並み外れたカリスマ性とアイコニックなスタイルで時代を牽引! 生きる伝説・マドンナの人生

30年以上にわたりポップス界のトップに君臨し続ける女王、マドンナ(60)。『ライク・ア・ヴァージン』、『マテリアル・ガール』、『ヴォーグ』、『ハング・アップ』など多くのヒット曲を生み出す一方、主演を務めた映画でゴールデングローブ賞を受賞するなど女優としての顔も持ちあわせている。

そんなマドンナは、過激なパフォーマンスや発言で、ときにバッシングの対象に。しかし度重なる逆境も物ともせず、あえてタブーに挑むその姿は、私たちに勇気を与えてくれることも少なくない。

Photo:Instagram(@madonna)

わずかなお金を握りしめてたどり着いたニューヨークで、下積み時代の末にチャンスをつかんだマドンナは、瞬く間にスターの座へ。以来、人気俳優との熱愛、ステージ上での大胆パフォーマンス、人生の転機となった出産&養子縁組、そして衝撃の整形疑惑と、その生き様はまさに伝説そのもの。不動の地位を手に入れるまでの、愛と波乱に満ちたマドンナの半生をプレイバック!

photosGetty Images, Aflo, Courtesy of Instagram textKyoko Kawaguchi

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1978年に大学を中退したマドンナは、歌手になる夢を追ってニューヨークへ。タイムズスクエアの前で「有名になる」と誓うも、当時の所持金はわずか35ドル。デビューのチャンスをつかむまでは、モデルやダンサーの仕事をして食いつないでいたとか。
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1982年にレコード会社と契約し、念願のデビューを果たす。初シングル『エヴリバディ』は、ビルボードのダンス・チャートで3位を記録! 続いて発表した『ホリデイ』や『ボーダーライン』もヒットし、マドンナの知名度は急上昇。
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そんなマドンナを爆発的ブレイクへと導いたのは、1984年にリリースした『ライク・ア・ヴァージン』。その年に行われた「MTVビデオ・ミュージック・アワード」で着用した「BOY TOY」ベルトは、今でも語り継がれるアイコニックなアイテム。
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『ライク・ア・ヴァージン』の大ヒットにより、一躍トップアーティストの座を射止めたマドンナ。1985年には、「アメリカン・ミュージック・アワード」に初参戦! ロザリオを重ねづけしたスタイルは、この頃に確立。
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同じく1985年には、『マドンナのスーザンを探して』で映画デビュー! 出番は少なかったものの、人気絶頂だったマドンナの映画初出演とあって話題に。その後も映画への出演を続け、現在までに10本以上の作品に出演している。
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映画デビューとともに、ヒット曲を引っさげた「ヴァージン・ツアー」もスタート。マドンナのファッションをマネする熱狂的なファンが続出し社会現象になるなど、 80年代のポップ・カルチャーを牽引!
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1986年、人気俳優ショーン・ペン(58)との熱愛が発覚する。パパラッチに追いかけられながらも、交際から1年経たずにスピード結婚! また、無名時代に撮影したヌード写真が米『プレイボーイ』誌に掲載され、世間を騒がせたのもちょうどこの頃。
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その後、「最もセクシーな女性アーティスト」や「世界で最も稼いだ女性アーティスト」など名だたるタイトルを手にしたマドンナ。そんな中リリースした『ライク・ア・プレイヤー』では、十字架を燃やす演出が物議を醸す。
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1989年にショーンと離婚すると、マドンナの衣装やパフォーマンスはますます過激に。翌年に行われた「ブロンド・アンビシャス・ツアー」では、ジャン=ポール・ゴルチエ(66)がデザイン手がけた先の尖った「コーンブラ」で観客の度肝を抜く。
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1991年、私生活を赤裸々に描いたドキュメンタリー映画『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ』が公開。上映会が行われたカンヌ国際映画祭では、まさかのランジェリー姿で会場へ。殺到するマスコミを前に、プロモーション効果はばっちり?
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マドンナの大切な友人として知られるマイケル・ジャクソン(享年50)。1991年のアカデミー賞授賞式で見せたツーショットは、今や伝説の1枚。のちにマドンナ自身も「最高のデートだった」と振り返っている。
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1994年、米トーク番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』に出演したマドンナは、司会者デイヴィッド・レターマン(72)のジョークに怒り、放送禁止用語を連発! 急遽番組が中断される事態に。大物司会者にも媚びない姿勢は、さすがマドンナ。
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1996年、当時交際していた俳優カルロス・レオン(52)との間に第1子ローデス(22)をもうける。カルロスとは結婚せずに、シングルマザーになることを選んだマドンナ。以来、子育てに励む姿が度々キャッチされた。
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同じく1996年には、主演を務めたミュージカル映画『エビータ』が大ヒット! 85回の衣装替えをしたことでも注目されたこの作品で、見事ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞。トロフィーを手に見せた笑顔が眩しい!
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2000年、交際していた映画監督ガイ・リッチー(50)との間にロッコ(18)をもうけ、2度目の結婚に踏み切ったマドンナ。後日行われた映画のプレミアでは、「ミセス・リッチー」と書かれたジャケットで現れ、ガイの妻になったことを堂々アピール!
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2児の母親になっても、過激なパフォーマンスは変わらず。2003年の「MTVビデオ・ミュージック・アワード」では、ブリトニー・スピアーズ(37)と熱烈キス! さらに隣にいたクリスティーナ・アギレラ(38)ともキスをし、翌日のゴシップ誌を大いに賑わせる。
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歌手、そして女優として成功を収めたマドンナが次に進んだのは、作家の道。2003年に発売した絵本『イングリッシュ ローズィズ』は瞬く間にベストセラーとなり、続編も出版されるほどの人気ぶり。新たな才能を発揮した。
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2004年に行われた「リ・インベンション・ツアー」のボストン公演では、会場の盛り上がりに乗じて衝撃のポージングを披露! ほかにも観客に向かって脚を大きく開いたり、ブリッジをしたりと、アクロバティックなパフォーマンスにファンも大熱狂。
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2005年、ロンドンで落馬し左腕を骨折するという不運に見舞われてしまったマドンナ。しかし、直後にリリースした『ハング・アップ』は、歴代シングルの中でトップの売り上げを記録! 同曲の衣装・セクシーなレオタード姿も注目の的に。
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2006年の「コンフェッションズ・ツアー」では、高さ6メートルの十字架に自ら磔になるパフォーマンスでまたも大炎上! 世界中からバッシングが相次ぐも、マドンナはツアーを中止することなく最後までやり遂げた。
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同じく2006年、アフリカにあるマラウイ共和国を初めて訪れ、たくさんの孤児を目にしたマドンナ。5歳のときに母親を亡くした自身の経験と重ね合わせ、いても立ってもいられなくなったと、デヴィッド(13)を養子に迎える。
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2009年には、マラウイ共和国で生まれたマーシー(13)と養子縁組。小さなマーシーを見守るマドンナは、ステージ上とは一変、優しい母の顔。その後も慈善団体を立ち上げ、現地に小児病院を開設するなど、積極的にサポートしている。
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美しく成長したローデスを連れて、アカデミー賞授賞式のアフターパーティに出席。ヘルシーに肌見せした娘に対し、スリットの入った黒のドレスを纏ったマドンナは大人の色気たっぷり! 引けを取らないスタイルに驚きの声が相次いだ。
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過去に何度かオファーされていたものの出演を断ってきたマドンナが、ついにスーパーボウルのハーフタイムショーに登場! 豪華絢爛な演出は、決勝戦の試合よりも多い約1億1,400万人が視聴。歴代視聴率を塗り替えた。
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2013年、ファッションの祭典「メットガラ」に、パンクスタイル全開のコスチュームで現れたマドンナ。パンチの効いたおかっぱヘアに加え、ジャケットの裾からはお尻をチラ見せ! もちろん賛否両論が飛び交うことに。
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2014年に行われたグラミー賞授賞式では、ラルフローレンのタキシードを着こなしたマドンナとデヴィッドの親子ショットが実現! セレブが集う大舞台で物怖じせずにポーズをきめるデヴィッドは、やはり大御所マドンナの子。
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2015年の「コーチェラ・フェスティバル」では、一緒にパフォーマンスしたドレイク(32)に勢い余ってキス! 顔をしかめる表情がばっちりカメラにとらえられてしまう。ドレイクは「口紅の味がまずくて」とフォローしたものの、果たして真意は……?
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2016年、オーストラリアで開催したコンサートになんと3時間の大遅刻! これにはさすがにファンからもブーイングが。ところがマドンナは悪びれもせず、「みんなも遅く来ればいいのに」と爆弾発言。再び批判が殺到したのは言うまでもない?
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社会運動にも積極的に参加することで知られるマドンナ。米トランプ大統領(72)就任後に行われたデモ「ウィメンズマーチ」では、自ら壇上に立ち、女性の権利向上や人種差別撤廃を力強く訴えた。
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2017年、マラウイ共和国からエスター(6)とステラ(6)を新たな養子に。またこの年、デヴィッドのサッカー留学のため、家族そろってポルトガルのリスボンに移住する。子どもの幸せを一番に考えるマドンナの選択に、多くの女性が共感。
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2019年、ニューヨークのバーにデヴィッドと一緒に登場し、サプライズパフォーマンスを行ったマドンナ。しかし、その演出よりも不自然にボリュームアップしたお尻が話題を独占。新年早々、豊尻疑惑で持ち切りとなる。
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生活の拠点をリスボンに移してからも、その存在感は変わらず。アカデミー賞授賞式のアフターパーティでは、レディー・ガガ(33)と奇跡のツーショット! 多くのアーティストからも絶大な支持を得るマドンナは、まさに永遠のクイーン。