パリス・ヒルトンが「スワン」のように華麗に変身!? ランバンが春夏キャンペーンを公開

LANVIN(ランバン)が、Paris Hilton(パリス・ヒルトン)を起用した2021年春夏コレクションの広告ビジュアルを公開中。

ランバンが、パリス・ヒルトンを起用した2021年春夏コレクションの広告ビジュアルを公開した。「Yu Garden(ユーガーデン)」と題されたこのコレクションは、昨年10月に中国・上海にある同名の庭園にて発表された。ブランドの遺産と現代の交流をテーマに、ランバンのアイデンティティを模索する内容となっている。撮影を手がけたのは、フォトグラファーデュオのMert Alas(マート・アラス)とMarcus Piggott(マーカス・ピゴット)。インスピレーション源となったのは、当時「スワン」と呼ばれた1950年代のニューヨークにおける社交界の女性のポートレートだという。

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クリエイティブ・ディレクターのBruno Sialelli(ブルーノ・シアレッリ)は、パリスを「現代のスワン」としてモデルに起用。ヒルトンホテルの創業者であるConrad Hilton(コンラッド・ヒルトン)のひ孫娘として生まれたパリスは、ソーシャライトやメディアパーソナリティ、女優といった顔を持つ。マスメディアやSNSが大きな影響力を持つ現代に、新たなコミュニケーション方法や概念をもたらし、今年2月には実業家のCarter Reum(カーター・リウム)との婚約をインスタグラムで発表。まさにインフルエンサーの元祖ともいうべき存在だ。

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「私は以前からランバンのファンで、創業者のJeanne Lanvin(ジャンヌ・ランバン)を尊敬している。彼女は小さな店から約130年後の今も存在する帝国を築き上げた。彼女の起業家精神はとても素晴らしい」とパリスは語る。今回の撮影ではスタイリングの無駄を削ぎ落とし、彼女の自然な美しさを表現。「スワンのように変身する彼女の能力に光を当てたい」というシアレッリの想いを反映させたポートレートはどれも必見。パリスの新たな一面を引き出したビジュアルにぜひ注目を。

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text: Fuyuko Tsuji

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