理詰めでは説明できない事象に関して、心強いアドバイスをくれる友人がひとりいます。不幸の塊が押し寄せてきたわけではないけれど、小さなあれこれが空回りして袋小路にはまった数年前、彼女の「あのね、ここはホンモノ。ここしかないから」という助言にすがって、水天宮前駅に降り立ちました。小網神社。まず佇まいがいいのです。
下町情緒と大都会が織り交ざった人形町の街角に、突然現れる。そこから小細工を弄しない力が全方位に放たれているんですよ。小網神社にまつわる伝説はググっていただくとして、私の場合はたちこめていた雲が徐々に霞んでいくように、「何に悩んでいたんだっけ」という境地に達するのは、脳の老化のせいだけではないと信じています。
わたくしがフクロウラバーとお見通しで……(自意識過剰)!さすが小網様!と迷わず購入。パワーをモバイル。自宅では目につきやすいカウンターに、外出先ではポーチに付けて。SPUR編集部には御神札を祀っています。
帰路には、美味しい玉ひでの親子丼と、人形焼。途方もない気持ちになったとき、ストレスホルモンが飽和状態になったとき、私は迷わず半蔵門線に乗って小網神社を目指すのです。
【長野・善光寺】毎日持ち歩きたくなる! ぷっくりフォルムが可愛いお守り
日々持ち歩くお守りは、見た目も可愛いとさらにうれしい。そんな人におすすめなのが、長野・善光寺の「ぷくぷく守」。ころんとした丸いフォルムにドット柄と「善」の文字がキュートなデザインは、見る度に気分があがりそう。赤・青・水色・ピンクの4色展開。毎日多くの「福」が訪れるようにとの願いが込められているので、「福」を分かち合いたい大切な人への贈り物としてもおすすめ。なお、善光寺は、2022年6月29日までの期間限定で、 7年に一度の御開帳が開催中。貴重なこの機会にぜひ足を運んでみて。
善光寺
https://www.zenkoji.jp/
TEL. 026-234-359
【埼玉・出雲大社 埼玉分院】縁起のよいだいこくさまを味方につけて、運気を高めよう
埼玉県唯一の出雲大社として大国主大神(だいこくさま)をお祀りしてきたおやしろ。こちらの授与品でおすすめなのが、二合升と三合升の二層の升に入っただいこくさまの木彫り御尊像。升と升で「ますます」、二合と三合で「五合(一升の半分、はんじょう)」という、縁起のよいことばにかけている。日々の神恩感謝を忘れず、願いを託せば、さらなる運気アップをもたらしてくれそう。
出雲大社 埼玉分院
https://izumotaisha-saitama.com/
TEL. 048-463-3720