誰ともかぶらない、私だけのこだわりの香りを探したい。それなら、調香師やクリエイターでフレグランスを選んでみては？ 独創的なアーティスト系、花を愛するエレガント系、エッジの効いたモード系…。個性に共鳴したら、そのメゾンや調香師の作品を深掘りして沼にハマるのも楽しい。ジェンダーフリーなウッディやスパイシー、透明感と清潔感で背筋が伸びるアクア、周りの人まで幸福にするフローラルなどを、シーンや気分に合わせて使い分けて、香りでドレスアップするホリデーを。
スパイシーで刺激的なウッディの心地よい軽さ
太古の時代から生命の木と呼ばれ、古くは治療薬としても使用されていたツーヤという希少な針葉樹のエッセンスと、ピンクペッパーの実やシダーウッドのスパイシーな要素が融合。深く落ち着いたダークなムードの中に、フレッシュな軽さも感じられる、刺激的でジェンダーレスなトム フォード ビューティならではのウッディ。力強さと温かさと高揚感が調和する香りをギフトに選べば、センスがいいと誉められそう。
トム フォード ビューティ
0570-003-770
香りのオブジェを携帯する、ラグジュアリーな新習慣
“目に見えないジュエリー”と評される、エレガンスを極めたカルティエのフレグランス。レ ズール ドゥ パルファンは、専属調香師マチルド・ローランが、人生の最も美しい瞬間にオマージュを捧げたコレクション。フレッシュで華やかなムードを楽しむなら、ピオニーやライチ、ローズがみずみずしいハーモニーを奏でるルール ディアファンを。20世紀初頭のカルティエのヴァニティケースにインスパイアされた、オブジェのようなケースにリフィルを入れて、好きな香りを持ち歩いて。
カルティエ カスタマー サービスセンター
https://www.cartier.jp/
0120-301-757
今のフィーリングで選ぶ、洗練された８種の香り
主張が強すぎないのにくっきりと印象を残す、メゾン フランシス クルジャン。ホリデーを彩るのは、人気の香りのミニスプレー8種をセットしたスペシャルなアソート。グラース産とブルガリア産、２種類のバラを贅沢に使ったア ラ ローズや、ウッディ アンバリー フローラルの濃密なバカラ ルージュ 540のほか、ホワイトフラワーとムスクが都会的なアコードを奏でる秋の新作、724も。友達とシェアしても楽しい。
ブルーベル・ジャパン
www.latelierdesparfums.jp
0120-005-130
親密で情熱的な、きらめく愛の物語
今から約200年前、ドルセー伯爵が、恋人と同じ香りを身にまとうために香水を作ったのがメゾンの始まり。2015年にアメリー・フインがその物語を継承し、インディペンデントに活躍する調香師をパートナーに香りを再構築。新しい感性で生まれ変わった香りは性別にとらわれず、自由でニュートラル。それぞれのフレグランスには非公開の人物のイニシアルと、意味深なフレーズが記されている。中でもブランドのアイコン的な香りがアン-ソフィ・ビハーゲルが調香した最高の自分 M.A. 。アルデヒドのトップ、ウッディの抱擁、アイリスの優しさが溶け合う、輝きと幸福感に満ちた香り。
ドルセージャパン
https://dorsay.jp
03-6804-6017
エキゾティックなウードを、クリーンに、のびやかに
アーティスト、弦楽制作家、デザイナーなどいくつもの顔を持つ調香師、ジュリアン・ベデルが、詩やタンゴの世界を植物の香りで表現したい、と立ち上げたフエギア 1833。入手可能な最上級の原材料のみで創られ、同じ香料でも年度によって個性が異なる唯一無二の香りがファンを魅了する。限定発売のウードコレクションは、エキゾティックで神秘的な全9種。個性が強いウードの中から、ビギナーフレンドリーな、クリーンでのびやかな大地を思わせるOud Andesをプッシュ。
FUEGUIA 1833 Roppongi
https://fueguia.jp/
03-3402-1833
