性にまつわる悩みの中でも、昨今話題になる機会が多い“セックスレス※1“。まだまだ相談しにくいし、近しい友にやっとの思いで話すのが精一杯。どう乗り越えたらいいのかわからないという声が多いよう。日本では増加傾向にある“セックスレス”について、アンケートを実施。寄せられた1,614人のリアルな声や数値などの結果発表を第1弾、第2弾に分けてお届けする。
1. セックスレス状態の人は過半数の800人以上! きっかけは、ライフステージの変化
まず始めに、現在パートナーとセックスがあるかどうかたずねたところ、1,614人中〈ある〉と答えたのが602人、〈ない〉と答えた、いわゆるセックスレスの人は、844人という結果に(それ以外は〈答えたくない〉を選んだ方々)。さらに、セックスレス経験者の大多数が、そのきっかけをはっきり〈ある〉と認識していた。
2. 意外と多い、“仲良しだけどレス”
多忙であることや、タイミングが合わないという外的要因に加えて、妊娠・出産・育児などライフステージの変化に伴う相手への気持ちの変化がセックスレスに影響していることがわかった。それでは、セックスがある人、ない人でパートナーとの関係性に違いはあるのだろうか? 調査すると気になる結果が見えてきた。
3. 「セックスがなくても満足」について、年代別満足度調査
次に、セックスがない人の満足度を見ると、どうやら必ずしも「セックスレス=不満」というわけではないようだ。40代後半からはレスの現状に満足している人数が加速傾向に。
4. 必ずしも「レス=不満」ではない? 年代に応じて変化する感じ方
〈解消したい〉は20代に多く、35歳以降は〈レスのままで良い〉が増加【体験談あり】
セックスレスであると答えた人は、その現状をどう思っているのか? 年代によって、異なる回答が集まるという興味深い結果に。
レスを不満に感じる人は、書籍や動画でのセルフプレジャーを楽しむ割合が多い
セックスレスの現状に不満を抱えながらもうまく解消できない場合、その性的欲求をどのように満たしているのだろう?
一口に“セックスレス”と言っても、その裏側には、さまざまな想いや悩み、考え方があることがわかった今回のアンケート調査。みなさんのリアルな実情を知ることで、「自分だけじゃないんだ」と感じた人も多いのでは? 話題になるときには問題視されがちな“セックスレス”だけれど、大切なのは、一人ひとりが性に対して健康で心地よい状態にあること。必ずにも問題ではないということが結果にも。続く第2弾では、セックスレス解消法やパートナーとの会話や関係性などのアンケートの結果発表へ。
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