ここ10年近く、ずっと悩まされているのがアレルギー性鼻炎。昔から鼻が弱い方だったのですが、長男の妊娠中に症状が悪化し、産後もいっこうに改善されないまま今に至ります。最初は花粉症と勘違いしていたのですが、私の場合は季節を問わず頻繁に起こる、かなり厄介なタイプ。ある朝起きたら、くしゃみも鼻水も止まらない、まるで壊れたレディオ＆蛇口状態になる日が月に何度かあります。同時に鼻づまりもひどくなり、集中力が著しく低下。その日はとにかくずっとつらいのですが、少しでも呼吸をラクにするために、お守り代わりに持ち歩いているものがあります。
呼吸のことを考えて開発された、自然由来のバーム
THE BODY SHOP（ザボディショップ）のウェルネス カームバーム。パッケージに「BREATHE」と書かれている通り、呼吸のことを考えて開発された自然由来の保湿バームです。蓋を開けた瞬間にスッと鼻腔に入ってくるのは、ユーカリとローズマリーのフレッシュな香り。メンソレータムのような爽快感がありながら、フルーティな甘さも感じられます。鼻の奥がむず痒いとき、このにおいを嗅ぐだけで自然と呼吸が深まるんですよ。デスクワーク中に呼吸が浅いなと感じたら、鼻の下にこのバームをつけて深呼吸するようにしています。もちろんそれで鼻づまりがなくなるわけではないですが、気持ちがすっきりすることは確かです。
なめらかなテクスチャーが、荒れがちな部分に密着
主な原料に、植物オイルのオリーブやシアバターを配合。硬めのテクスチャーですが、指で取ると体温でとろけてなめらかに。鼻をかみすぎて鼻の下がヒリヒリするときに塗ると、バームが肌に密着し、守られている感覚になります。しかも99%以上自然由来成分で、荒れがちな部分にも安心して使えるのがうれしい。手のひらサイズのコンパクトさも魅力で、いつもポーチに忍ばせています。
ブランドの全製品でヴィーガン認証を取得
アイテム自体も素晴らしいのですが、特筆すべきはザボディショップの全製品において、動物由来のものを使わないことを保証するヴィーガン認証を取得していること。これはグローバルビューティブランドとしては史上初の快挙だそうです。1976年の創業当初から動物実験に反対の声をあげてきたザボディショップは、ビューティブランドであると同時にアクティビストでもあります。動物実験反対運動以外にも、公正で美しい世界を目指してコミュニティフェアトレードを長年続けていたり、ルッキズムに異を唱えたり、最近では若者の政治参画を支援したり、社会課題にも積極的に取り組む姿勢にブランドの気概を感じます。
商品を買うという行為は、それを製造販売するブランドに一票を投じるということ。商品そのものの魅力もさることながら、ブランドの信念に賛同できるかどうかも、責任ある消費者としてものを選ぶ上では大切なポイントですね。
生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。
