【NARS】けた外れの透明感、光の反射。「リフ粉」シリーズの下地がべらぼうに優秀だ

透明感、だけで出来ている。ベスコス本命のプライマー！

常に大ベストセラーの座に輝き続ける純白の粉は、撮影現場の「レフ板」そのもの。肌にあたる光を華麗に反射させて顔を明るく演出するだけでなく、メイクアップをロックして、美しさを持続する。ファンデーションが付かなくなる！ と、マスク生活でもその実力を証明しましたよね。そんな「リフ粉」シリーズから、初のトーンアップタイプの下地が誕生しました。

結論から言って、凄まじく良い。透明感優勝打線のとんでもない一番バッターの登場です。肌にのせた瞬間の「ん？私には白すぎる？」の一抹の不安は、伸び広げてあっという間に解消。光沢パールとゴールドパールの2種のパールを配合した独自の「ブライトニングパール」が光をやさしく拡散させて、肌をトーンアップしてくれます。

色でくすみを飛ばすのではなく、パールの透明感で明るい素肌美に「なりすます」感覚。白浮きが大の苦手なナチュラル派にも自信をもっておすすめできます。

守備範囲の広さも魅力。肌のトーンに関係なく透明感を底上げするので、「手持ちのベースメイク」に差し込めるのも高ポイント。というわけで、属性を問わない「美肌差し入れ」ギフトにも喜ばれるはず。

「2024年下半期のベストコスメ」の取材ノートに、大文字ですでに書き込んでいます！

透明感の仕上げには限定マーブルを。ロマンティックな夕暮れカラー

インスピレーションとなった「リフ粉」に、また限定色がお目見えです。一瞬でカウンターから姿を消したという伝説のマーブルシリーズから、ラベンダー色が限定発売。ご覧ください、まるで印象派。

クロード・モネの睡蓮の池かしら。藤色にたゆたうマーブルを大きなブラシでワンストロークすれば、光を上品に拡散するソフトフォーカス効果とともに、クールな透明感が、思うままに。

先日、出張でヴェネツィアに赴いたのですが、日没前のマジックアワーの空と海の情景を思い出しました。そういえばフランソワにもこんな言葉がありました。「マジックアワーと呼ばれる時間が、完璧な光だと思う。タヒチに滞在するときは、毎回違うマジックアワーの光を見逃さないようにしているんだ」。

来たる争奪戦、負けるわけにはいきません。

「ライトリフレクティング」黄金バッテリーと名付けたい。

あのスポットライトリキッドに、アジア限定の追加色

メイクアップ×スキンケアのハイブリッド処方。自在に光を反射させて白浮きを防ぐ、人気のリキッドファンデーションに、新色が加わりました。

私が気に入っているのは「GION」。祇園、そう京都の花街を冠した新色は、ほのかにピーチを帯びた明るいシェード。同シリーズはライト、ミディアムとシェード毎に０から６までの色指標で刻まれているのですが、「GION」は「ライト1.75」という微妙な中間シェードなのです。「ライト1.5」の「YULONG」と、「ライト２」の「MONT BLANC」の間を攻めてきたというわけですね。白浮き知らずでキメを整えながら、肌ノイズをオフする仕上がり、クセになっています。

孤高の光。拡充を続ける「ライトリフレクティング」ファミリーの、今後の展開も楽しみです。まずは、光のプライマー×ラベンダーリフ粉のサンドイッチ作戦で、未だかつてない透明感を、味わってみませんか？