80年代のアメリカを詰め込んだ"趣味の部屋" ▶PUNK CAKE

 扱う品は主に1980年代のパンクからニューウェーブのムードが漂うアメリカンヴィンテージ。店頭に立つオーナーのキンジさんと、スタッフのミッキさんも、その時代からやってきたかのようないでたちだ。「ふたりともおしゃれで、映画に出てきそう。プライベートでも仲がよく、BeeGees のパロディビデオを一緒に作ったこともあります」と塚本倫子さん。
 アイコニックなスタッフにはファンも多く、お客の中にはおしゃべり目的で来店する人も。「洋服はもちろん、映像の話も盛り上がるので、気づけば1時間以上いたこともあります。みんなフレンドリーなので、自然と楽しくなってしまうんです」
 アーティストとの親交も深いため、店内にはyanagidamasamiさんやAki Ishibashi さんのアートワークなども飾られている。洋服から装飾品まで“好きなものだけ”を集めた空間に一歩足を踏み入れたら、ワクワクせずにはいられない。

1 オーナーのキンジさん(右)とスタッフのミッキさん(左)。2013年のオープン以来、ふたりが中心となって店舗を運営。ミッキさんは、PUNK CAKEでも取り扱っている、香港発のリメイクブランド「microwave」のミューズでもある
2 スタイリングのフックになるカラフルで華やかなアイテムから、デイリーに着やすいベーシックなデザインまで幅広いラインナップで展開
3 店内にはポスターやオブジェなども所狭しと並ぶ。よく購入できるか聞かれるそうだが、ファッションアイテム以外は基本的に非売品とのこと

DATA
東京都渋谷区神宮前4の28の9 1F
03-6804-2215
営業時間:12時~18時
不定休

 

コレ買いました!

「主役になるアイテムが多く、大学の入学式ではPUNK CAKEのスカートをはきました。最近購入したのは、これからの季節に活躍しそうなデニムジャケット。オーバーサイズなので、そのまま羽織ったり、ウエストベルトを合わせたり、いろいろな着方を楽しんでいます」

by Rinko Tsukamoto
フォトグラファー。1997年、東京都生まれ。多摩美術大学で映像美術を専攻。プライベートでダンサーの写真・映像を中心に作品を作り続けている。

FEATURE
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