今だからこそ、彼、彼女に贈りたい。ビューティ・プロフェッショナルや、気鋭のクリエイターの冴えわたる審美眼をもとに選び抜かれた美のギフトを徹底レポート！
SUTOME APOTHECARY のリチュアルスプレー〈AUTUMN〉
もてスリムさん（キュレーター、文筆家）
季節ならではの詩的な名前のルームフレグランス。「贈り物をするなら、楽しくその名前の意味を考えられるほうがいいですよね。他にも〈ESSAY〉に〈DIALOGUE〉、さらには〈BARUCH SPINOZA〉なんて哲学者の名前を冠した珍しいものも。選ぶときも心躍ります。個性的な友人には少しクセのある香りを」。
遊活館のアクアリウム型加湿器
中里周子さん（TVディレクター兼デザイナー）
「私のクリエーションの理解者であり、ちょっと変わり者の姉と姪に。私自身もひと目惚れで即購入。キッチュな水槽のオブジェに加湿器の機能がドッキングされています。この何ともいえない愛らしいルックスがお気に入り。姪には不思議なものに囲まれながら美意識を育んでほしい！」。水槽を照らすLEDライトつき。部屋を彩るインテリアとしても。
MIRKO BUFFINI FIRENZE のMOXI
はらだ有彩さん（テキストレーター）
「肌の上で温まると、日本酒を彷彿とさせるトップノートがまるで熱燗のように香り立つフレグランス。『酔っぱらったから迎えに来て』と突然言われても、笑って迎えにいってしまうくらい好きなあの人へ。肩を貸したときに蓮とローズがやわらかく香ります」。性の垣根を越えてまとえる色香と繊細さが共存する。
キリアンのル ルージュ パルファム
長田杏奈さん（ビューティライター）
「優等生タイプの友人に。『デビル ルージュ』と銘打った挑発的なダークレッドの唇から漂う、ネロリやバニラの甘美な香気。キリアンの、香りを可視化することをテーマにしたルージュです。色も香りも主役級の強気なルージュをまとって、たまには羽目をはずして悪い女になってね、とそそのかしたい」。サテンとマット、２種類のテクスチャーが揃う。
CLAYDのウィークブック
関根祥子さん（ネイリスト）
「常にパソコンと向き合い、ブルーライトにさらされるデザイナーの友人。クレイの入浴剤を入れたお湯につかって、癒やされてほしい。ミネラル成分が老廃物を流してくれます。日々の疲れを取り除いてくれますように」。入浴剤がフォトブックとセットに。素材の生産地の雄大な景色を収めた写真も楽しめる。
B.Aのアイゾーンクリーム
椎名美月さん（モデル）
「母の年齢になると気になってくるのが目尻のシワ、たるみ。アイケアって後回しにしてしまいがちなアイテムだと思うので、私も愛用しているアイクリームを贈りたいです。濃密なテクスチャーがまぶたに密着し、パックをつけているかのよう。ウッディな香りも心地よいです」。エイジングの原因である眼輪筋にアプローチし、ハリのある目もとに。
サンタ・マリア・ノヴェッラのレモンハンドクリーム
畑田 萌さん（kulta美容師）
フレッシュなレモンの香り。肌を保湿し、柔軟性を与えてくれる。「水仕事が多い飲食店で働く友人へ。香りがとにかくよく、保湿力も抜群に高いハンドクリームです。パッケージも見せびらかしたくなるような可愛さ。自分用として買うには贅沢なお値段だと思うので、ギフトとして贈りたいです」。
パルファム ジバンシイのミスター・ブロウ・フィクサー
小嶋克佳さん（ヘアメイクアップアーティスト）
「仕事柄、女友達からメイクの悩みを相談されることがあります。特に眉については流行や似合う形を聞かれるので、このアイブロウフィクサーをプレゼントしたい。ヘアジェルのように固まるので、眉毛が硬い人でも自由自在に形をつくることができます」。とかすだけで美しい眉の形をキープしてくれる。
