レイヤード好きにはたまらない【STEFAN COOKE】のニット #深夜のこっそり話 #1681

冬が大の苦手です。室外はもちろん、暖房がついた室内でもお構いなしに、末端冷え性の私の手足は氷漬けされているかのごとく常時カチンコチン。こんな時季におしゃれなんて言ってられん……とおしゃれへのズボラを発揮しがちだった冬ですが、寒さを我慢してでも着たい! 見せたい!と思わせてくれるニットを購入しました。レイヤード好きには刺さらないはずがない【STEFAN COOKE(ステファン クック)】のニットです。

ステファン クックのニット_1
コレクションで、グレーに色や柄のアイテムを合わせているルック写真を見つけるとシンパシーを感じます。

今やブランドのシグネチャーアイテムとなった、菱形状にスラッシュの入ったニット。ランウェイのルックでは素肌に着用している率が高いのですが、そうもいかないのでちゃんとインナーをイン。ニットのグレーがスラッシュからのぞくインナーの色や柄を引き立たせつつも、ニット自体の存在感も健在という、持ちつ持たれつな関係がもはや愛おしい……。

ステファン クックのニット_2
ウール100%。肘部分にもスラッシュが入っています。

ただ、こんなにも穴が空いていれば保温性には乏しいわけです。それでもコートのフロントは開け放っておきたいという、私のおしゃれ根性を引き出してくれます。これを手にして、寒さを耐え忍びながらもスカートを短く短く折り、生脚を堂々披露していた学生時代を思い出しました。(スカートが短い下級生は上級生から目を付けられるみたいな暗黙の制度、あれは一体何だったのでしょう)あの頃ほどの大胆さを取り戻せる自信はないけれど、〇〇を身につけたいから〇〇なことを我慢するという、アイテム先行型の考え方もたまにはできたらなと思っています。

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エディターTAJIKA

新米エディター。危険ギリギリのラインを攻めた海外一人旅が好き。最近はスパイス料理に沼ってしまい、口内に刺激を求める日々です。

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