おしゃれ好きではなく、ファッション好きが集まる ▶THE FOUR-EYED

“わかってもらえる人”に届くように、歌舞伎町の奥まったビルの1階に店を構えるTHE FOUR-EYED。「国内外のコアなブランドの取り扱いとヴィンテージ商品を交ぜた陳列が新鮮。凝り固まったファッションへの固定観念を、新たな発想へと導いてくれます」と語る畠山千明さん。
 本で買うのは紙ではなく、知識や教養。本来服もそうあるべきという信念のもと、コミュニケーションという付加価値を提供するショップデザインに。たとえば、そのままだと伝わりにくいブランドを「素材」と見立て、オリジナルのファッションビジュアルの製作などを通しておいしく「料理」する。本来のポテンシャル以上に引き上げて魅力を伝える取り組みをしている。
「ブランドや洋服が何よりも好きな方々が集まり、それを店員さんやお客さんがシェアしている。接客や購買というものを超えた高揚感やファッション愛を得られる場所です」

1 4周年記念パーティの際、店内に証明写真機を設置した。思い出を残すべくゲストに撮ってもらい、コラージュ。ショップカード代わりにポケットティッシュの形状で配っている。5 周年の際には卒業アルバムを製作する構想も。販売以外の部分でも、店に集まる人とユニークなコミュニケーションをしている
2 オーナーの藤田さん(左)と、ディレクターの渋川さん(右)
3 デザイナーの人柄や、同じビジョンが見えているかどうかを基準にセレクト。現在インポートを中心に、20〜25ブランドを取り扱っている

DATA
東京都新宿区歌舞伎町2の8の2 1F
営業時間:13時〜21時
不定休

 

コレ買いました!

「インスタグラムでEytysの『GAIA』ブーツにひと目惚れし、急いでTHE FOUR-EYEDへ。私のサイズはラスト1 足だったので、直感を信じてよかった。運命を感じました!この日は、ヴィンテージのコートやリーバイスのデニム、バーバリーのバッグと一緒にスタイリングしています」

by Chiaki Hatakeyama
1991年、茨城県生まれ。ヴィンテージショップのスタッフなどを経て、モデルに。東京の"it girl"として、国内外のファッション誌やショーで活躍中。

FEATURE
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