ハワイ島がコナコーヒーの産地だということは知ってましたが、ハワイ島内のごく限られたエリアで作られたものしか、その呼称が使用不可!←ということを、今回の旅で初めて知りました!! (ハワイ島内のある種類のコーヒーの木から採れるものがコナコーヒーなんだと思ってました。すみません!)。
そのエリアがこちら。ハワイ島西海岸、コナの町を南下すると現れるMamalahoa街道沿い。道路の距離にして約30キロ、その上下幅ほんの3キロの、通称”コーヒーベルト”と呼ばれるエリアで、しかも規定の栽培方法で採取された豆しかコナコーヒーとは名乗れないのです。ひゃ~~!びっくりです!
道の両脇の斜面には、確かによく見るとコーヒーの木がびっしり植えられていて、どうやら圧倒的にコーヒー農園な様子です。ちなみにこの一帯は、標高500メートルほど。眺望抜群です。
となると、いよいよ気になる「どこのコーヒーがおいしいのか問題」。地元の人に聞いたところ、「というわけで、コナコーヒーを栽培しているエリアはとっても狭い地域。どこの豆も味は同じだよ」と、まじですかーー!?な答えが。が、さらにリサーチを進めたところ、別の人からこんな情報が。「コナコーヒーって基本的に酸味が強めの豆。でもこっちの人はみんな酸っぱいコーヒーはあまり好きじゃないんだ。だから深炒りがハワイ島ではポピュラーなんだけど、ハワイ島以外ではコナコーヒーの深炒りはほとんど売ってないね」←なあんですってーーー!!!? じつは流行りのサードウェーブ系コーヒーは酸味が強くて苦手な私。つねづね「コーヒーは深炒りに限る!!酸味が好きじゃない人もじつは多いはず!とくに女性!」と主張しているのですが、そんな私にどんぴしゃり!ではないですかーー!! 「コナコーヒーの農園はファミリー経営の規模が小さいところが多くて、そういう農園の豆はハワイ島でしか手に入らない。せっかくハワイ島まで来て買うんだから、ハワイ島ならではのスモールファームのものがいいと思うよ。KTAのコーヒー売り場に行ってごらん。ものすごい種類のコナコーヒーを売ってるから」← ほんまですかーー!!
たしかにコーヒーベルトを走っていると、こんな感じで、小さなコーヒーファームの看板をちょいちょい目にします。
つまり、ハワイ島では、『ハワイ島でしか手に入らないスモールファームのコナコーヒー豆かつダークローストを買う』のが賢いコナコーヒー豆の買い方ってことか! というわけで駆けつけたKTAのコーヒー売り場。この写真の6倍ほどの面積がコナコーヒー棚!まさに圧巻! そして確かにほとんどのコナコーヒーがダークロースト!ではないですか! ブラボー!!! ハワイ島の人とは気が合うわ~~~!
が、こうなると数がありすぎて吟味のしようがない!もはやジャケ買いだーーーー!! と、パッケージデザインが気に入った豆をKTAほかあちこちで片っ端から爆買いした結果のラインナップがこちら。どの豆も味は同じ、というローカルの方のコメントもありましたが、6種類を飲み比べてみると、やはりそれぞれに違ってました。この中で私が気に入ったのは、The Coffee Shack と KONA SUN COASTの2品。酸味はほとんどなく、深~~くて苦味走ったお味。そしてKAU コーヒーと書かれているのは、コナコーヒーの栽培エリアとは別のカウ地区で栽培されているコーヒー。近年人気上昇中と聞いたので、買ってみました。いちばん右のものは結構酸味系でしたが、左から3番目のものは、苦味系でした。どちらもダークローストなんだけどなあ。コーヒー豆って当たり前だけど奥が深いです。お値段はだいたいどれも1袋20ドル程度。これが相場な様子。これより極端に安いものは、豆の質が劣るかコナコーヒー100%ではなくブレンドになる、とはやはり地元の人の談。
稀代の旅バカ編集者。雑誌『SPUR』元編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と命名、旅する女性を全力で応援中。海外ひとり旅回数450回超えの内訳は、香港200回、台湾60回、タイ60回、シンガポール40回、サンフランシスコ30回、ハワイ30回、中国30回、マレーシア30回、メキシコ20回、ブラジル10回、その他中南米各国合わせて20回、カリブ海諸国30回、中近東各国10回、など。すべてプライベート。座右の銘は、「旅は人生の貯金」「旅は日常の延長、日常もまた旅」。元祖・女子ひとり旅指南本『ひとりっぷ』シリーズ最新刊『昨日も世界の彼方にひとりっぷ8〜まつりっぷ編〜』含む、既刊1~8、スピンオフ『たまには世界のどこかでふたりっぷ』が好評発売中。トークイベントなども含めた旅の最新情報を、Instagram(@hi_trip)で日々発信中。
