Greta & Guenda Mariotti
オンラインプラットフォーム「magarchivio」共同創設者
Instagram: @magarchivio
イタリア・プラート出身の双子姉妹。2020年、地元服飾店のオンラインショップ立ち上げを経て、「magarchivio」の名を引き継ぎ独立。新品、デッドストック問わず販売するラインナップが人気。
洋服に期限なんてない！トレンドは常に戻ってくるもの
「シンプルで控えめだけど、遊び心があるのが私たちのスタイル。magarchivioでは、世界中から今着たい洋服を厳選し発信しています」と話すのは、ショップを経営するグレタとグエンダ。ミラノでファッションデザイナーとしても活躍するグレタが在庫を管理し、コペンハーゲンで暮らすグエンダは、アートディレクションを担当する。
「始まりはコロナ禍のロックダウン。プラート出身の服飾店オーナーに相談され、売れ残った在庫を販売するオンラインショップの運営を任されたことがきっかけです。自由にセレクトした洋服を販売したいと思うようになり、自分たちのお店をスタートしました」。
独立しても、変わらないのは基盤となるショップのポリシー。「今も過去シーズンのアイテムやデッドストックを扱っています。加えて、余ったテキスタイルや古着のアップサイクルに取り組むレーベル、学生、若いアーティストとのコラボレーションも始めています」。顧客は環境問題や衣類廃棄の現状に関心の高い若い世代が多いという。「無駄を減らし、よりよいものを意識して買えるようなアプローチを支援していきたいです」
右 新商品はグレタが続々とSNSにアップ。装いの主役になるリネントップス（€75）はDOROTHEA GIESより
中 ロンドンの新デザイナーからアルゼンチン発のバッグまで、世界中から厳選。EMMA CLEVELANDのリブニット€470・CEFERのシルクバッグ€220
左 U SO NICEのY2Kムードのピンクルック。モヘアトップス・スカート 各€110
右 在庫生地を使ったANDREACOCCOの遊び心あるカットソー（€110）はグエンダのお気に入り
左 旅先ではワントーンで統一したリラックススタイル。PAINTING SILHOUETTESのタンクトップ€80
※€1＝約139円（9月29日現在）
