【セックスレス】解消のために取り組んだことは? 1,614人から集まったアンケート結果や体験談を発表!【セックスレスを調べてみたら】#2

まだまだ話しにくい、けれど悩みを抱えている人が多い“セックスレス”。そのリアルを知り、共有するため“セックスレス”についてアンケートを実施。第1弾の記事では、アンケート結果から見えてきたセックスレスのきっかけやカップルの関係性、さらにはレス状態への満足度についてレポートした。第2弾となる本記事では、レス解消のため取り組んだこと、会話の仕方など、みなさんから集まった様々な事例をエピソードとともにお届けする。

1.セックスレスを解消したいか、したくないかは人それぞれ

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セックスレスが一概に問題とは言えないように、レスを解消したいか、したくないかも人それぞれ。一度自分の気持ちと向き合い、この状況をどうしたいのかを考えてみて、セックスレスに不満や不安があるのなら、なんとかしたいもの。

「レスを解消したい」と思っている方が気になるのは、解消のためにどんなことをするのか、どうパートナーと会話したのか、という点では? そこで、アンケートに寄せられた「解消に向けてしたこと」「パートナーとの会話の仕方」などの体験談を紹介する。

2. レス解消のためにしたことは? 積極的なアクションやパートナーとの対話が重要に

解消に向けて、スキンシップや新鮮な雰囲気づくり、正直な話し合いなどに取り組む声多数【体験談あり】

〈セックスレスを解消しようとした〉と回答した人に、どんなことをしたのかたずねたところ、こんな解消法が。レス解消には、自分だけでなく、パートナーの対応の仕方や前向きな姿勢も大切だということがわかってきた。

▼回答者の声


「ボディタッチを増やす、寄り添って寝る、自分から誘う、泊まり旅行を増やす、話し合いをする、産婦人科の夫婦相談(妊活)を利用する」あずさ:35〜39歳

「一時期どうしてもセックスをしたいという気持ちになれなかった時期がありましたが、夫(当時は彼氏)が、『その気になるまで待つよ』というスタンスで、スキンシップを絶やさなかったので、少しずつ気持ちが変わっていき、レスを解消することができた」なな:35〜39歳

「産後はしばらく考えられず拒み続けていたが、子どもの夜泣き対応を頻繁に変わってもらえるようになり、応えてもいいという気持ちになっていった」ほたる:30〜34歳

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「自分にとってスキンシップが重要であるという話し合い、挿入以外のスキンシップの提案、ベビーシッターを使って2人でデート、旅行に行くなど」いろは:30〜34歳

「話し合い、一緒に大人のおもちゃ屋さんに行ったり、月に一回ラブホテルに行くことを決めた」じゅな:35〜39歳

「ラブグッズやラブホテルの利用、下着の雰囲気を変える」さおさ:25〜29歳

「ベッドルームの照明や寝具を工夫して雰囲気づくりをがんばりました」くまこ:35〜39歳

「向き合った。なぜないのか、したくないのであればその理由を考え、なるべく冷静に解決に向けて話し合った」U:30〜34歳

「お互いの性について話そうとしたが、パートナーが『性=恥ずかしいこと』という意識が強く、話にもならなかった」キツツキ:35〜39歳

「一度自分が断ったときのことを話した」雨天割引:30〜34歳

レスの人も、約半数は自分からセックスに誘った経験あり

セックスをしたいという気持ちを、実際どのくらいの人が自分から伝えているのかも気になるところ。

【自分からセックスに誘うか】

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「自分からセックスに誘うか」集計対象:25歳〜44歳 調査期間:2024年4月5日〜20日

パートナーとセックスがある人たちの回答では、25歳〜44歳の74%が「自分から誘う」と回答。積極的にコミュニケーションをとっていることがわかる。一方セックスレスの方は約半数が「自分から誘う」と回答。勇気を出して気持ちを伝えても、相手が応えてくれないといったことがあるのだろうと推察できる。

3. パートナーとレスについてどう話す? 皆に聞いた、タイミングや話題の出し方

リラックスタイムに話題に上げて、コミュニケーションを増やす傾向が【体験談あり】

年代に関わらず、全体の47%と多くの人がセックスレスについてパートナーと話し合ったことが〈ある〉と答えている。どんなシーンでどのように話したのかも聞いてみた。

▼回答者の声

「一緒に寝ている時に、最近頻度が少なくて寂しいことを伝えた」たいさ:30〜34歳

「子どもが寝た後に少し話し合い。メインは顔を合わせず、LINEで」あかねこ:40〜44歳

「喧嘩になった時に話し合い、気持ちの行き違いがあることにお互い気がついた」ねね:35〜39歳

「パートナーからセックスを拒まれたときに、何ヶ月もしてないことを不満に思っていることを告げた」リリー:25〜29歳

「お酒をお互いよく飲むのでその中で。彼も気にはしているようだった」むらさき:30〜34歳

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「夕飯の後などにそれとなく話題に出した」やま:40〜44歳

「テレビでそうした話題があがったときに、『私達もしばらくしてないね』と話をふってみた」夫大好き:40〜44歳

「寝る前に。お互い体力がなくなってきたからセックスレスでもいいよねと2人で同意した」マロン:35〜39歳

相談相手には「距離の近い友人」が圧倒的多数

パートナーと直接相談するのは難しい、という場合は周囲の人に相談してみるのも一案。「デリケートな話題だから、話しづらい……」と思うかもしれないけれど、実は多くの人が友人に相談していた。

【レスについて、パートナー以外の相談相手】 

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「レスについて、パートナー以外の相談相手」集計対象:25歳〜44歳 調査期間:2024年4月5日〜20日

圧倒的に多かった相談相手は「距離の近い友人」で、次いで「適度に距離感のある知人」「家族や親戚」という結果に。職場の同僚や、先輩・後輩を頼る人もいる模様。
現在つらさを抱えていて、信頼できる人が近くにない場合は、こうした悩みを受け入れている婦人科医や専門機関もあるので、相談してみるのもいいかもしれない。

4. パートナーとの関係継続にセックスは大切、と考える人が大多数

セックスレスについて、みなさんの現状やアンケートに寄せられたリアルな声に耳を傾けると、「レスでもパートナーと仲良し」「レスであることに満足している」という声も多々。そこで最後は、 「セックスはパートナーとの関係維持に大切だと思うか」について聞いてみた。

【セックスはパートナーとの関係維持に大切だと思うか】

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「セックスはパートナーとの関係維持に大切だと思うか」集計対象:25歳〜44歳 調査期間:2024年4月5日〜20日

レスであるかどうか、また年代に関わらず、回答は、「思う」「やや思う」が大多数という結果に。セックスはパートナーとの関係維持のために大切だと思う方が多いからこそ、レスを不安に感じたり、深刻に悩んだりする人が少なくないのかもしれない。

“セックスレス”に関するアンケート調査結果の第1弾、第2弾を通して、“セックスレス”という状況への思いや受け止め方、そして悩みはさまざまということが見えてきた。そして、日本では右肩あがりで“セックスレス”の数が増えている状況。

そこで大切なのは、「“セックスレス”か、どうか」ではなく、「一人ひとりが性に対して健康で、心地よい状態にあるか」ということ。「自分は性に対してどうしたいのか」を見つけることが重要なのだ。次回は専門家を迎え、自分の性への向き合い方について考えるために、ライフステージによる性欲変化や“セックスレス”になりやすい環境など、多面的に解説いただく。相手との関係やコミュニケーションを悩む前に、まずは自分を見つめ直すところから始めたい。

第1弾はこちらから>>

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