メーガン妃、「中世のショーみたい」と故エリザベス女王のお辞儀を真似る場面も。ヘンリー王子とのドキュメンタリー番組に「英国の文化を侮辱している」と批判が殺到

ヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)がNetflixとタッグを組んで製作したドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』の第2部が配信され、英王室を真っ向から批判するふたりの発言が大きな注目を集めている。

2020年3月に王室を離脱したヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)が、自身のドキュメンタリー番組を通して英王室を厳しく批判。その内容に注目が集まっている。

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2022年12月15日(現地時間)、ヘンリー王子とメーガン妃がNetflixとタッグを組んで製作したドキュメンタリー番組『ハリー&メーガン』第2部の配信がスタート。新たに公開された4話〜6話は、王室離脱時の“真実”を語るという内容になっており、番組内で二人は当時のエピソードを紹介しながら、一貫して王室を批判している。

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まずヘンリー王子が主張しているのは、ふたりの王室離脱を話し合うための会合からメーガン妃が故意に排除されたというもの。2020年1月13日(現地時間)に行われた会合は、ヘンリー王子の呼びかけで実現したそうだが、「会合を開いて家族で話し合いたい」という王子の要望は、実は一度拒否されていたんだとか。

当時、ヘンリー王子とメーガン妃の息子アーチー(3)はふたりが直前まで滞在していたカナダに残っており、妃はなるべく早くカナダに帰る必要があったそう。王子は、王室がその事情を分かって会合を故意に先延ばしにしたとして、「メーガンがいないように計画されたことは明らか」だと王室のやり方を批判した。

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また、王子はメーガン妃が不在で行われた会合の内容についても言及。ヘンリー王子ははじめ、会合を「将来の設計図を構築」するための話し合いだと思っていたそうだが、実際にはロイヤルファミリーの一方的な主張を聞かされる場だったんだとか。

ヘンリー王子は「兄は僕を怒鳴りつけ、父は事実と異なることを言い、祖母がその全てを静かに座って受け入れていた」と語り、「とても恐ろしい光景だった」と当時を振り返った。

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会合が王室側の一方的な主張で終了したことについて、ヘンリー王子は「王室は自分たち自身に問題があると信じたくなかった」からだと主張。続けて「彼らは問題を抱えているのは僕たち(ヘンリー王子とメーガン妃)の方だと思いたかった。自分たちの見たい真実を見たんだ」と激しい表現で王室を痛烈に批判した。

続けて、会合の場で兄であるウィリアム王子(40)が激昂したことについて触れ、「最も悲しいのは、僕と兄の関係に溝ができ、兄が王室側についたこと」だとヘンリー王子。しかし、ウィリアム王子の高圧的な態度は「王室の存続が自分の責任だという考えが兄の中に染み付いている」ためであると語り、王室側についたのはウィリアム王子が幼い頃から長男として王室の厳しいしきたりの中で育てられたことが原因であるとした。

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また、番組内でヘンリー王子は自分たちが王室内で疎まれる存在となった原因について、メーガン妃の人気が「ロックスター並み」に高まったことで、王室が自分たちの存在に嫉妬したことが原因であると発言。

ロイヤルファミリーが全員参加したイベントの翌日に新聞の一面を飾ったのがメーガン妃だったというエピソードを踏まえ、「(王室は)慈善活動を成功させたり、自分の評価を上げるためには雑誌の表紙を飾るのが一番だと信じてきた。でも表紙を決めるのはメディアだ」と、世間の人気が自分たち夫妻に向いたことでロイヤルファミリーたちが嫉妬し、自分たちを逆恨みしたとも取れる表現で王室を批判した。

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王室を離脱してからというもの、何度も繰り返されているヘンリー王子とメーガン妃の王室批判。番組内では、英王室のしきたりに習ってお辞儀をした故エリザベス女王(享年96)のことを、「中世のショーみたいだった」とメーガン妃が真似るシーンなども登場し、「英国の伝統に対する侮辱だ」として、英国民から多くの批判も寄せられている。

今回の一連の“暴露”について、英王室は現時点でコメントしていない。

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