日常のコーディネートに軽やかに取り入れられるオニツカタイガーのスニーカー。本記事では、代表モデル「メキシコ 66」以外から、今改めて注目したい5足を厳選。それぞれのデザインの魅力や履き心地など、エディターによるレビューとともにお届けする。

“メキシコ 66”じゃないほうが気分! 【オニツカタイガー】の“裏名品”スニーカー5選|人とかぶらない一足を新たな相棒に

日常のコーディネートに軽やかに取り入れられるオニツカタイガーのスニーカー。本記事では、代表モデル「メキシコ 66」以外から、今改めて注目したい5足を厳選。それぞれのデザインの魅力や履き心地など、エディターによるレビューとともにお届けする。

INDEX

Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)とは?

1949年の創業以来、日本初の国産バスケットボールシューズを皮切りに、数々の名作を生み出してきたオニツカタイガー。スポーツシーンで培った確かな機能性と快適な履き心地、そして時代を超えて愛されるタイムレスなデザインも魅力。代表作の「メキシコ 66」をはじめとするアイコニックなスニーカーはファッションアイテムとしても定着し、国内外で多くの支持を集めている。

人と差がつく足もとに。今こそ“隠れ名品”をチェック!

オニツカタイガーのスニーカー 左上から時計回りに「スクロウ」「ジーエスエム」「セラーノ」」

オニツカタイガーの定番といえば、真っ先に「メキシコ 66」が思い浮かぶが、それ以外にもデイリーに取り入れたいスニーカーは豊富に揃っている。昨今のトレンドにもマッチするロープロファイルから、足もとに程よいボリュームが出るプラットフォームまで、スタイルに合わせて選べる5足をピックアップ。

新色や新素材も登場。今季狙い目のスニーカー5選

「セラーノ」|スポーティなムードで足取りも軽く

オニツカタイガーのスニーカー「セラーノ」の側面

スニーカー「セラーノ」¥14,300/オニツカタイガージャパン(オニツカタイガー)

1970年代に開発された陸上用スパイクシューズに着想を得た「セラーノ」は、無駄のないシャープなフォルムが特徴。つま先が反り上がった形状で、スムーズに蹴り出しやすい設計だ。今季の新色として登場したライムグリーンは、象徴的なオニツカタイガーストライプに黒を配し、力強いコントラストをきかせた。

【ポイント1】メリハリを生む異素材ミックス

オニツカタイガーのスニーカー「セラーノ」の正面

靴紐までワントーンでまとめたアッパーは、軽量なテキスタイルと風合い豊かなスエードを組み合わせ、奥行きのある仕上がりに。異素材の切り替えがモダンなバランスを生み出している。

【ポイント2】細部まで統一感を持たせた色使い

オニツカタイガーのスニーカー「セラーノ」の背面

緩やかにカーブを描くソールは、アーカイブス由来の軽快なシルエットを踏襲。ヒールカウンターには、オニツカタイガーストライプやアウトソールと色を統一したブランドロゴをあしらい、洗練された印象に。

ISHIDAコメント画像
エディター ISHIDA

ベーシックなデザインが多い薄底スニーカーのなかでも意外性のあるライムグリーンは、装いの差し色としても頼れる存在。スポーティなフォルムが、アクティブなシーンにも映えます。

「スクロウ」|足もとの完成度を上げるドッキング風デザイン

オニツカタイガーのスニーカー「スクロウ」の側面

スニーカー「スクロウ」¥22,000〈新色のタンは9月中旬以降発売〉/オニツカタイガージャパン(オニツカタイガー)

2023年に誕生した「スクロウ」は、スニーカーとソックスを融合させたようなユニークな意匠。柔らかなカウスエードを使用した新色のブラウンは、ステッチで表現したオニツカタイガーストライプも相まって、どこか懐かしくも上品なムードを醸し出す。ミッドソールのかかと部分には衝撃緩衝性を備えた素材を搭載し、薄底ながらクッション性も申し分なし。

【ポイント1】小粋なデザインと履き心地を両立

オニツカタイガーのスニーカー「スクロウ」のディテール

ニット素材のシュータンは、リブを施すことで優れた伸縮性を実現。他にはない程よいホールド感が魅力だ。靴紐を結んだままでも、プルタブに指を引っ掛ければスムーズに着脱できる。

【ポイント2】アッパーとのコントラストを生むソール

オニツカタイガーのスニーカー「スクロウ」の背面

クラシックなアッパーに対して、独特なシルエットを描くソール形状は、1970年代のドライビングシューズやレスリングシューズからインスピレーションを得た。オニツカタイガーらしい虎の爪痕をモチーフにしたデザインが個性を際立たせる。スペアのシューレースが付属し、気分に合わせてアレンジも可能だ。

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デニムなどのカジュアルなボトムに合わせても、品よく格上げしてくれる洒脱なデザイン。きれいめなスラックスや肉厚ソックスとの相性も抜群です。

「ジーエスエム」|王道のローカットデザインにレトロな色みが好相性

オニツカタイガーのスニーカー「ジーエスエム」の正面

スニーカー「ジーエスエム」¥16,500〈新色のレッドは9月中旬以降発売〉/オニツカタイガージャパン(オニツカタイガー)

“Game・Set・Match”の頭文字を冠した「GSM™︎(ジーエスエム)」。ローカットのクラシックなフォルムは、1980年代のテニスシューズに着想を得ている。波打つようにカットされたレースステイは、このモデルを象徴するディテールだ。今季は、秋冬の装いにフィットするマットな質感のレザーアッパーに、新色のレッドが仲間入り。

【ポイント1】色を揃えながらニュアンスのある面持ちに

オニツカタイガーのスニーカー「ジーエスエム」のディテール

シューレースまで赤一色で仕上げながらも、クォーターパネルと補強パーツの切り替えによって立体感をプラス。アウトソールには、ラバーと同色のステッチを施し、奥行きのある表情に仕上げている。

【ポイント2】要素を削ぎ落としたバックスタイル

オニツカタイガーのスニーカー「ジーエスエム」の背面

背面はロゴを排し、シンプルに。素材やシルエットの魅力を際立たせるアノニマスな後ろ姿が、大人の着こなしにマッチする。

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エディター ISHIDA

スエード素材を採用することで、鮮やかなレッドも柔らかなトーンに落ち着き、ナチュラルな印象に。デイリールックに取り入れやすく、さりげないアクセントとして活躍する。

「デンティグレ エルエス」|クラシックなアッパーと近未来的なシルエットが融合

オニツカタイガーのスニーカー「デンティグレ エルエス」の側面

スニーカー「デンティグレ エルエス」〈ソール約6cm〉¥22,000/オニツカタイガージャパン(オニツカタイガー)

テニスシューズにインスパイアされた「ジーエスエム」のアッパーに、フューチャリスティックなラギッドソールを組み合わせた「デンティグレ エルエス」。立体的なオニツカタイガーストライプも相まって、ボリューミーで目を引く一足に。タフな印象を与えるアースカラーで構成しながら、艶やかな素材使いによって品よく昇華している。

【ポイント1】艶とマット、異なる質感のコンビネーション

オニツカタイガーのスニーカー「デンティグレ エルエス」の正面

アッパーには、スムースレザーとスエードを採用。厚みのあるフェルト素材のシュータンや、履き口部分はクッション性が高く、足あたりが優しいのもポイント。

【ポイント2】快適さをかなえる充実のスペック

オニツカタイガーのスニーカー「デンティグレ エルエス」の側面

かかと部分の衝撃緩衝性を高めるfuzeGELや、優れた反発性を備えたFLYTEFOAM Propelミッドソールなど、機能性に優れた構造がコンフォータブルな履き心地を実現。

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エディター ISHIDA

秋冬の装いにニュアンスを添える、深いブラウン。サイドから見たフォルムはもちろん、視線を落としたときに目に入る、丸みを帯びたトゥにも愛着が湧いてきます。

「デレシティ」|アーカイブスを受け継いだモダンなルックス

オニツカタイガーのスニーカー「デレシティ」の側面

スニーカー「デレシティ」〈ソール約4cm〉¥23,100/オニツカタイガージャパン(オニツカタイガー)

1980年代のテニスシューズを想起させるミニマルなアッパーと、1950年代のバスケットボールシューズに着想を得たチャンキーなソール。異なる要素を組み合わせることで、軽やかさとボリュームを兼備した「デレシティ」に、質感の異なるレザーを採用したラグジュアリーな一足が誕生。

【ポイント1】質感のコントラストが奥行きを演出

オニツカタイガーのスニーカー「デレシティ」の正面

異なる質感のレザーを採用したクォーターパネルとオーバーレイは同系色でまとめ、光の当たり方によって生まれる色の濃淡を表現。ソールとのつなぎ目を黒いラバーで覆うことで、アッパーの輪郭を引き立てている。

【ポイント2】存在感を放つ厚底ソールのパターンに注目

オニツカタイガーのスニーカー「デレシティ」の背面

プラットフォームソールは、リブ状の表面がアクセントに。アッパーよりもひと回り大きく設計することで、安定感のある履き心地をかなえる。さらにクッション性に優れたOrthoLite®の中敷を備え、長時間歩く日にも最適だ。シューレースは白とスペアの黒が揃い、その日の気分や好みでつけ替えが可能。

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エディター ISHIDA

厚底ソールを用いながらも、ローテクの要素を取り入れることで実現したクラシカルな佇まいが魅力。ショートパンツや透け感のあるスカートなど、軽やかなボトムとバランスが取りやすいです。

季節の変わり目は、ひと味違う一足で気分転換してみては?

アイコニックな「メキシコ 66」だけでなく、オニツカタイガーには個性豊かなスニーカーが揃い踏み! 今回紹介したアイテムも、同じモデルでありながら色や素材違いでさまざまなバリエーションを展開している。店頭やオンラインでチェックして、気になる一足をぜひ迎え入れて。

オニツカタイガージャパン
https://www.onitsukatiger.com/jp

石田衿菜プロフィール画像
エディター・ライター石田衿菜

2023年に編集者の渡部かおりから独立し、雑誌やウェブ媒体を中心に活動。SPURデジタルでは、ファッションの記事を手がける。ミーハー心から、映画『キル・ビル』でユマ・サーマンが着用したイエローの「メキシコ 66」を数年前に購入済み。「今更ながら『スクロウ』のモダンな横長シルエットに惹かれました」