2025.01.27

【韓国ドラマ】枯れた心にズブズブ刺さる! 最高にときめくおすすめ恋愛韓ドラ5作品

大人にこそ“ときめき”が必要だ! 韓ドラ視聴歴20年越えのマニアが厳選する「おすすめ恋愛もの」

SPUR.JPの韓ドラ班がご紹介してきた様々な韓国ドラマの中から、今回は「ときめきチャージに一役買うおすすめ恋愛韓ドラ」にフォーカス! 一度観たらノンストップ視聴必至の伝説級のドラマをぜひチェックして。

【韓国ドラマ ナビゲーター】
さすらいのライター 山崎敦子
『最高の愛 〜恋はドゥグンドゥグン〜』より韓国ドラマに魅せられ、日々最新ドラマをリサーチするさすらいのライター。さまざまなジャンルを渡り歩き、今では美容記事に携わること多し。サバイバルオーディションも大好物で、今の推しはENHYPEN。推しの俳優は絞りきれないほど多数。エクラwebでも韓流連載執筆中。

韓ドラ追っかけ班/エディターK
母の影響により、第1次韓流ブームの火付け役となった『冬のソナタ』から韓国ドラマの世界へ足を踏み入れる。「寝不足だけど幸せ」を合言葉に、20年間以上あらゆるジャンルの韓流ドラマを観続けている。ドラマに加え、アイドル、コスメ、ファッションなど、日々韓国まわりの情報をキャッチアップ。ドラマを観るたびに推しの俳優が増えていく毎日です。

『愛は一本橋で』/ただ笑ってときめける! 王道ラブコメの良さを存分に発揮

韓国ドラマ『愛は一本橋で』全12話 出演:チュ・ジフン、チョン・ユミ他 U-NEXTにて独占配信中
『愛は一本橋で』全12話 出演:チュ・ジフン、チョン・ユミ他 U-NEXTにて独占配信中 © STUDIO DRAGON CORPORATION

チュ・ジフン×チョン・ユミの再会ロマンス作品の見どころをさすらいのライター山崎が解説。

つい一気観してしまうのは、主演のチュ・ジフンとチョン・ユミの芸達者な丁々発止の魅力によると言いましょうか。どちらも実年齢はオーバー40で、実はラブコメはかなりなお久しぶりジャンルなのですが、数々の人間ドラマやサスペンスドラマなど、本格派を含め多彩な作品を渡り歩いている、もはや大物スターであるおふたりが繰り広げるラブコメは、小技の応酬が楽し過ぎるし、中年にしてめちゃんこ軽やかだしフレッシュだし、そして、可愛らしすぎるぅ〜〜わけでして。特にチュ・ジフン!!! 今は倹しく暮らすチョン・ユミ演じるユン・ジウォン一家とは犬猿の仲にあるお金持ちソク家の一人息子(役名はソク・ジウォン)という役どころで、ユン・ジウォンが体育教師として勤務する地元高校に新たに理事長として就任することから再燃ラブの幕が切って落とされるわけなのですが、見た目も頭脳もスマートな王道イケメン設定であるにもかかわらず、ことユン・ジウォンとなると子どものようにムキになった挙句に失態を晒しちゃう小物ぶりを随所に挟み込んでくるところが、もうたまらないというか。ベテラン大物スターが本気で挑むラブコメはやっぱり笑いもきゅんきゅんも一級品。ぜひ、その味わいを堪能してほしいなと思う次第。

『涙の女王』/キム・スヒョンの演技に魅了される名作ロマンス!

キム・スヒョン Netflix韓ドラ『涙の女王』キム・ジウォン
Netflixシリーズ『涙の女王』独占配信中 全16話 出演:キム・スヒョン、キム・ジウォンほか

キム・スヒョン×キム・ジウォンの財閥家ロマンスの見どころをさすらいのライター山崎が解説。

『涙の女王』、観てますか? まだ5話までの視聴ではありますが(記事公開時点)、すでに次週が待ちきれない面白さ。日本のNetflixで1位、本場韓国での視聴率も回を追うごとに昇龍のごとく上昇中、このままいくと大傑作になるやも知れません。その主人公を演じているのが、キム・スヒョンなのであります。配信前から大注目を集めていた作品ですが、そんな話題作に限ってコケてしまうことも少なくない中で、ヨクシ(やっぱり)5億ウォンの男(1話の出演料が5億ウォンと噂されている)キム・スヒョン。予想を遥かに上回る面白さはもちろんのこと、前々から定評があった彼の演技力が冴え渡っていると言いましょうか。
しかもラブコメの名手パク・ジウン作家の『愛の不時着』以来の書き下ろし。となれば、すでに面白さは立証済み!

『ソンジェ背負って走れ』/2024年最も韓ドラ民を沼らせた、タイムスリップロマンス!

韓国ドラマ『ソンジェ背負って走れ』ピョン・ウソク キム・へユン
『ソンジェ背負って走れ』全16話 出演:キム・へユン、ピョン・ウソクほか U-NEXT独占配信中 © CJ ENM Studios Co., Ltd.

キム・へユン×ピョン・ウソクのタイムスリップロマンスの見どころをエディターKが解説。

日本でこんなに静かというか、話題になっていないことが惜しい。それくらい韓国では大ヒット中、大ムーブメントが巻き起こっているドラマです。本作の最終回リアルタイム視聴イベントの商品がピョン・ウソク演じるソンジェの等身大パネルだったんですが、それを実際に抱えて走るファンの姿が撮影され、「まさにソンジェ背負って走ってる!」とSNSでバズるほど、凄まじい人気っぷりなんですよ。ラブコメ好きは有無を言わせず今すぐに、非ラブコメ派であっても騙されたと思って観てほしいと強く推したい作品。なかなかここまでのめり込めるラブコメって1年に誕生するか否かレベルだと思うんです。引きのある脚本は大前提に、作品の印象を圧倒的に左右するのが、メインキャストの熱量。毎度神がかっているキム・へユンの泣きの演技、大ブレイクを遂げたウソクの一途すぎるナイト感、そして最高級のふたりのケミ。本作はすべてが揃い踏みなので、大人が興醒めすることなくハマれるラブコメになっています。疲弊した心のエナジー補給としても、ぜひ。
 

『ユミの細胞たち -シーズン2』/ウン派もバビ派もときめかざるを得ない!

韓国ドラマ『ユミの細胞たち -シーズン2』全14話 出演:キム・ゴウン、アン・ボヒョン、GOT7 パク・ジニョンほか Prime Videoで独占配信中
『ユミの細胞たち -シーズン2』全14話 出演:キム・ゴウン、アン・ボヒョン、GOT7 パク・ジニョンほか Prime Videoで独占配信中! ©STUDIO DRAGON CORPORATION

シーズン1から大反響だったロマンス韓ドラの見どころをさすらいのライター山崎が解説。

実写×細胞たちの立体アニメという構成がユニークなドラマではありますが(詳しくはこちらの記事を)、平凡な会社員ユミ(キム・ゴウン)と紹介で出会ったゲーム会社のプログラマーのウン(アン・ボヒョン)の恋愛はいたって普通。それゆえの“あるある”体感目白押しで、ユミ以上にのめり込んでしまったという人も多いのではと。だからこそ、ラストのふたりの選択に、ソジュ(焼酎)をあおらずにはいられないほどやるせない思いに沈んだのも私だけではないはずです。それを受けての本作。ユミのお相手はウンに変わって(涙)、同僚ユ・バビ(ジニョン)。でも心の中がウンでいっぱいの身としては、バビなんて……と思ってしまうわけなのですね。案の定、ユミもウンを忘れられずボロボロ。当然です。私なんてSNSに上がるウンの写真が目に映るだけで(ウン、髪切ってるぅ)、ユミ以上に胸が締め付けられちゃうわけなのですよ。
まるでジェットコースターに、いやいや続け様のバンジーみたいな心のアップダウン。なぜかって? それについては本作視聴後にとことん。そのおしゃべりでソジュの空き瓶が山となるやも知れませんが。ちなみに、どうでもいいことですが、私はそれでもやっぱりウン(アン・ボヒョン)派です。

『損するのは嫌だから』/ロマコメの女王と年下男子の恋模様がニクいほど萌える!

韓国ドラマ『損するのは嫌だから』全12話 出演:シン・ミナ、キム・ヨンデほか  Prime Videoで独占配信中
Amazon Original『損するのは嫌だから』全12話 出演:シン・ミナ、キム・ヨンデほか  Prime Videoで独占配信中 提供:Prime Video

ラブコメクイーンことシン・ミナと若手注目株キム・ヨンデのロマンス作品の見どころを、エディターKが解説。

さすがは“ラブコメクイーン”と名高いシン・ミナの最新作です。ロマコメのイロハを熟知した最高の演技力と、笑いを仕込んだ脚本が相まって、冷めることなく物語に入り込める。加えて今ノリに乗っている若手キム・ヨンデ(『ペントハウス』『流れ星』etc.)が相手役なもんで、「こ、これはチョン・ヘイン以来の年下ブーム到来か!?」と毎話ウキウキで配信日を待ちわびています。脚本や監督のさじ加減はもちろんのこと、ロマコメを良作か、駄作かに導くのはなによりも俳優の力量次第なもので。超自然体なふたりの演技に、またひとつときめきを与えてくれる作品に出合えたな〜という印象。帰宅後の疲れた心にズブズブ染み渡るんです。凸凹コンビながら息がめちゃくちゃ合っていて、大人が欲しているロマコメはこれよ〜と晩酌代わりに楽しんでいる自分がいます。
加えて登場人物それぞれのストーリーが深く、クルビ教育の御曹司社長ポク・キュヒョン(イ・サンイ)とナム・ジャヨン(ハン・ジヒョン『ペントハウス』)のサブドラマも楽しめると、色々おいしい。今間違いなく心の栄養補給・ときめきチャージに必要不可欠なのは、このドラマです。