〈全アイテム掲載〉【ユニクロ：シー】2024年秋冬コレクションが登場！ デザイナーのクレア・ワイト・ケラーのスタイルヒントにも注目

ユニクロ：シー（UNIQLO : C）とは？

デザイナーにクレア・ワイト・ケラーを迎え、2023年9月よりスタートしたユニクロの新しいウィメンズコレクション、ユニクロ：シー。“C”にはCuriosity（好奇心）、Conversation（会話）、City（都市）、Clarity（明快さ）、Connection（つながり）、Creativity（創造性）といった意味が込められている。着心地と機能性を両立したユニクロのLife Wearに、クレアの美学を投入した、究極のエフォートレススタイルが魅力のコレクションとなっている。

クレア・ワイト・ケラー（Clare Waight Keller）ってどんなデザイナー？

イギリス出身のデザイナー、クレア・ワイト・ケラーはセントラル・セント・マーチンズのファッション&テキスタイル科を卒業。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでニットウェアについて学んだ後、Calvin Klein（カルバン クライン）やGUCCI（グッチ）で経験を積み、Chloé（クロエ）ではクリエイティブディレクターに就任。クレアと言えば、彼女がアーティスティックディレクターを務めたGIVENCHY（ジバンシィ）に、メーガン妃がウェディングドレスを依頼したことでも有名だ。2018年にはブリティッシュ・ファッション・アワードの「ウィメンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。翌年には米『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」の一人に選ばれる。そんな彼女が今から約4年半前、突如メゾンを退任。フリーの期間はいくつかのオファーを受けるも断り続け、見事アプローチに成功したのがユニクロだった。クレアはユニクロでの大規模なプロジェクトを大きな挑戦と捉え、ユニクロ：シーにてその才能を発揮。今まで以上に着る人のことを考えたデザインで、誰にでも似合うタイムレスで洗練されたユニクロ：シーのワードローブを提案している。

都会的でモダンなワードローブが揃う、ユニクロ：シーの2024年秋冬コレクション

本コレクションは、ロンドンにあるバービカン・センターからインスピレーションを得たもの。バービカン・センターを構成するシャープで建築的なラインや、ニュートラルなパレットを用いた空間の色合いがワードローブに落とし込まれた。中でも注目は、カシミヤブレンドの極暖ヒートテックタートルネックTシャツや、カシミヤを100%使用したスリーブレスセーターだ。また、スタイリングを引き締めるクロッグシューズやトレンド感のあるフーデッドネックウォーマーなどの小物も揃い、装いを豊かに彩る。

さらに今回、待望のメンズコレクションが新たに加わり、シャツやジャケット、スウェットなどが登場。最新コレクションを手に入れて、ぜひジェンダーレスなミックススタイリングを楽しんで！

今回のコレクションについて、クレアが語ったインタビューの一部を公開

Q1 バービカン・センターに集まる人々と、ユニクロとの親和性はどんなところにありますか?

A1 バービカン・センターは巨大都市の縮図でもあります。学生が集い、劇場やアートセンターがあって住宅街もある。 30年も40年も住んでいる人もいれば、最近引っ越してきた人もいて、実に幅広い層の人々が暮らしています。 バービカン・センターのそのような空気こそが、すべての人のための服というユニクロのフィロソフィーを体現していると思います。

Q2 この秋冬シーズンのスタイリングのヒントを教えてください。

A2 秋冬シーズンの一番のスタイリングのポイントは、レイヤリングにあると思います。シャツや薄手のカシミアを重ね着したり、ドライなスウェットパーカーの下にもシャツを着たり。コートだって重ねて着られるほど、軽量に作られています。軽やかで心地いいレイヤリングは、美しいシルエットを生みだしてくれるし、秋冬の着こなしに豊かさを与えてくれるものだと思います。

Q3 今シーズンから初のメンズウェアが登場しますが、お気に入りのアイテムを教えてください。

A3 メンズウェアで使用しているチェック柄が大好きなので、チェックコートは特に素敵な物ができたと思います。今シーズンに欠かせないスウェットのセットアップもお気に入りです。上質なコットンを使用し、構築的なシルエットにこだわって作りました。カジュアルながらも、とてもクリーンで少しドレスアップした印象もあります。スウェットパンツのシルエットは、ワイドなオープンレッグで裾はややテーパードしています。また、デニムは新鮮味のある色調が特徴です。 外側は、深いインディゴカラーですが、内側はタバコ色で、表面のインディゴから美しい褐色が透けて見えます。