牡牛座(4.20 - 5.20)

理屈よりも、直感で未来を広げる流れをつくる

牡牛座の人々は2021年、キャリアにおいて大きな転機を迎える人が多い星回りです。仕事上でキャリアの方向性を決定づけるような、大きなチャレンジをすることもあるでしょう。上半期、かなり慌ただしくも充実した日々を送ってきたのではないでしょうか。所属している組織での活動や子育てなど、今は仕事よりも大事にしているテーマがある人は、それらにフルコミットすることもありそうです。仕事と子育ては、同軸で語ってしまうとピンとこない方も多いでしょうか? 対立するもののように語られることも多いのですが、このふたつは「社会の一員として、自分に課せられたこと」という共通点があります。どちらがすごい、どちらが尊いという話は抜きにして、この時期に持てる力をとことんつぎ込むテーマとして考えてみてください。

社会のために、自分が行うこと。「自分にできること」を「自分がやるべきこと」にまで高める人もいるでしょうし、やりたいことを思いきり頑張る環境が与えられる人も多いでしょう。決して受け身ではなく、自分から果敢に取り組んでいく。そんな芯の強さも、上半期の間は大切にしてきたのではないでしょうか。

とはいえ5月半ば頃から、ちょっと風向きが変わってきました。ひとりでガンガン頑張るのは限界がある。「何をやるか」よりも「誰とやるか」なのだ。そういった、自分なりの「人間関係のリアル」がありありと見えてきそうなのです。

下半期がスタートする7月は、対人関係について真剣に考えることになるでしょう。「友達はたくさんいるけれど、信頼までできる人は何人いるだろう」と思いを巡らせるときがあれば「無理に仲よくしようと頑張らなくても、本当の意味で信頼できる人がいればいいのではないか」とビジョンがまとまってきたりします。変にいい子になって、「みんなと仲よくすべき!」などと思わなくて大丈夫。どう感じるのもあなたの自由なのですから。むしろ、とことんホンネを洗い出してみることでいい関係につなげていけることでしょう。

そうした時間を経て、8月以降は再び仕事や今、頑張りたいことにスポットライトが当たっていきます。上半期、もっともっとと向上心を高めていくなかで、直感よりも打算で選んでしまったことがあるのなら、ここで見直しの動きが起こってくるでしょう。「ちょっと自分には合わないかも」「目指していたものと違うかも」と素直に思えるのなら、別の選択肢を検討していきたいところ。「一度始めたのだから、やめるのはよくない」などと自分に厳しく頑張ることにも一定の価値はありますが、運の流れにうまく乗っていくことで自分の能力をより自然なかたちで、フルに発揮することもできます。「どうしてもモノにするんだ」と逆境も糧にして取り組む意欲が持てること以外は、整理していくのがベターな選択でしょう。どうしても手を引けないものであれば、周囲に助けてもらうのもアリだろうと思います。

8月から10月までに「これは、自分には合わないな」「こういうことはしたくないな」と思ったことがあれば、ぜひメモをしておいてください。というのも10月中旬以降、あなたは仕事や今頑張っていることに関してチャンスを、自分の手でつかめるようになります。「ブレイク」と呼べるほどの一大転機を呼び込めることだって、あるだろうと思います。そのとき、やりたいことがあればどんどんチャレンジしましょう。ただ、もしも「どうしよう」と迷ったとき、「自分にできるだろうか」と確信が持てないとき、合わなかったりやりたくないと思ったりしたことは大きなヒントとなります。なぜ合わないと思うのか、どんなところが嫌なのか。そういったところに、あなたが大事にしたい、守り通したい「本当のところ」が隠れていたりするからです。

こうした日々のなか、秋から冬にかけては「次の目標」が見えてもくるでしょう。自分が求めていたものに、社会で役立つために、懸命に手を伸ばし続けた2021年。走り抜けてみることで、これまで自分が想像していた以上に未来が自由であることが、自分の手でいかようにでも広げられるものであるということがわかると思います。

少し気の早い話ですが、2022年は未来が本格的に広がっていく時期。自分に少しハッパをかけながら、現状にとらわれず挑戦していく人も多そうです。だからこそ、今年はいけるところまでいきましょう。伸びしろを目いっぱい広げておくことが、2022年のあなたへのかけがえのない「ギフト」になるはずです。

 

Message for Resilience

もし心が折れそうなことがあったなら、仕事でも子育てでも、自分と同じビジョンを持っている人に話してみてください。経験を聞くのも勉強になりますが「つらいよね」の一言だけでも、ものすごい回復力を得られるはず。

 

心を支えるアイテムリスト

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・時計 ベストは砂時計。ほか腕時計もおすすめ
・子どもの頃の写真 見ていて幸せな気持ちになるものを

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