セブン-イレブン香港上陸45周年記念の限定デザイン店!
今年2026年は、セブン-イレブンが香港に上陸して45周年なんですね!
というわけで、45周年を記念したレトロデザインのストアが、2026年6月現在、香港内に3か所オープンしています。
そのうちの1店舗、旺角(モンコック)の店舗に行ってきました!
ストアがあるのは、ひとりっPの大好物=角丸ビル(これも、ザ・香港なんですよ〜〜!)の1階!!
店舗前に鍵やさんの屋台ブースがあるのも、ザ・香港的〜〜〜!
テーマはネオン看板!
こちらの店舗は、香港的アイコン=1970〜90年代に香港で流行したネオン看板がテーマになっていて、今では数少なくなってしまったネオン職人のひとり=胡智楷氏によるネオン装飾が施されています。
めちゃめちゃポップ!!
「45周年」「24時間営業」「梗有一間喺左近」(あなたの近くに1軒=香港セブン-イレブンのキャッチフレーズ)などのブランド要素がカラフルにオン! シャレてる!
このストアのすぐ近くにある、香港でおなじみの金魚街をモチーフにしたり、麻雀牌に落とし込んだセブン-イレブンロゴ、香港のストリートスナック型にデザインされた「廿四小時營業」(24時間営業)などなど。
もうもう、楽しすぎる!!!
ちなみに、最初の画像をよーく見てください。なんと、鍵屋さんのためのネオンも!! なんか泣けます〜〜〜!
残念ながら、45周年記念のオリジナルグッズの販売はありません。まあ、小さな店舗なので、置くスペースもないんだろうなあと思われ。でもでも、あったらいいのになーーー! 絶対買いますーー! (45周年記念のニューバランスとのコラボグッズの案内はありましたが←あくまでグッズ。スニーカーではありませんでした)
レトロデザイン店舗は、3店それぞれで、テーマ&デザインが違っているとのこと。
ほかの2店舗=跑馬地(ハッピーバレー)店は、1981年開業の香港1号店を80年代仕様で復刻した「紅屋仔」デザイン。荃灣店は、ミニバスがテーマ。最後の手書き小巴(ミニバス)行先表示板職人・麥錦生氏が手がけた、白地に赤青の手書き文字を使ったミニバス看板デザインがモチーフだそう。むむーー、気になる! 次の香港パトロール時に行ってみたいぞう。
ちなみに、この限定デザイン店舗は、いつまでの展開かは公表されていないそう.
期間限定の可能性もあるのかもしれません。
●セブン-イレブン レトロストア旺角店のGoogleマップはコチラ
香港でおなじみのスーパーマーケット=Wellcome/惠康のレトロストアがオシャレすぎる!
もうひとつ、レトロストアをオープンして話題なのが、香港の街角でかなり見かけるスーパーマーケットチェーン=Wellcome/惠康。
現在、香港内3か所に、レトロストアを展開しています。
ひとりっPが出かけたのは、レトロ1号店=油麻地にある駿發花園店。
外観が想像よりはるかにシャレてるーーーー!!!
レトロ香港なんだけど、どこか南欧ミックス! (ちなみに、ひとりっPはずっと、「香港には南欧みがある」と主張しています)
看板はネオン式!!!
店の外の壁には、香港映画のポスター風あしらいが。よーく見ると、映画『重慶森林』(邦題=恋する惑星)のポスターのパロディになってるーーー!! サイコーか!! これ、売ってほしいーーー! ポストカードでもよいーーー! 熱烈希望ーーー!
テーマは“街市”!
店内に入ると、「おおおーーー! 街市(香港の公設市場)!!?」と思ったら、やはりの、80〜90年代の街市・士多(よろず屋)がテーマとのこと。
看板といい、赤いプラスチック製のライトカバーといい! 懐かしい〜〜〜〜!
ちなみに、今でも街市ではこのプラスチックライト、バリバリデフォルトです! 街市は街ごとにあるので、未体験のかたは、見かけたらぜひ入ってみてください! ザ・香港が詰まってますよ〜〜〜! 大都会香港だけど、やっぱりアジアなんだなあーーと思えるハズ!
天井から下がっているアイテム表示のプレートもレトロ調で、ツボすぎる〜〜〜!
床も、ひとりっPの大好物=ザ・香港スタイルのタイル床、をモチーフにしたビニールシート床です。
このタイル床は、香港の古い商店や茶餐廳の床によく使われています。
いや、本物のタイルをスーパー全体の床に敷くのは大変ですもんね。施工も管理も。モーマンタイ、モーマンタイ!
店内にはあちこちに懐かし風味のプロップが。ついつい本物の商品かと思って触ってみたら、「あら」←が何回かありました。ハハハ。
なんかガチャがあるぞ!?? と思ったら、香港の超有名調味料ブランド『李錦記』のミニチュアマグネットのガチャ!!
なにーーーー!!!??? いくら!?? と前のめりに説明を読んだら、李錦記の商品を80HKD(香港ドル)=約1680円以上買うともらえるトークンでトライできるという仕組みでした。がっくり。そんなには買わないわ〜〜、というわけで、断念。
何かこのストア限定の買えるグッズはないのか〜〜〜!??? と探したら、ありました!!
惠康とWELLCOMEのロゴ入り復古調エコバッグ!! めっちゃかわいい〜〜! と購入即決!
こちらはじつは、100HKD以上買い物をすれば、28HKDで購入できるのですが、この日のひとりっP、どんなにがんばってもそんなに買うものがなく。まいっか、と定価(?)の68HKD(約1450円)にて購入しました。レジのスタッフさんには2回も、「100HKD以上買い物すれば28HKDよ!? いいの!???」と聞かれましたが。確かに、バッグなしの物品のお会計は30HKD。バッグ代合わせて98HKD。100HKDの物品と28HKDのバッグなら合計128HKD。逆を言えば、あと30HKD出せば、70HKD分の物品が手に入るってこと。確かに、かなりアホかも、とは思いましたが、いらないものを買ってもなあ、と珍しく自分を戒めました。ハハハ。
ちなみに、こちらのバッグ、かなり大きめで、たっっぷり入ります! もちろん肩掛けもOK! 大活躍中です!
そして、惠康は創業は1945年だったんですね! 昨年(2025年)に80周年だったのか!!
ちなみに、2026年6月時点で、復刻調ストアはほかに2店舗を展開中。こちらもやはり店舗ごとにコンセプトが違っていて、ケネディタウン域多利道店は90年代の電車(トラム)の思い出がテーマ。ケネディタウンはトラムの始発終点地だからですね。トラムの車両基地もあります。もうひとつは、旺角・星際城市商場店。街頭の大排檔(屋台)と茶餐廳文化がテーマだそう。むむ〜〜〜! これも次回のパトロール時に行かねばーーー!!!
● Wellcome/惠康スーパー(駿發花園店)のGoogleマップはコチラ
レトロ香港ムーブメントの背景にあるのは、単なる懐古調人気ではありません
じつは、このセブンイレブンとウエルカムスーパーのレトロ展開、香港レトロムーブメントのなかの、ひとつの側面なんですよ。
ブームは多重レイヤーで、ざっくりいうと、以下の3つでしょうか。
①:茶餐廳見直しムーブメントに代表される、「ザ・香港的なもの=香港的アイコン」への再評価。ほんと最近の香港では、新興チェーン、リノベオシャレ系などの茶餐廳がめちゃめちゃ増殖中! ネオン看板の再評価もこのカテゴリーですね。
②:①と同じムーブメントの延長として、香港の老舗ブランドやメーカーの、復刻調ポップアップストアの展開や周年グッズの制作などの動きが、かなーり活発になっています。
③:香港映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』や『燈火(ネオン)は消えず』などの映画が、ブームをさらに&イッキに盛り上げました!(※観ていないかた、ぜひ!)
今回ご紹介したセブン-イレブンやWellcomeの懐古調ストアは、①&②の両方の要素が入っているかと。
ただ、香港のレトロブームには、郷愁的なものだけではなく、ちょっと切ない部分があるんですよね。
「急速に失われているもののなかには、永遠に戻らないものも多い」ということと表裏一体になっているなあと。
単なる懐古調が人気ということではなく、そこには、香港人の「物理的に消えゆくもの」と、「人々がそれを引き止めようとしても、どうしようもない」という「永遠に失われつつある“ザ・香港”への刹那感」が込められていると思っています。自分自身がそうだからというのもありますが、、、
とくに最近は、いろいろなものが消えていく速度が加速していて、ひとりっPも泣けてしまうくらい。一方で、香港人自身の香港的文化を大事にしようという意識の盛り上がりもあり、そちらの動向も随時チェック中です。
ネオン看板の再評価や茶餐廳見直しムーブメントのように、10年前ならスルーされていた「ザ・香港」にスポットが当たっているのは、香港推し活25年以上のひとりっPとしては、うれしい限りですよ!
「今の香港が、いちばん古い」(ひとりっP‘s香港旅の格言より)
「香港は、1か月に1度行かないと、街のアップデートが追いつかない」と25年以上豪語しているひとりっPですが、ほんと最近の香港は、「失われるレトロ」&「再生レトロ」の両面チェックのために頻繁に行かなくては!と決意を新たにしています。
そして、いったいなにが「ザ・香港=香港的アイコン」なの?? というかたには、『ひとりっぷ6〜香港の推し111編〜』(集英社刊)をぜひ手に取っていただければと。ひとりっPがたまらなく大好きな111の「ザ・特濃香港」を、これでもか!とご紹介しています。
というわけで、みなさまも、ぜひぜひ、“今がいちばん古い香港”を体験しに、Have a nice 香港ひとりっぷ!!