射手座【11.23 - 12.21】

愛とお金、頑張った
成果を出せる半年間に

全体運

 自分史上最大ともいえるスピードと熱量で駆け抜けた2019年を経て、’20年はちょっと心の余裕が持てるようになった人は多いことでしょう。ここまで頑張った経験が実力となり、自分の人生に恵みを与えてくれるのが’20年の射手座の特徴です。射手座の人は相当に打たれ強いほうではありますが、さすがに昨年は何度か、弱音を吐きたくなったこともあったのではないでしょうか。頑張ってきましたね。でも、それはひとつも、わずかな欠片さえも無駄ではなかったのです。「ああ、あの経験はこのためだったのか」と思う瞬間が、頑張ったことのリターンが得られる仕事が、実力が確かについているのだという実感が、下半期にもあまねくちりばめられていることでしょう。ぜひ楽しみにしていてください。

 全然いいことがあると思えない、そんなに頑張った記憶もそもそもないと感じてしまう人は、今も張り詰めた気持ちなのでしょう。できる範囲で構いませんから、ちょっと肩の力を抜いていきましょうか。大丈夫、幸運が訪れるタイミングというのは、人によって違います。エネルギーを注いでいる対象もかける力の総量も時間も、人によってまったく違うのだから、それは当然なんですね。でも、その人にとってベストなタイミングで、必ずやってくることになっています。とはいえ「いいことが何もない」「自分はダメだ」などと自分を否定するサイクルに入ってしまうと、せっかくのチャンスもスーッと通り過ぎていったりします。気づけないのです。気づけるマインドセットでいるためにも、ちょっとリラックスしていきましょうね。できれば、「こんなに頑張ってきたのだから、報われたっていいのだ」と、自分を肯定してあげるくらいでも構わないと思います。

 この「リターン」ですが、金運アップというかたちで現れる人もいます。金運といってもさまざまですが、ここで対象となるのは「自分で稼ぐお金」。収入を上げたいと思っている人はチャンスに恵まれやすいはずですから、機を見て動くようにしたいものです。ほか、不動産や自己投資など、大きな買い物においてもツキに恵まれやすいはずです。変にケチケチしてもいいことはありません。「必ず、自分にとって意義のある出費にしてみせる」くらいのつもりで、お金を使っていきましょう。この流れは、12月中旬まで続きます。そうした流れの中、この下半期で特筆すべきは恋愛運でしょう。春先からパートナーシップに強い追い風が吹いている射手座ですが、これは8月頭まで続いていきます。さらに6月末から、「情熱と戦いの星」と呼ばれる火星が、あなたの恋を熱く、強く後押しすることになります。通常は1カ月半ほどの営みなのですが、この下半期においてはなんと半年以上のボーナスタイム。来年1月7日まで、ずっと恋を刺激し続けてくれるのです。火の星座に分類される射手座は、もともと恋に関してかなりアグレッシブ。そこに後押しがあるということで多少アツくなりすぎるところもあるので、ちょっと抑えめにいくぐらいがベストなのかもしれません。それでも、いつもは出せなかった勇気が胸の内側から湧いてくる人は多いはずですし、自分から行動することで望む幸せをつかめる人も多いはずです。

 もしも愛において迷うことがあったなら、おそらく答えはもう、あなたの中にあります。これは決してふんわりとした予言めいた話ではありません。あなたはすでに、’11年から’19年くらいまでの間に、愛の課題に答えを出しているはずなのです。本当の意味で自由で自分らしい人生を送るために、どんな愛を選択していくべきか。もうこれ以上自分を傷つけない愛が、どういったものか。あなたは想像もしなかったような出来事を経験しながら、ちゃんと自分の力で学び取ってきましたよね。大丈夫、その頃のあなたが、きっと教えてくれます。

 

7~9月の運勢

 愛の季節です。恋愛運は春からずっと好調だったのですが、5月、6月は一時的に停滞期にありました。本当にこの人でいいのだろうかと悩んだり、うまくコミュニケーションができずに不安になったりした方もいるかもしれません。それも6月末で終わり、また前向きな動きに戻ります。さらに「情熱と戦いの星」である火星がアツい、時にアツすぎる追い風を起こしてくれますから、恋する気持ちがトップギアに入る夏となるでしょう。ここでは自分から動くことが幸運のカギです。中でも、7月中旬から8月頭のあたりまでは特にとんとん拍子で関係性が進んでいきやすいときですから、前向きな気持ちでいてください。自分は愛されていいのだ、幸せになっていいのだと意思を持つことをお忘れなく。仕事に関しては、8月下旬以降がカギ。ここから秋まで、キャリアにおいて前向きな動きが出てきます。十分な報酬を得られ、自分の得意なことを活かせる場が見つかる予感です。この時期のチャンスは人からもたらされるので、連絡をくれた人や接点を持った人には「テイク」は考えず「ギブ」の精神でいるといいでしょう。もちろん誰にでもいい顔をする必要はありませんが、意外なところで報われるはず。

 

10~12月の運勢

 強く過去に引き戻されるような、思い出したくないことに直面させられるような出来事がありそうです。調子よくランニングしていたら足を引っ掛けられた、といった感覚でイヤな気持ちに陥る人もいるかもしれませんが、これは運命が「そのことはもう、忘れていいよ!」とサインを送っているのです。終わったことをいつまでも引きずっていたり、誰かを許せない気持ちでいたならば、ここで過去への執着を手放してあげられるんですね。握り締めたままの手では、新しい運はつかめません。頑張って握ってきた自分に「もういいよ」と、声をかけてあげられるといいですね。幸い、この3カ月のあなたは人にも恵まれ、未来を見据える力も備わります。覚悟さえ決まれば、ほどなくして立ち直ることができるでしょう。12月に入ると、ワクワクするような楽しい忙しさが到来します。やりたいことが多すぎて、うれしい悲鳴を上げる人も。面白そうだと思えることがあれば、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。2021年も滑り出し好調となるはずです。なお、7月から9月に引き続き、恋愛運は好調です。恋がうまくいくとほかの運もよくなる時期ですから、自分らしい幸せを追求しましょうね。

 

開運アクション

「いつか」を「今」にしてみよう

 趣味でも仕事でも「いつかやろう」と言い続けていることはありますか? 今の忙しさにかまけてずっと先延ばしにしているあんなことやこんなこと。下半期はそれらのうちひとつでもいいので、トライすると開運につながります。もちろんすぐにかなえられないこともあるでしょう。お金が貯まってから、子どもが○歳になってから……。いろいろあるかと思いますが「予定を決める」だけでもOK。決めることは、立派な「今やる」です。

 

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