散歩しに行くようにカフェ感覚で寄れる店 ▶BIOTOP

 BIOTOPが大切にしているのは、エンターテインメント性。空間やスタッフとの会話でオンオフを切り替えられる場所を目指している。「スタッフの住さんは気さくで話が盛り上がるので、お茶をしに行っている感覚です。でも雑談にのぼったアイテムも覚えていてくれて、入荷すると連絡をくれることも。ひとりひとりのお客さんに細やかに対応してくれます」と木村舞子さんは信頼を寄せる。
 スタッフ全員でお客を理解しているのも特徴だ。
「袖を通してしっくりこないものは『ちょっと違いますね』と、ちゃんと言ってくれます。常に着る人の目線で話してくれてありがたいです」
 緑も欠かせないエッセンスで、中庭のツリーハウスは子どもたちの遊び場に。森林保全団体「more trees」には年間で売り上げの1%を寄付してきた。〝BIOTOP で買う意味〟をひとつひとつ積み重ねた結果、街のランドマークとして愛される今がある。

1 ライフスタイルアイテムが並ぶ店舗の奥には、ハンギングプランツやサボテンなど観葉植物を中心に扱うグリーンショップ「BIOTOP NURSERIES」も併設。ポップアップやイベントなども頻繁に行い、来店する楽しみを演出している
2 子どもや犬を連れたお客さんも多いBIOTOP。「すべての方に楽しんでもらえるよう、スタッフ全員で情報共有をしてケアに努めている」と話す住さん
3 3階にある多国籍料理レストラン「LIKE」は、代々木八幡の人気店「PATH」の原太一シェフが手がけている。人気はピーナツシュークリーム

DATE
東京都港区白金台4の6の44
03-3444-2421
営業時間:11時〜20時
不定休

 

コレ買いました!

「ステラ マッカートニーのキャメルニットは、毛が抜けにくいのが魅力。ラクダは生え替わりに合わせて毛を収穫できるので、刈る必要がなく動物にやさしいところも購入の決め手です。大切に着たいため、着用後は一回干してブラッシングをしてからしまうようにしています」

by Maiko Kimura
スタイリスト。百々千晴さんに師事し、独立後はモード誌のほかタレントのスタイリングも手がける。環境問題への関心が高く、取り組みにも積極的。

FEATURE
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