牡羊座【3.21 - 4.19】

星が味方する半年間。
まっしぐらに進もう

全体運

 2020年下半期、牡羊座は12星座の中でもかなり“強い”星回りとなります。守護星である火星が牡羊座に巡ってくるだけでなく、半年以上にもわたり長期滞在することになっているのです。火星がひとつの星座に巡るのは、大体1カ月半。今回は4倍の大ボリュームで、牡羊座にアツい追い風があるでしょう。

 ひとたび「こうする」と決めたなら、考えるよりも先に体が動いてまっしぐらに飛び込んでいく牡羊座。そこへ「情熱と戦いの星」である火星が加勢(思わずダジャレに……)するとどうなるでしょうか。胸の内から湧き上がってくるやる気は例年以上に強く純粋であるはずですし、目指すものに向かっていく足どりは確かで、スピードも増します。決して背伸びでもやせ我慢でもなく、どこまでもただ純粋に自分らしい姿であるはずです。

 ’20年の年間テーマである「キャリアの拡大」も、下半期に入ると同時にいっそう本気度が増し、質の高いチャレンジをすることになるのでしょう。あの頃、喉から手が出そうなくらい欲しかったものはつかめていますか。あの頃目指した場所に、立てているでしょうか。かつて描いた夢とは全然違う自分になっていても、よいのです。今のあなたが本当の意味で「生きて」いさえすれば――。夏から秋口にかけては、そうした自分が追い求めるべき仕事や実現したいビジョンに少し迷いが生まれるかもしれません。でも、それはそれで必要な時間です。この時期のあなたは迷うときも真剣。きっと、よい答えを導き出せるでしょう。12月の半ばまで「やりたいことは全部やりきる」勢いで取り組んでください。ひとつ申し上げるならば、この時期は自分に変な制限をかけないほうがいい、ということだけは覚えておいてください。「こんなもんだろう」とか「高望みはするものではない」といったオトナの諦めは、この時期の星回りには似合いません。大きく望んでじっくりと動かしていく。そんなスタンスが、星の恩恵を活かすことになります。もちろん、あなたが本当に望んだことならば、それがどんなことであれ、大きさなんて関係ありません。ただ、もし「もっとガツンとぶつかってこいよ!」と発破をかけられるような出来事が起きたなら、「ああ、自分は今、ちゃんと望むべきときなんだな」と自分の本心を振り返ってもらえたらと思います。人生にはときどき、そうした不思議な巡り合わせがあります。愛情運については、ドラマティックな展開が多々期待できます。特に8月から11月は、カップルにもシングルの人にも、うれしい出来事が多いでしょう。春あたりから「話せば楽しいし盛り上がるんだけど、イマイチ進まないな」とモヤモヤしてきた関係がある人は、夏の暑さが本格的になるに従って「言葉の次」が見えてくるかもしれません。

 さて、12月22日には20年に一度の「グレート・コンジャンクション」というイベントが巡ってきます。これは「幸運と拡大の星」である木星と、「制限と試練の星」である土星が同じ場所で重なることで、この手でつかみたい未来と努力の方向性をガツッと調整し、新しい価値観や運命を変える力を手に入れることができるタイミングとなっています。牡羊座の人の場合、対人関係においてより自由に、自分らしいつながりを持てるようになるでしょう。一生かけてつき合っていきたい仲間や、お互いを認め合える「盟友」のような存在も得られるはずです。これまで自分を縛りつけていた夢をふと手放し、新たな夢を描き始める人も多いでしょうね。迷いも悩みも、すべてあなたの栄養になります。もし、どうしても答えが見つからないようなことがあったなら、’11年から’19年頃に感じたことを思い出してください。飛び立つための翼は、あなたにはもうちゃんとあります。いつでも、どこへでも飛んでいけます。

 

7~9月の運勢

 キャリアにおいて迷いが出てきそうな予感です。特に7月はワークライフバランスについて自分ばかり負担が増えていく……というようなこともあるかも。何に対しても100%の力を尽くそうとせず、頑張りたいポイントに優先順位をつけておくとよさそうです。とはいえ、運勢的には低迷期ではなく、自分の望みをしっかり見定め、それに見合うやり方を検討していく“熟成期”。頑張ることだけを目的とせず、自分が笑顔でいられるのはどんな未来なのか、しっかり検討していきましょう。なお、もう情熱を注げなくなった仕事、心をすり減らすだけの仕事とはそろそろ距離を置いて大丈夫。あなたはここまで、よく頑張ってきました。もうたくさんの学びを得たはずですから、代わりに全力で打ち込める仕事を選んでいきましょう。一方、プライベートでは楽しみなことが多いでしょう。特に恋愛は盛夏から秋口にかけて盛り上がってきます。会話やメッセージを通じて恋が始まりやすいですし、カップルもたくさんの会話で愛や関係性を深めていけそう。ただし、強運期だけにちょっぴり言葉が強くなりやすい傾向もあります。一生懸命になるあまり、口が過ぎないよう意識しておけると安心です。

 

10~12月の運勢

 11月半ばまではちょっと自分らしくない行動や発想も多くなるのですが、それは自分らしい生き方を本気で模索している冒険のシーズンだから。着てみたい服でも読破したい本でも、どんなことでも経験してみないとわからないことがたくさんあります。自分らしくないなと思っても、心が動いたならばトライしてみるといいかもしれません。11月半ばからは絶好調に。ここからの1カ月が、2020年のハイライトです。特にキャリアにおいて、やっておきたいと思うことがあるならここで「やりきった」と思えるレベルまで力を尽くしておくことをおすすめします。’20年に頑張ったことは、5年10年といった長期スパンできいてきます。その“きく”の度合いをグッと上げることができるのが、11月後半から12月前半という時期なのです。クリスマス直前あたりからは、同僚や親しい仲間など、身近な人間関係においてうれしいことや、考えていきたいことが見つかります。自分は自分、相手は相手。お互いを尊重する発想で、愉快に、かつ真面目に向き合っていけるといいでしょう。’21年を見越した“幸運の先取り”ができるかもしれません。1年間の努力を称えるような、いいニュースも飛び込んできそうです。

 

開運アクション

ちょっとハードなスポーツをする

 下半期のあなたはエネルギッシュですが、ときどき強く出すぎてしまう予感も。ジョギングでもサイクリングでも、定期的にハードなスポーツにトライしてエネルギーを放出すると開運につながります。理由のないモヤモヤがくすぶっているときや、誰かに腹を立てているときは、特に息が切れるくらいの負荷を自分にかけるといいでしょう。筋トレもおすすめ。「ついで」ではなく、ダンベルなどでしっかりと自分の体と向き合うと効果的です。

 

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