2026.05.14

2PM、10年ぶりに東京ドームへ帰還! 笑い満載の日本語MCと3時間超えの“2PM史上最高”のステージ【ライブレポート2026】

日本デビュー15周年を迎えた2PMが、10年ぶりの東京ドーム公演となる「2PM JAPAN 15th Anniversary Concert “THE RETURN” in TOKYO DOME」を、5月9日・10日の2日間にわたって開催した。2日間合計で約8万5千人を動員。ツアー初日の模様をレポートする。

2008年に韓国でデビューした“野獣アイドル”こと2PM。ソロ活動を経て、6人揃って日本のHottest(ファンの呼称)の前に立つのは、2023年10月の有明アリーナ公演以来だ。タイトルに掲げた“THE RETURN”が示す通り、彼ら自身とファンが再び同じ場所へ「戻ってくる」ことを実感する、特別な一夜の幕開けとなった。

日本デビュー15周年を迎えた2PMが、10年ぶりの東京ドーム公演となる「2PM JAPAN 15th Anniversary Concert “THE RETURN” in TOKYO DOME」を、5月9日・10日の2日間にわたって開催した。2日間合計で約8万5千人を動員。ツアー初日の模様をレポートする。

2008年に韓国でデビューした“野獣アイドル”こと2PM。ソロ活動を経て、6人揃って日本のHottest(ファンの呼称)の前に立つのは、2023年10月の有明アリーナ公演以来だ。タイトルに掲げた“THE RETURN”が示す通り、彼ら自身とファンが再び同じ場所へ「戻ってくる」ことを実感する、特別な一夜の幕開けとなった。

INDEX

「ここに立つ意味」を知る6人の表情が、すべてを物語っていた

東京ドームに帰還した、ステージ上の2PMメンバー6人

photo:Seitaro Tanaka Photo Office

暗転した会場にVCRが映し出され、期待が高まるなか、2PMの6人はメイン、センター、左右の各ステージから別々に出現。やがて1か所に集結するという演出でステージに登場した。ソロ活動を経て再び“2PM”として集まったことを象徴する、感動的な演出だ。

ウヨン、ニックン、チャンソン、ジュンケイ、ジュノ、テギョン。メンバー一人ひとりの表情がスクリーンに映し出されるたび、東京ドームは地鳴りのような歓声に包まれる。長い時間を経て再び揃った“完全体”の姿に、会場の熱狂は一気に加速。何より印象的だったのは、スクリーンに映るメンバーそれぞれの瞳に浮かんだ涙だ。ステージから見える景色、その重みを噛みしめるような表情には、変わらぬ存在感と、年月を重ねたからこその深みが宿っていた。最初の一歩だけで、彼らが「ここに帰ってきた意味」を強く印象づける瞬間だった。

日本デビュー曲「Take off」から始まる、物語の再起動

「Take off」でスタートを切る、2PMEメンバー

photo:Seitaro Tanaka Photo Office

ジュノの歌い出しの一声を合図に日本デビュー曲「Take off」のメロディが流れ出すと、会場の空気は一変。「待っていたこの曲」というHottestの感情が爆発するように熱を帯びていく。東京ドームを掌握するそのサウンドとともに、2PMの物語が再び動き出した。

今の彼らだからこそ放てる説得力に満ちたオープニングに、この夜が特別な時間になることを誰もが確信する。続く「SET ME FREE」「Everybody」、そしてタオルを回しながら歌う「NEXT Generation」へ。当時から“ジュンブラ”と呼ばれ愛されている2人、その歌声とジュンケイとジュノが手を合わせるシーンも強い印象を残し、一気に音がつながっていった。

ナポレオンジャケットとデニムで登場したジュノ

ジュノ photo:Seitaro Tanaka Photo Office

ジュンケイのボーカルがドームに響き渡る

ジュンケイ photo:Seitaro Tanaka Photo Office

ウヨンのダンスに盛り上がる

ウヨン  photo:Seitaro Tanaka Photo Office

ニックンが甘い声で歌うシーン

ニックン photo:Seitaro Tanaka Photo Office

テギョンのラップがキレよくヒートアップ

テギョン  photo:Seitaro Tanaka Photo Office

マンネ、チャンソンの声を会場全体に響かせた

チャンソン photo:Seitaro Tanaka Photo Office

懐かしのキャッチフレーズに会場がタイムワープ

自己紹介タイムでは、日本デビュー当時を振り返るように、懐かしいキャッチフレーズが次々と飛び出す。

「こう見えても末っ子、チャンソン」
「危ない太もも、ウヨン」
「お尻だろ!」と周囲にツッコまれつつ、「熱い歌声のジュノ」
「大トロが好きなジュンケイ」
一瞬思い出せずに笑いながら「キンニク、ニクニクニックンです」
「情熱的な男、テギョン」

聞き覚えある当時のフレーズに、Hottestも一気に15年前へとタイムワープ。会場には、懐かしさと温かな笑いが広がった。

大人の色気と精度を極めた「Beautiful」

2PM6人を乗せ、センターステージが上にあがる

photo:Seitaro Tanaka Photo Office

その空気を一変させるようにパワフルに熱唱する「HIGHER」「GIVE ME LOVE」へと続き「Beautiful」では、2PMのパフォーマンス力を際立たせた。とくに「Beautiful」は、身体のラインと重心移動を緻密に計算した、繊細な彫刻のようなダンスが印象的だ。

座る、立つ、身体を預ける、椅子に乗り、倒す――椅子を使ったフォーメーション、6人それぞれの立ち姿と、グループとしての均衡美を鮮やかに浮かび上がらせる。年齢やキャリアを重ねても揺るがない表現の精度と集中力。かつて“野獣アイドル”と称された荒々しさは、制御された美しさへと昇華され、静かな高揚感が東京ドームに積み重なっていった。

東京ドームを揺らす一体感──「ミダレテミナ」

東京ドームがクラブ化したネオン

photo:Seitaro Tanaka Photo Office

この日の「ミダレテミナ」は、スケールの大きさそのものを楽しむダンスチューンとして、会場の熱量を一気に引き上げた。70名を超えるダンサーによる群舞が生み出すうねりは、視覚を越えて波動として観客の身体に伝わってくる。重低音に合わせてステージ全体が揺れ、客席も自然と同じグルーヴへ。2PMはその中心で確かな軸となり、2PMとHottestを瞬時に結びつけた。“見る”だけでなく、音と動きに身を委ねて“共有する”時間。東京ドームは、巨大な一つのダンスフロアへと変貌していた。

「マスカレード」のラストシーン

photo:Seitaro Tanaka Photo Office

名物MC「テギョンのジュークボックス」で見せる遊び心

MCでノリノリのテギョン

テギョン  photo:Seitaro Tanaka Photo Office

MCでは、2023年有明アリーナ公演でも話題を呼んだ企画「テギョンのジュークボックス」が登場。6人揃ったライブで、それぞれのソロ曲を楽しめるというファン垂涎のコーナーだ。

過去映像を映し出しながら、フレーズをワンコーラスずつ歌う仕掛けに、会場は大盛り上がり。ウヨンは「Sexy Lady」のフレーズをメンバーに歌われながらも「R.O.S.E」を選曲、チャンソンは「香水」を。以前のステージで踊ったモダンダンスをテギョンから突っ込まれたので、この日の「バックダンサー」に指名。その通りに踊り出すテギョンに会場は爆笑。ジュノは「SAY YES」を客席と掛け合い、ジュンケイは「NO LOVE」を熱唱。ニックンは初ソロ曲「Let It Rain」、テギョンは2013年のドーム公演でも披露された「I LOVE U, U LOVE ME」を披露。笑いと歓声に包まれた、忘れがたいひとときとなった。

成熟が鳴らす鼓動、圧巻の「Heartbeat」!!

大人の表情を見せるチャンソン

チャンソン photo:Seitaro Tanaka Photo Office

「Promise (I'll be)」「Winter Games」と続いた後に披露された「Heartbeat」では、テギョンが心臓の前で指先を使い、力強い鼓動を描くパフォーマンスから始まる。大人の色気と余裕をまとった6人の表現力が、楽曲の世界観を鮮やかに立ち上げた。クライマックスを飾るタンブリングも一切のブレがなく、完成度は圧巻。年月を重ねたこその安定感と表現力で魅了し、「Heartbeat」を“今”の2PMの楽曲として更新していた。

優しい表情で歌うニックン

ニックン photo:Seitaro Tanaka Photo Office

激しいダンスを見せるウヨン

ウヨン  photo:Seitaro Tanaka Photo Office

自作の楽曲「My House」を歌うジュンケイ

ジュンケイ  photo:Seitaro Tanaka Photo Office

情熱を込めて歌うジュノ

ジュノ photo:Seitaro Tanaka Photo Office

JUN .Kのピアノに合わせて囲むように座りながら「離れていても」を熱唱

photo:Seitaro Tanaka Photo Office

Hottestへの想いを胸に、2PMが辿り着いた場所

2PM完全体6人、記念Tシャツ姿で最後のご挨拶

photo:Seitaro Tanaka Photo Office

アンコール前の挨拶は、日本語で届けられた。

ウヨン「ソロ活動で一人になったときも、また6人で戻ると約束してきました。この約束を、これからも守っていきます」

ジュノ「またここで会うことができたのは、奇跡。忙しい日々でもみなさんの顔を思い浮かべながら頑張ってきました。歌手として、みなさんの前で歌うこの時間も、僕にとって宝物です」

ジュンケイ「10年前に約束した東京ドームに、また戻ってこられて本当にうれしいです。みなさんがいてくれたから、2PMがいます。Hottestは永遠に僕たちの誇りです」

ニックン「みなさんの愛をいつも感じています。愛して、応援して、待っていてくれてありがとう。今日は絶対に忘れられない日です」

テギョン「また東京ドームでみなさんに会えて本当に幸せです。15年もの間、みなさんの前で歌って踊れたことに感謝しています。40代も、これからも一緒にいましょう。健康に気をつけて、50代60代……80代になってもまた会いましょう」

チャンソン「長い時間待って、守ってくださってありがとうございます。みなさんからのパワーで、今日も元気にステージに立てました」

最後はHottestにとって約束の曲「I’ll be back -Japanese ver.-」でフィナーレを迎えた。10年ぶりに立った東京ドームで、2PMは彼らの“帰還”を力強く証明した。積み重ねた時間の先にある、確かな“今”だった。

2PMが歩んできた年月、そのすべてを丁寧に編み上げたようなライブ。デビューから現在に至るまでの軌跡を一夜に凝縮したそのステージは、まるでベストアルバムを一曲ずつ味わうかのようだった。

全編にわたって日本語でMCを繰り広げ、楽曲も日本語曲を中心に披露。3時間を超えるステージで、歌い、踊り、パフォーマンスし続けた2PMは、自ら準備の大変さを語った通り、「歴代1位のコンサート」と呼ぶにふさわしい圧巻のライブを完成させた。成熟した表現力と揺るぎない存在感が重なりあい、日本デビュー15年というキャリアの集大成を、深い余韻とともに示した一夜となった。

8万5千人のペンライトがドームを照らす美しい会場全体

photo:Seitaro Tanaka Photo Office

2027年1月20日(水)、2PM LIVE Blu-ray『2PM Japan 15th Anniversary Concert “THE RETURN” in TOKYO DOME』のリリースが決定!
https://www.2pmjapan.com/THE_RETURN_BD

「2PM Japan 15th Anniversary Concert “THE RETURN” in TOKYO DOME」セットリストプレイリスト公開中!
https://2PM.lnk.to/R5fxZP