Mrs. GREEN APPLEが届ける豪華絢爛なエンタテインメントショー『CEREMONY』AI、TXT、とき宣らと熱狂生み出した初日をレポート

Mrs. GREEN APPLEが、2026年6月10日、11日の2日間にわたって「Mrs. GREEN APPLE presents『CEREMONY』」をKアリーナ横浜で開催。昨年初開催されて好評を博したエンタテインメントショーが、今年は規模を2日間に拡大して展開されました。この記事では、Mrs. GREEN APPLE、AI、asmi、超ときめき♡宣伝部、ORANGE RANGE、s**t kingz、TOMORROW X TOGETHERが出演した初日の様子をレポートします。

Mrs. GREEN APPLEが、2026年6月10日、11日の2日間にわたって「Mrs. GREEN APPLE presents『CEREMONY』」をKアリーナ横浜で開催。昨年初開催されて好評を博したエンタテインメントショーが、今年は規模を2日間に拡大して展開されました。この記事では、Mrs. GREEN APPLE、AI、asmi、超ときめき♡宣伝部、ORANGE RANGE、s**t kingz、TOMORROW X TOGETHERが出演した初日の様子をレポートします。

INDEX

フェスでも授賞式でもない、新しいかたちの音楽エンタテインメントの場

『CEREMONY』初日のMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE photo:Seitaro Tanaka Photo Office

「Mrs. GREEN APPLE presents『CEREMONY』」は、「ジャンルや活動の形に関係なく、すべての音楽にリスペクトを送りあえる場でありたい」という想いから、Mrs. GREEN APPLEが“フェスでも授賞式でもない、新しいかたちのエンタテインメント音楽の場”として2025年にスタートさせた祭典。開演に先立ち、会場に特設された「GREEN CARPET」には出演アーティストのほかMCのサッシャ、中条あやみが参加し、特別な1日への想いをそれぞれに語りました。

『CEREMONY』初日のMrs. GREEN APPLE

「オズの魔法使い」イメージのファッションを纏うMrs. GREEN APPLE(Photo by @ogata_photo)

今年のMrs. GREEN APPLEのファッションのテーマは、「ヒーローズジャーニー(英雄の旅)」。初日は「オズの魔法使い」をモチーフに、大森元貴はドロシー、若井滉斗はブリキとカカシのミックス、藤澤涼架はライオンと、それぞれ登場キャラクターをイメージしたファンタジックな装いで登場しました。

『CEREMONY』初日のMrs. GREEN APPLEと中条あやみ

ステージのすぐ前には、アーティストラウンジが! photo:Seitaro Tanaka Photo Office

華やかにドレスアップした観客が客席を埋めて行き、開演時間が近づいていきます。曲線が美しいステージセットには随所にカラフルな生花が飾られ、豪華絢爛なムードを演出。ステージ前に設けられた“アーティストラウンジ”の円卓には、出演アーティストや各界から集まったゲストが続々と着席し、観客のボルテージを上げていきました。

最初のプレゼンターAI「最高にPEACE!」

『CEREMONY』初日のs**t kingz

s**t kingz photo:Seitaro Tanaka Photo Office

バンドを代表して大森が「第2回『CEREMONY』、開幕いたします!」と宣言すると、ひときわ盛り上がりを見せるオーディエンス。『CEREMONY』では各アーティストのステージの間に出演者インタビューやプレゼンターのスピーチが挟まれ、転換時間も見応え抜群です。最初にプレゼンターとして呼び込まれ、小走りでステージに駆け上がったのはAI。「お互いに讃え合うって最高じゃないですか。みんなが褒め合会えたら、素敵な世界になると思います。最高にPEACE!」という言葉が気分を高め、最初のアクトであるs**t kingzが元気よく登場しました。

世界的に活躍する4人組ダンスパフォーマンスグループ・s**t kingzは、「このKアリーナを世界一ハッピーで熱い場所にしにきました!」という力強い言葉とともに、パフォーマンスをスタート。1曲目の「MORECHAU」から卓越したスキルと遊び心に溢れたダンスでオーディエンスを魅了していくと、ラウンジでライブを楽しむアーティストたちにも笑みが広がります。この日リリースされたばかりの新曲「slow burn」では、スカーフを使ったダンスを展開。緊張の初披露を終え、kazukiは「ほっとしたー!」と胸を撫で下ろしました。そして盟友の三浦大知・SKY-HIと共作した「愛が呆れ果てるまで feat. 三浦大知, SKY-HI」では、他アーティストたちも巻き込みながらパフォーマンスを繰り広げました。

『CEREMONY』初日のasmi

asmi photo:Seitaro Tanaka Photo Office

続くアクトはシンガーソングライター・asmi。バンドメンバーに続いて姿を現した彼女がまず歌い始めたのは、アニメ『ポケットモンスター』のオープニングテーマとして話題を集めた「ドキメキダイアリー」です。ポップでキュートなボーカルとサウンドが、会場のムードを鮮やかに色付けました。彼女はこの日会場に向かう車の中で、10年前に初めて好きになったミセスの曲である「Speaking」を聴いて、涙を流していたそう。「ブルーアンビエンス feat. asmi」でコラボして以来となるミセスとの共演に、並々ならぬ思いを持って臨んでいることが伝わってきます。最後を飾った楽曲は、この日初披露するために準備したという新曲「東京タワー」。感情のこもった歌声が、約2万人が見守る会場に響きわたりました。

超ときめき♡宣伝部に藤澤涼架が入部!?

『CEREMONY』初日の超ときめき♡宣伝部

超ときめき♡宣伝部 photo:Seitaro Tanaka Photo Office

超ときめき♡宣伝部は「最上級にかわいいの!」をとびきりキュートに披露し、メンバーの「この会場をときめきでいっぱいにできるようにがんばります!」という言葉の通り、パワフルでキュートなパフォーマンスを続けていきます。「トゥモロー最強説!!」では客席にコールアンドレスポンスを起こし、最後の「超最強」では、歌詞にこの日の出演アーティストの名前を入れ込んで歌唱。メンバーがラウンジを通過してステージに戻る際には、藤澤が自分も“入部”したとき宣メンバーだと言わんばかりに着いて行き、ミセスメンバーに止められるという賑やかな一幕もありました。

『CEREMONY』初日のORANGE RANGE

ORANGE RANGE photo:Seitaro Tanaka Photo Office

ORANGE RANGEは「沖縄の空気を届けたいと思ってるけど、着いてこれますか!」とRYOがオーディエンスに呼びかけ、まず「上海ハニー」を繰り出します。会場は一気に常夏モードに突入し、カチャーシーの輪が広がりました。さらに「夏も近づいてるし、これをやっとかないといけないよね!」と「イケナイ太陽」へ。キラーチューン2連発で会場をひとつにすると、最後は新曲「1000%」でORANGE RANGEの現在地を見せつけました。

AIの歌声に広がる感動。TXTのステージでは大森がアピール

『CEREMONY』初日のAI

AI photo:Seitaro Tanaka Photo Office

そして冒頭から会場を盛り上げたAIのステージへ。ダンサーとともに「Not So Different」を力強く披露したかと思えば、「ハピネス」はピアノに乗せてアコースティックバージョンで届けられます。美しいハーモニーとともに彼女が歌い出したのは「Story」。その一節がそのまま「アルデバラン」につながっていき、誰もが知る名曲が新たな命を得たかのようにのびのびと広がり、観客を感動させました。平和を願う思い、そして音楽の豊かさと自由さを体現するようなステージに、藤澤も泣いたと告白していました。

『CEREMONY』初日のTOMORROW X TOGETHER

TOMORROW X TOGETHER photo:Seitaro Tanaka Photo Office

輝かしいビジュアルを持つ韓国の5人組ボーイズグループTOMORROW X TOGETHERは、気品に満ちたモノトーン衣装で登場。「Stick With You」からキレよく艶やかなダンスパフォーマンスを見せ、「I'll See You There Tomorrow」では、観客が掛け声で盛り上げます。MCもすべて日本語で届け、誠実な人柄を滲ませた5人。そして最後に大森が提供した楽曲「Force」を披露することがアナウンスされると、スクリーンに映った大森は、ジェスチャーで「俺!俺!」とアピールし、会場を賑わせました。ステージから降りてきたメンバーは、大森とハイファイブ。国境もジャンルも超え、音楽を通じて結ばれた絆を見せました。

Mrs. GREEN APPLE「GOOD DAY」で全員がシンガロング

『CEREMONY』初日のMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE photo:Seitaro Tanaka Photo Office

いよいよクライマックスを迎える『CEREMONY』1日目。この日最後のプレゼンターは、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック・男子ハーフパイプ金メダリストの戸塚優斗が務め、「僕にとって音楽は気分を上げるためのものではなく、自分と向き合う時間を作るもの」という言葉から、彼自身も何度も救われてきたというミセスのステージの幕が開きました。

ミセスは「ANTENNA」で力強くライブをスタートさせ、アーティスト、ゲスト、オーディエンスが手を挙げて盛り上がります。大森が「『CEREMONY』楽しんでますか!もっともっと声出せるでしょ!」とオーディエンスを煽ってから「コロンブス」が届けられ、NHK連続テレビ小説「風、薫る」の主題歌として、日本の朝を優しく彩っている「風と町」へ。「天国」は藤澤のピアノ独奏に始まり、ミセスの持つ音楽性の幅広さが存分に発揮されるセットリストが展開されていきました。圧倒的な余韻が残る中、ライブは早くも最後の曲へ。明るくエールを送るような「GOOD DAY」のメロディに、出演アーティストも立ち上がってシンガロング。最高の一体感が生み出されました。

大森元貴「楽しいですね、音楽って」

『CEREMONY』初日のMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE photo:Seitaro Tanaka Photo Office

全アーティストのステージが終わり、ミセスが再び舞台に戻ると、観客は3人をねぎらうように大きな拍手を送ります。大森は「お互いを讃え合うとか、そういうのってきれいごとに聞こえるかもしれませんが、きれいごとを一生懸命やりたいなと思って始めました。2回目にして、こんなに愛に包まれた場所に、空気にしてくださり、本当にありがとうございます。楽しいですね、音楽って」としみじみ。さらに「みんな本当に讃え合って、フラットでストイックだからこそ、順位をつけられたりすることよりも、遥かに心が満ちて、遥かに悔しい思いをした、そんな今日でした」と、この日感じた感情を率直に表現しました。拍手はしばらく鳴り止まず、翌日の『CEREMONY』へと物語が繋がりました。

 

『CEREMONY』初日のMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE photo:Seitaro Tanaka Photo Office

このほか初日のプレゼンターとして登壇したのは、俳優の竜星涼、TOMORROW X TOGETHERのTAEHYUN、ドランクドラゴンの塚地武雅、パリオリンピック・スケートボード女子ストリート金メダリストの吉沢恋、s**t kingzのshojiとkazuki。それぞれに、自身と音楽の関係を語りました。さらにさまざまな分野で活躍するゲストも多数来場し、卓球選手の張本智和、東京オリンピック競泳女子金メダリストの大橋悠依、南海キャンディーズの山里亮太はマイクを向けられ、音楽のすばらしさを口々にコメント。大森が話した通り、フラットに音楽を味わい楽しみ合う美しい空間が形となり、初日の幕は下りました。