ウィリアム皇太子、生理とジェンダー議論に参加。「理解不足」を認め、共感が広がる

ウィリアム皇太子(43)が、「ダイアナ・レガシー・アワード」の受賞者らとの会話の中で、生理をめぐる社会的偏見について率直にトーク。これまで公の場で語られる機会の少なかったテーマに踏み込み、自身の理解の不十分さを認めながら向き合う姿勢が注目を集めている。

2026年6月3日(現地時間)、ウィリアム皇太子(43)がロンドンで開催されたイベント「SXSWロンドン」に登壇。若者支援を目的とした慈善団体「ダイアナ・レガシー・アワード」の受賞者らとの対話の中で、月経をめぐる社会的偏見について言及した。

ウィリアム皇太子(43)が、「ダイアナ・レガシー・アワード」の受賞者らとの会話の中で、生理をめぐる社会的偏見について率直にトーク。これまで公の場で語られる機会の少なかったテーマに踏み込み、自身の理解の不十分さを認めながら向き合う姿勢が注目を集めている。

2026年6月3日(現地時間)、ウィリアム皇太子(43)がロンドンで開催されたイベント「SXSWロンドン」に登壇。若者支援を目的とした慈善団体「ダイアナ・レガシー・アワード」の受賞者らとの対話の中で、月経をめぐる社会的偏見について言及した。

ウィリアム皇太子

Photo:Getty Images

「ダイアナ・レガシー・アワード」は、故ダイアナ元妃(享年36)の名を冠した慈善団体で、「若者には地域社会や世界を変える力がある」という信念のもと設立されたもの。2年ごとに開催され、次世代のリーダーたちの活動を称えている。

ヴィヴィ・リンらとトークするウィリアム皇太子

中央に座るのがヴィヴィ Photo:Getty Images

イベント当日、月経にまつわるジェンダー平等を訴える台湾の活動家ヴィヴィ・リン(28)から、「お子さんと生理について話したことはありますか?」と問われたウィリアム皇太子。「このテーマにはあまり詳しくないんだ」と率直に認めたうえで、「でも将来は娘と話すべきことだと分かっている」と回答。さらに、「そのためには妻の助けが必要になるかもしれない」と述べ、キャサリン皇太子妃(44)にも触れた。

ヴィヴィは、NGO団体「With Red」および「The Period Museum」の創設者として知られ、生理教育の普及や意識改革に取り組んでいる。「With Red」は、月経のある若い人が生理用品の使い方や生理周期への対処法を理解し、より安心して日常生活を送れるよう支援する団体。一方の「The Period Museum」は、月経をテーマにした博物館。生理に対するタブーや偏見を払拭することを目的に、2022年夏に台北市にオープンした。

2025年7月、シャーロット王女(11)を連れて「UEFA女子ユーロ2025」の決勝戦にサプライズ登場したウィリアム皇太子

大のサッカー好きで知られるウィリアム皇太子。2025年7月にはシャーロット王女(11)を連れて、「UEFA女子ユーロ2025」の決勝戦にサプライズ登場した Photo:Getty Images

また今回の対話では、女性アスリートのトレーニングにおいて、月経周期を考慮する必要性といったテーマにも議論が及んだ。

英メディア『HELLO!』によれば、ヴィヴィは「ウィリアム皇太子は生理周期を含む身体的なリズムには個人差があるという認識の大切さについても語っていた」とコメント。女子スポーツへの関心や支援の必要性についても触れていたという。

女性アスリートと会話するウィリアム皇太子

Photo:Getty Images

さらにヴィヴィは、後のインタビューでウィリアム皇太子について、「生理に対する偏見がいまだ世界にあることを認め、娘と向き合う必要性を理解している姿勢は、多くの父親にとって大きな意味を持ちます」とコメント。月経について子どもとどう話すべきか悩む親にとっても、リアルで共感を呼ぶ発言だったと語っている。

また、英国のスポーツクラブが女性アスリートのために新たな仕組みを導入している動きにも言及。「生物学的な周期が異なる以上、同じトレーニング方法では対応しきれない」とし、女子アスリートへの理解や環境整備の重要性をあらためて強調した。

王室という立場にありながら、月経について詳しくは理解していないことを認めたうえで向き合おうとする姿勢。その率直さは、これまで語られにくかったテーマを日常の対話へと引き寄せるきっかけとして、イベント参加者をはじめ、多くの共感を集めている。