2022.07.25

天秤座(9.23-10.23)

バランス感覚や相手の気持ちを汲み取る能力に優れた天秤座は、広い心で豊かな対人関係を構築してくれるトルマリンをお守りとして携えていたい。ブランドを象徴する石の美しさを最大限に引き出すベゼルセッティングが、神秘的なオーラを強調する。
リング「プリンセス」〈イエロートルマリン、YG〉¥696,300/MHT(マリーエレーヌ ドゥ タイヤック)

 

好調な対人運のなか大切にしたい人ができそう

5月あたりから、急にコンタクトをもらったり、急に会うことになったりといった人が増えているかと思います。長いコロナ禍で、「久しぶり!」なんて言い合った相手も多いでしょうか。2022年5月中旬から2023年5月中旬にかけては、天秤座の対人運が絶好調に。仕事でも恋愛でも、人との接点が増え、「ベストパートナー」と呼べるような相手ができるはずです。あなた自身が、相手にとってのキーパーソンとして力を尽くせることも。大事なのは、対等な視点を持つことです。年齢差や立場といったものがある限り、どうしたって上下関係は生まれるもの。ただ、たとえば上司と部下の関係であれば、上司は部下が仕事をしなければ困ってしまいます。部下は部下で、上司の経験や知見を教えてもらったり、交渉してくれたりすることはなんとしてもお願いしたいでしょう。だからこそ、誇りを持って相手のために、「自分はこれができます!」と言えるように、努力を重ねていきたいものですね。

といっても、出会ったり接点を持ったりする相手が、すべていい人とは限りません。お互いを尊重し合える相手ではない、と判断した場合、これまでうまくやってきた相手とも袂を分かつようなこともあるでしょうね。寂しい気持ちもあるかもしれませんが、あなたを損なうような人とはきちんと距離を置くというのも、とても大事なこと。「自分が我慢すれば丸くおさまるのだから」などと思っていると、やさしさばかりを搾取していくような人も近寄ってきやすいので注意しましょう。あなたのやさしさは、自分と大切な相手のために使われるべきです。どんなときでも、どんな理由が後ろにあったとしても。

恋や夫婦間のパートナーシップにも発展が期待しやすいタイミングです。真剣なおつき合いができる相手と巡り合える人は多いでしょうし、進行中のお相手とは今後も見据えて、ふたりの関係を前に進めていく話が出てくるでしょう。ここでも「対等」が重要なキーワードです。相手が望む関係、自分が望む関係。既存の婚姻形態にとらわれることなく、お互いの希望を丁寧にすり合わせて”ふたりの関係”をつくり上げていくことが、2020年末あたりから続くテーマであり、天秤座の人にとってはほかのどの星座の人よりも、大きな意味を持っているだろうと思います。

11月から12月下旬までは、相手のために「してあげる」ことが増える時期です。過去に何度も頼られたことを、また「お願い!」なんて言われたりするのでしょう。無理をしすぎない範囲であれば、力になるのはいい選択に。相手からの信頼は絶大なものになります。恋を探している人の場合は、残業を手伝ったり、代わりに用事を済ませてあげたりといったちょっとした行動が、恋のきっかけになりやすいでしょう。年末も押し迫った頃、ミラクルを経験する人もいそうです。

 

クリエイティブな感性をより広げていけるように

2020年末あたりから、自分がしたいこと、いいと思うテーマが大きく広がってきたという人は少なくないでしょう。趣味をきっかけに人間関係を広げていったり、得意なことを生かして仕事につなげたり。ただ、この下半期においては、ちょっと自信をなくしてしまう時期にあたっています。「こんなふうにしたら、もっと楽しくなるはず」「素晴らしいものが作れるはず」と直感が働いても「こんなのは平凡だ」「自分を過大評価するのはみっともない」などと、小さくまとまろうとする心理が働くのです。謙虚さは大事でも、これを続けていると次第にやる気がトーンダウンしていくことも。「そんなことはない!」と自分で否定しようにも、自己否定モードというのは根強く心に残ります。

こうした状況から脱出するためには、一にも二にも「視野を広げる」ことが欠かせません。たとえば、普段は接点がないようなタイプの人と会うこと、足を運ばないような場所に出かけてみること。ビジネススクールや海外留学にチャレンジしてみること。名著と呼ばれる本を手に取ってみること。知的な刺激をシャワーのように浴びることで、あなたのモチベーションも息を吹き返すでしょう。

これは恋愛においても同じこと。対人関係がとてもいい時期であることはすでに書きましたが、もし恋愛全般に前向きな気持ちが持てないなら、自分は恋愛は苦手だと思い込んでいたり「誰からも愛されないだろうな」と自分を傷つけていたりするのかもしれません。「頑張らなければ愛されない」「我慢をしなければパートナーシップは育たない」などといった、何かを愛と引き換えにするような発想も同様です。こうした考え方がもし、あなたのなかにあるのなら、友人・知人のなかでラブラブなカップルにぜひ、会いに行ってみませんか。「自分だって、幸せになっていい」と思うことから、運命が変わるかもしれません。

 

ジュエリー TIPS

・大切な人と会うここぞというとき、ジュエリーは必携
・誰かからのギフトも幸運を呼ぶ
・トレンドのデザインをいち早く取り入れてみて

 

開運へのステップ

対人関係が好調な今期は、相手を尊重しつつも対等な気持ちで接することが何より重要。もしも自己否定モードに陥っているなら、学びによってその負のスパイラルから抜け出すことができそう。小さな世界に留まったままでいないこと。視野を広げることが、自分の可能性をも広げていきます。

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