテン素材を使用した、Aラインスカート。フロントはジップアップのデザインが施されており、ゴールドトーンのジップには、ブランドのアーカイブモチーフからインスピレーションを得たJPプラーがアクセントとして添えられている。調節可能なバックル付きの布製ベルトでキュッとウエストマークして。ブラックとカーキグリーンの2色展開。
0120-135-015
ツイード×チェック柄を旬な表情で【ヴェルサーチェ】
トレーサブルウール素材を使用した、大判の千鳥格子柄スカート。今季らしいツイード地を使用し、スカートの裾にはフルイド仕上げを施した動きのあるデザインに。モノトーンなのでシンプルなスタイルにはもちろん、カラーものとも上手に調和してくれる。シアーオーガンザ地の裏地付き。
ヴェルサーチェ ジャパン
フェティッシュなムードを演出【アライア】
アライアのアイコニックなスタイルの一つ、女性らしいボディラインを強調するリブ編みのウエストに、フルボリュームのハイウエストスカートは華やかさ抜群。程よい光沢感のビスコースニットにレースステッチがあしらわれた贅沢な素材使いを存分に楽しみたい。
リシュモン ジャパン アライア
https://www.maison-alaia.com/jp
03-4461-8340
ニュアンスを投入して優しげな印象に【ニナ リッチ】
フレンチフェミニンの代名詞、ニナ リッチからはニュアンスのある優しげなブラウントーンの台形ミニスカートをレコメンド。今の季節にぴったりな色合いは、トーンオントーンコーディネートやロングソックス×ロングブーツといった掛け合わせで表情豊かに着こなしたい。ブラウンと同じく、落ち着いたニュアンスブルーも展開あり。
イザ
0120-135-015
