「re-edit」をコンセプトに、シンゾーンやインポートブランドのアーカイブアイテムを再編集して提案。買い逃した服にも出合えるかもしれない隠れ家的ショップだ。「一般的なアウトレットとは違い、ひとつひとつの商品と丁寧に向き合い、こだわっていることがわかります。数シーズン前のアイテムであっても、まったく古さを感じさせず、すべての商品がキラキラしているんです!」と竹淵智子さん。
なぜ喫茶店を想起させる店名なのかというと、訪れた方々にプラスワンの付加価値をという思いから。「カウンターで提供される試飲のコーヒーでホッと一息。運よくクリエイティブディレクターの染谷さんがいらっしゃれば、どんな思いで商品を作ったのか、セレクトしたのかなどのお話を聞くこともできます」
職人が手をかけた洋服はタイムレス。“永遠”を意味するエバーグリーンから名前をとった「ミドリコーヒ」は服愛にあふれた空間だ。
1 ワンラックでコーディネートにして見せるディスプレイ。2015年以降のアイテムをシーズンやブランドにとらわれず、現在の視点でミックスしている。約1週間ごとに商品を追加しているため、常に新鮮なラインナップが並ぶ
2 サービスで提供される試飲サイズのコーヒー。アメリカン好きの染谷さんが監修し、押上にあるアンリミテッドコーヒーロースターズが焙煎。コーヒー豆は¥1,650(200g)で販売されており、中にはこれ目当てで来店する人もいる
3 大きなカウンターやスツールは、モーブレーワークスに依頼した特注品
DATA
東京都港区南青山6の2の13 3F
080-7072-3297
営業時間:12時〜19時(水〜金)、11時〜18時(土・日)
定休日:月・火曜
※営業時間は急遽変更の可能性あり
コレ買いました!
「リモートワークが増え、洒落た普段着が欲しくなり、シンゾーンのベイカーパンツとリブニットを購入。フォルムが美しく、様になる万能アイテムです。染谷さんのこだわりが詰まったバンダナは、柔らかく色もきれい。カラーバリエーションで何枚も欲しくなってしまいます」
by Satoko Takebuchi
モード誌を中心に活躍するスタイリスト。子どもたちへの慶祝支援「イチゴイニシアチブ」の一員として児童養護施設でも活動中。@ichigo_initiative