栗蒸しようかんに目がないんです。

はっっっ!と気がついたら11月になっていました。スタバのカップがクリスマス仕様になったことに気持ちがついていきません。私、タイムワープしたんじゃ!?ってくらいに一年が早い今日この頃。それを加速させる原因のひとつは、この気温の下がらなさのような気がしております。暑くはなくシャツ一枚で気持ちがいい季節、が今年は結構長くないですか? おとといなんて半袖の知人に会いましたし。こうあったかい日々だと過ごしやすいのですが、大好きな「ちょっと寒い日にほっこりおやつとお茶を」、みたいな楽しみにそこまで思いが至らないものです。そんなわけで、うかうかしていたら、私としたことがすっかり大好物のことを忘れておりまして、偶然通りかかったデパ地下でまたまたはっっっ!と気がつきました。仙太郎の栗蒸しようかんです。

 

栗の競争苛烈なこの季節に、どうしても食べたくなるのがこのようかん。品の良いようかんの中に栗が沈んでいる、というタイプの栗蒸しようかんは多々あれど、ワイルドな栗を全面に押し出してくるこの仙太郎の栗蒸しようかんに勝るものはありません(と勝手に思っている)。大きくてごろごろと歯ごたえのある栗としっとりと上品なあんこの甘さがベストバランス。荒削りな姿も美しく、目でも舌でも一瞬で「これは絶対美味しい!」とわかる存在。蒸しようかんの素朴なほっくり感もたまりません。
ちなみに、今年も忘れずに出会えてよかった〜、と嬉々としてお店の列に並んでいたら、仙太郎の栗バリエーションのすごいこと。栗どら、栗の薯蕷饅頭など、栗の可能性無限大です。年末までのラストスパートにむけて、ほっこり一息いれるなら、栗の時間はいかがでしょうか?

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エディターTOTOKI

ファッションと占い担当。おしゃれは我慢、ができないので、着心地重視。休みの日は、大体インテリアのことを考えています。

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