蟹座(6.22-7.22)

愛するものを守るために全力を注ぐ蟹座には、生きる喜びをもたらし厄除けにもなるターコイズをピックアップ。アイコニックな「ペルレ コレクション」の新作は、遊び心あふれるオープンリング。
「ペルレ クルール アントレ レ ドア リング」〈ターコイズ、ダイヤモンド、WG〉¥1,412,400/ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク(ヴァン クリーフ&アーペル)

 

キャリアにおける躍進期。理想も現実も見つめて

2022年後半から2023年前半は、蟹座さんにとってキャリアの躍進期。一気にモリモリと前に進むというよりは、10月いっぱいまでは「試行錯誤の連続」といったイメージです。いろいろな人から注目を浴びる、憧れだったことをかなえるといったわかりやすく派手な動きは、どちらかというと年末以降の動きです──あなたがそれを望むのであれば、ということは言うまでもありませんが。

模索や検討など、物事を深掘りしているときというものは、成長はあっても前進はしません。「自分だけ流れに乗り遅れているのでは」と焦りが生まれることもあるかもしれませんが、後々ちゃんとスピードを上げていけるのでご安心を。流されているときには見つけられないものを、ここで見つけていけます。また、胸に湧いてきた疑問や自問自答の経緯はできる限り、メモするといいでしょう。向き合うことで、長期のキャリアプランにブレない軸をつくることができます。

今は一時的に仕事から離れている人は「今回の運は、自分には関係ないのかな」と思われたりしたでしょうか。もちろん、そんなことはありません。社会のなかで今、自分が果たすべき役割をまっとうすることで、生きがいややりがいを見出せるときです。親として子どもを育てる、消費者として経済を回す、体力や気力を取り戻すなど、誰もがそれぞれに社会のなかで頑張っていますね。ときに助け、助けられて生きていくことで社会ができています。自分もまたその一端を担っているのだと、心強く感じられるだろうと思います。

時期的には、7月いっぱいまではチャレンジシーズン。やりたいことを行動に移したり、チャンスと思えるような出来事が巡ってきたりします。いいオファーもあるはずなので、前向きに応じてみてはいかがでしょうか。8月に入ると、自分が目指すキャリアと社会の流れがどうも噛み合わない、ということに気づきそう。逆風を感じたり、ニーズを見つけられなかったりするのかもしれません。10月いっぱいまではそうした感覚がつきまとい、「選択を誤ったかも」とまで感じる人もいそう。ただ、11月から12月中旬にかけては、目指すものに自分なりの意義を見出していけます。年末も押し迫った頃、ふたたびエンジンが掛かり、勢いよく飛び出していくことになるでしょう。迷う時期もあったからこそ、揺らがない心を抱いて。ここから躍進の勢いが、本格的に増していきます。

 

心のストッパーをやさしくはずしていけるとき

2022年下半期は、自分の本心と豊かな対話ができるときでもあります。おそらくですが、2020年末あたりから、あなたは好きなものや大切な人に対して、「自分をセーブする」ような行動を取ることが多かったのではないでしょうか。「もっと心の距離を縮めたい、けれど……」とか「好きだからこそ、今の良好な関係が壊れるのは耐え難いから……」といった具合です。本当はこうしたい、という思いを抱えつつ自分を抑え続けるのは、矛盾とともに生きることです。ストレスはいかほどのものだったでしょうか、頑張ってこられましたね。

この下半期、特に10月中旬までには、そうした頑なさは少し和らいできます。自分で自分の頑なさをいなし、調整し、いらないストッパーをはずしていけるでしょう。そうでないと、これまで以上にフラストレーションがたまりやすい時期でもあります。それでは苦しいばかりですから、シンプルに「自分はどうしたいか」をひとつひとつ、考えていけると素敵です。このとき、言葉で説明できることばかりではないでしょう。頭で考えれば考えるほど「こうしたい」が見えなくなってしまうふしもあるかもしれません。ただ、直感は冴え渡っていますから「説明はできないけれど、こうだ」と思ったことは、採用して問題ないでしょう。少しあとになってちゃんと、正しかったことがわかります。

なお、この時期は目に見えないもの、手で触れることができないものがあなたの心を支えてくれます。サン=テグジュペリの『星の王子さま』に、「砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ」という一節があります。砂漠のように心がぱりぱりに乾いてしまうような日があったとしても、あなたは決して潤いを忘れたわけではありません。思い出のなかの懐かしい人が、ずっと胸を離れることがなかった思い出の数々が、やさしくエールを送ってくれるだろうと思います。もしも心が鋭敏になりすぎて、ぴりぴりとした刺激がつらくなってしまったときは、心の内側に目を向けてみませんか。あなたに呼びかける声が、ちゃんと聞こえてきます。大丈夫だよ、と。あなたがあなたでいるから、価値があるんだよと。

12月上旬、そうした「隠された井戸」のようなものが見えてくる人は多そうです。かつての自分が、掘った井戸です。

 

ジュエリー TIPS

・ここぞ!という大切な仕事のときにつけてみて
・装いになじむシックなデザインも◎
・シンプルなものをひとつ取り入れるとよりラッキー

 

開運へのステップ

仕事やキャリアにおいて強い追い風が吹き続ける今期、自分が求める幸せにはいつも忠実でいたいところ。「現実的に考えれば……」といった発想はすべてオフにして、ハードルが高い理想に挑んでみると運気の後押しが得られそう。フラストレーションがたまりやすいので、運動で解消を。

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