【ヴァン クリーフ＆アーペル】のジュエリー、「ラッキー スプリング コレクション」｜人生を彩る名品図鑑

2021年に誕生した「ラッキー スプリング」は、メゾンが大切にしてきた2つのテーマ“自然”と“幸運”をひとつに表現したジュエリーコレクション。新たな始まりを象徴する春の訪れを祝福して、メゾンならではのポエティックな世界観とポジティブな人生観を描く。

春の景色を彩るのは、スズランやプラムの花、そして幸せの訪れを象徴するてんとう虫。やわらかなローズゴールドに、ホワイト マザーオブパール、カーネリアン、オニキスといったオーナメンタルストーンを組み合わせ、輝きに満ちた自然を繊細に生き生きと描く。鮮やかなカラーパレットと軽やかなモチーフは、身につける人の日常に、新たな喜びと前向きなエネルギーをもたらす。

自然の生命力からインスピレーションを得てきたヴァン クリーフ&アーペル。創業から1年後の1907年にデイジーのクリップが登場して以降、想像上の花から植物学的なイラスト、野に咲く可憐な草花まで、チャームやブローチ、ウォッチ制作において尽きることのないモチーフの着想源となってきたのが花々の美しさだ。1970年代にはヒッピーの波とフラワーパワーの影響を受け、サン ルイ クリップに象徴されるように、花のシルエットはよりシンプルに、色彩はより鮮やかに変化した。

また、ラッキーモチーフであるてんとう虫も、妖精やクローバーとともにメゾンの庭園を彩る重要な存在。レッドカラーだけでなく、グリーンやブルーといったエナメルによる大胆な色彩と、白く輝くマザーオブパールで艶やかに表現されてきた。静的なフォルムから躍動感ある姿へと進化していき、近年では、2012年の「パレ ド ラ シャンス」や、2018年にジュネーブ ウォッチ グランプリを受賞した時計など、ハイジュエリーから時計制作に至るまで、メゾンの卓越したサヴォアフェールを象徴するモチーフとして輝き続けている。

軽やかで可憐な「ラッキー スプリング」にも、メゾンの他のコレクションと同じく高度な職人技が息づく。宝石の選別から成形、研磨、セッティングにいたるまで、すべての工程が緻密に管理され、素材本来の美しさが最大限に引き出される。

オーナメンタルストーンは、成形してから研磨され真の輝きを放つ。伝統的なロストワックス鋳造技法を用いたモチーフの上にきらめくのは、職人の手によって一粒ずつ加工されたゴールドビーズ。目立たないよう配慮されたプロングを注意深く折り曲げ、ストーンをゴールドの枠に固定する。それぞれのモチーフがどんなときも美しく映えるように、表と裏の両面に同じ装飾を施し、最後に研磨で仕上げることで、メゾンの美学が息づく作品が完成する。

手もとに広がる、幸せを運ぶ春の気配

指と指の間に、花とてんとう虫が楽しげにたたずむデザイン。カーネリアンとマザーオブパールの光沢が視線を集め、手もとに軽やかなリズムを生む。

手首に咲き誇るプラムブロッサム

春の訪れを告げるプラムの花をモチーフにしたブレスレット。ローズゴールドのビーズ装飾が、花びらの立体感と柔らかな輝きを引き立てる。

胸もとに舞う幸運のプラムブロッサム

プラムの花のフォルムを繊細に象ったペンダント。ホワイト マザーオブパールとローズゴールドが、軽やかで上品なデコルテを演出する。

花にてんとう虫が寄り添う愛らしいクリップ

プラムの花とスズランに幸運の象徴であるてんとう虫が寄り添う、愛らしいクリップ。装いのアクセントやカンバセーションピースにも。

自然の物語を紡ぐ5つのモチーフ

プラム ブロッサム、スズラン、そしててんとう虫がリズミカルに連なるブレスレット。5つのモチーフが、手もとに軽やかな華やぎをもたらす。

軽やかに羽を広げるてんとう虫

オープンウィングのてんとう虫が主役のブレスレット。鮮やかな色彩と躍動感のあるフォルムで、あふれる生命力をモダンに表現する。

空へ舞う瞬間を切り取ったペンダント

オープンウィングのてんとう虫が胸もとで輝く。動きのあるデザインで、春の喜びを軽やかに表現。

羽を閉じて佇むラッキーモチーフ

静かに羽を閉じてそっと佇むてんとう虫。繊細で詩的なムードでありながら、ラッキーモチーフとして確かな存在感を放つ。