高知の里山発チョコレートで秋を感じて #深夜のこっそり話 #1463

嬉しいことに、ここ10年ほど我が地元・高知県への移住者が右肩上がりで増え続けているようです(昨年はパンデミックの影響もあり微減したようですが)。Instagramなどで地元情報を日々チェックしていますが、県外からの移住者が増加するのに伴い、気になるお店も増え続けています。

今回ご紹介するチョコレート工房、ポワリエ・ショコラもそのひとつ。高知に暮らす母親から教えてもらって以来、何度かお取り寄せしています。

このチョコレート工房があるのは、高知県の南西部にある佐川町というところ。佐川町と聞いて思い出すのは、20年以上前に「佐川ナウマンカルスト」で行われたマリ出身のシンガー、サリフ・ケイタの野外ライブのこと。その時に見た石灰岩で覆われた高原や田園が広がる風景は、子どもの時のことながら、今も鮮明に記憶に残っています。

店舗は持たず、オンラインのみでの販売です。オンラインショップには、板チョコ、ボンボンショコラ、パルフェ、パウンドケーキなどチョコレートを使ったスイーツが並び、さんざん迷った挙句、今回購入したのがこちらの3品。

マンディアン "ロートンヌ"(l'automne)。12枚入り ¥1,500

イチ推しは、秋の素材を使ったマンディアン“ロートンヌ”。キャラメルチョコにピーナッツと唐辛子とマリーゴールド、ミルクチョコに栗とケシとかぼちゃの種、ビターチョコにキウイフルーツとレモンとマロウの花びらなど、コンビネーションが見て楽しい、食べておいしいマンディアンのセットです。一枚ごとに全く異なる6種類の風味が楽しめ、「そんな組み合わせもあるのね!」とチョコレートの魅力を再発見できるのです。

高知や四国のハーブやフルーツなど、こだわりの素材が使われていて、口に入れると田園風景が広がる佐川町へ脳内トリップ。子供が寝たあとに、ちびちび食べる時間が最近の私の癒し。見た目がかわいいのでギフトにもおすすめです!

ケーク・オ・アグリュム・ショコラ(柑橘のホワイトチョコレートケーキ) 1,800円

こちらは現在ソールドアウトしていますが、ホワイトチョコがコーティングされた柑橘のパウンドケーキ。中には5種類の柑橘のピールがたっぷり詰まっています。口に入れると、高知の食卓に欠かせない柚子や文旦の風味がいっぱいに広がり、「ああ、高知の味だ!」と懐かしさが込み上げてきます。柑橘の爽やかな酸っぱさとホワイトチョコの濃厚な甘みが絶妙なコンビネーションで、飽きが来ず、ずっと食べていられる! 

グラノーラ ビターチョコレート ¥700

ビターチョコレートのグラノーラは、甘くないのが私的に高ポイント。オートミールにしっかりチョコがコーティングされていて、グラノーラというよりチョコレートが主役! ヘーゼルナッツ、パンプキンシード、アーモンドがアクセントになっています。少量でもチョコレートを堪能でき、満足感があるので、小皿に入れて仕事のお供にしてもよし。ほろ苦さで頭がシャキッとします。

Instagramで告知後にすぐに完売してしまうこともあるので、これは!と思うものがあれば、すかさずオーダーされることをおすすめします。秋の夜長のおやつに、高知の自然を感じるチョコレートはいかがですか?

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エディターYOKOYAMA

カルチャー、SNS担当。今昔を問わず映画が好きで、休みの日はたいてい映画館にいます。ひとりっぷ®ビギナーです。

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