伝説のグラフィティ・アーティスト、バリー・マッギーの展覧会が開催中

TWIST」のタグネームでも知られるグラフィティ・アーティスト、バリー・マッギーが、パートナーのクレア・ロハスと共に展覧会『バリー・マッギー+クレア・ロハス展 Big Sky Little Moon』を、ワタリウム美術館で20171015()まで開催。本展では各々の作品はもちろん、2人の共作も展示されている。

1980年代を代表するグラフィティ・アーティスト、バリー・マッギーが、パートナーのクレア・ロハスと共に展覧会『バリー・マッギー+クレア・ロハス展 Big Sky Little Moon』を、ワタリウム美術館で20171015()まで開催。

バリー・マッギー 無題 2014年 Photo: Jay Jones  Courtesy of Ratio 3, San Francisco and Cheim & Read, New York
バリー・マッギー 無題 2014年 Photo: Jay Jones Courtesy of Ratio 3, San Francisco and Cheim & Read, New York


バリー・マッギーは、サンフランシスコ近代美術館やベネツィア・ビエンナーレなど世界各地で展示を行う傍ら、「
TWIST
」のタグネームで、ストリートを中心にグラフィティ・アーティストとしての活動も継続。幅広い世代からの支持を集めている。

 バリー・マッギー 無題 2015年 Photo: Jay Jones  Courtesy of Ratio 3, San Francisco and Cheim & Read, New Yorkバリー・マッギー 無題 2015年 Photo: Jay Jones Courtesy of Ratio 3, San Francisco and Cheim & Read, New York

ワタリウム美術館での展示は2度目。2007年に初めての個展を行った際に「10年後にまた何かやろう」と言って別れたそうだが、今年の春頃にマッギーから「そろそろかな」と連絡が来て、開催が実現に至ったという。

クレア・ロハス 無題 2016年 
クレア・ロハス 無題 2016年 

本展ではマッギーの大型インスタレーションのほか、長年のパートナーでアーティストのクレア・ロハスの作品や2人のコラボレーション作品も展示されている。

アメリカ社会が大きく動き、世界中の都市に緊張した空気が流れている今、制御のない自由をストリートに求めて制作を続けてきたバリー・マッギーが私たちに見せる世界とは一体どんなものなのだろう。

『バリー・マッギー+クレア・ロハス展 Big Sky Little Moon』
会期:〜2017年10月15日(日) 
場所:ワタリウム美術館(渋谷区神宮前3-7-6) 月曜休 ※9月18日、10月9日は開館
時間:11:00〜19:00 ※水曜日は21:00まで 
入館料:一般¥1,000 学生[25歳以下]¥800 小・中学生¥500 70歳以上¥700 ペア券(大人2人)¥1,600 ペア券(学生2人)¥1,200

ワタリウム美術館
http://www.watarium.co.jp/

03-3402-3001

text:Misato Kikuchi

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