2025年4月の華々しいデビュー以降、リリースする楽曲は軒並みチャートを席巻。自己肯定と多様な個性を尊重する姿勢がムーブメントを生み、快進撃を続けるHANAが再びSPURに登場! 2年目に突入した彼女たちはいったいどんな未来を目指しているのか、等身大の姿に迫った
2025年4月の華々しいデビュー以降、リリースする楽曲は軒並みチャートを席巻。自己肯定と多様な個性を尊重する姿勢がムーブメントを生み、快進撃を続けるHANAが再びSPURに登場! 2年目に突入した彼女たちはいったいどんな未来を目指しているのか、等身大の姿に迫った
HANA NEXT VISION 2年目を迎えた今、見据える未来
インタビュー
誰もが共感できるこの曲で一人じゃないと伝えたい
——飛ぶ鳥を落とす勢いでデビューイヤーを駆け抜けたHANA。驚くべきスピードでリリースする楽曲は、軒並み絶賛を集めている。そんな彼女たちが新たに発表したのが、プロデューサーであるちゃんみなが作詞を手がけた新曲「Bad Girl」だ。本当の自分と、悪い子が好きな彼の理想に近づこうとする自分。その間で揺れ動く感情を歌った、切ないロック調のラブソングとなっている。この曲の第一印象をメンバーに聞いた。
JISOO もともとテンポ感はあるけれどセンチメンタルな曲が好きで、デモ音源を聴いた瞬間に私は号泣してしまったんです。「いい子なだけじゃ何かつまらない」という歌詞があるのですが、いい子で頑張ったのになんでうまくいかないんだろう、と過去に悩んだこともあったので、メロディとリリックが心に刺さりました。
YURI 大号泣だったよね。でもちゃんみなさんは、この曲を歌うかどうか私たちにゆだねてくださったんです。
MOMOKA メロディはHANAのスタイルに合っているし、ライブでも盛り上がりそうだと思いました。何よりJISOOがそんなに心を動かされたのなら、みんなでこの曲を完成させたい、と満場一致でリリースするという結論になったんです。
——そんな「Bad Girl」の中で、好きなフレーズとして多くのメンバーが挙げたのが、「Your mommyはあの子よりも私が好き」だ。
MAHINA お母さんは私のことを気に入ってくれているのに、彼は振り向いてくれない、という意味なのですが、まるで少女漫画のストーリーのようでキュンキュンします。
KOHARU 昔の私は、本当にお母さんにだけ好かれやすい子だったんです。だから切ない気持ちに共感できて、印象的でした。
CHIKA 私も、この歌詞に近い状況になったことがあるんです。多くの人々の実体験が多かれ少なかれこの曲には入っているんじゃないかな。
YURI サビの「Please look at me just one second」では、1秒でいいからこっちを見て、という切実な気持ちを歌っています。その一瞬のためにみんな努力したりするじゃないですか。そんな女の子の可愛さがたくさん詰まっているんです。
CHIKA このサビ部分は、感情をむき出しにした歌唱にも注目してほしい。共感しながら聴いているうちに、心のモヤモヤを吐き出したような、すっきりした明るい気持ちになってもらえると思います。
MOMOKA HANAはタフでかっこいいイメージが強いかもしれないですが、私たちも等身大の女の子。きっと聴いてくださる方の多くも同じような経験をしていると思います。この曲を通して感情を共有できたらうれしいです。
NAOKO ラストは「いつか気づいたら戻ってきたらいいから、今は待ってるね」という歌詞で終わるんです。悪い子になりたい、こっちを見てほしい、といろんな葛藤があった中で、最後は変わらずにいるという選択をする。自分らしくいることが一番だというメッセージも込められています。
KOHARU いろんな解釈があっていい曲だと思うんです。一歩踏み出せていないだけで、悪い子が本当になりたい自分かもしれない。“悪い子”は本音をそのまま表現できる強い自分で、彼はそういう姿を素敵だよと伝えてくれている人、という考え方もできる。物事にはいろんな捉え方があって、それぞれ立場も違うけど、悩んだり迷ったりするのはみんな一緒。この曲で
〝あなたは一人じゃない〟と伝えたいです。
まず目指すのは全国ホールツアーの成功
——現在は全17都市、25公演を行うHANA 1st TOUR 2026『Born to Bloom』を開催中。愛知県で行われた初日公演で、「Bad Girl」をひと足早くサプライズ披露したことも話題となった。そんな初めての全国ホールツアーの成功を、2年目を迎える彼女たちは今一番願っている。
NAOKO 今回のツアーは人との距離が近いんです。だからツアーをともにしてくれているスタッフさんやファンの皆さんとの信頼関係を、まずちゃんと築きたい。そして“成功”といってもいろいろですが、ちゃんみなさんが教えてくださった一つに「自分たちのライブはこういうもの」だと提示することがあります。このホールツアーは、今後のHANAのライブでどう盛り上がればいいかを皆さんに知ってもらうチャンスだと思っています。
YURI そしてライブを作り上げるうえで大切にしているのが、私たちが自分らしく素でいること。ちゃんみなさんにも「ステージ上でもつくらないで、自分のキャラクターのままでいて」と言っていただいたんです。初めてのホールツアーということもあり、いろいろと抱え込んでいたのですが、その言葉に救われました。ありのままでいることは、この先もずっと心にとどめて大事にしていきたいです。
——話は、この先のグループのあり方へと広がっていく。
MAHINA オーディションのときにりょんりょん先生から教えてもらった「近くの人に愛されなかったら、たくさんの人には愛されない」という言葉を本当にその通りだなと実感する一年でした。いつまでも周りの方々への感謝を忘れないグループでありたいと思います。
JISOO 今すごくメンバーの仲がよくて、スタッフさんとも素敵な関係性を築けているんです。今のいい空気感の中で成長していく。そんな幸せな時間が続くことを願っています。
MOMOKA 私たちはこの1年で築き上げてきたものを絶対に崩してはいけないと思っています。今まで通り、素直に音楽を楽しんで、自分たちをちゃんと愛して、音楽を届ける。そんなアーティスト像を、2年目だけでなく、3年目も4年目も目指していきたい。どれだけキャリアを積もうと、根本的な部分は忘れずにいようと思います。
BMSG × CHANMINA GIRLS GROUP AUDITION PROJECT 2024 "No No Girls"から誕生した7人組のガールズグループ。2025年4月2日に1stシングル「ROSE」をリリースし、メジャーデビュー。その後も「Blue Jeans」や「BAD LOVE」など発表する曲が各チャートをにぎわせてきた。第67回日本レコード大賞では最優秀新人賞を受賞。現在17都市を巡る1stツアー『Born to Bloom』を開催中。







