渋谷で一番空に近い場所!

最新号の「2020年はスタイルの冒険へ」特集では、文字通りいろいろな場所へと撮影という名の冒険をしてきました。遠くは浜松から近くは渋谷まで。美しい景色や光を求めた8人8様の撮影はどれも楽しくて思い出深いのですが、今回の撮影場所で一番衝撃だったのが渋谷のスクランブルスクエアの展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」です。

 

スタイリスト金子夏子さんのページで、”変わりゆく東京の街とファッション”をテーマに女優の茅島みずきさんにご出演いただいたのですが、本当にこの屋上、“今の東京”が一望できる! 激変する渋谷駅周辺から、新たにオープンした渋谷PARCO、完成したばかりのオリンピックスタジアム……。「東京って今こうなっているんだ」という覚醒と、ものすごい時代の節目にいることを実感して、ただただ驚くばかり。地上で歩いているだけではわからなかったことが大迫力でわかるのです。もしも東京以外に在住の友人が遊びに来たら「まずは渋谷スクランブルスクエアへ行け」と伝えたいくらい。

さて、ちょっと興味を持ったけれど「どうせ混んでいるんでしょ?」と今思ってしまったそこのあなた(というかまだ屋上に行く前の私)。大丈夫です、事前に日時指定のチケットを予約するシステムなので、WEBでチケットを購入しておけば予約時間の範囲内で入場ができます(退場は自分のペースでOK)。東京の新名所=大混雑、という図式が往々にしてありますが、こんなところも最新観光スポットは違うな、と感心しきり。

荷物はすべてコインロッカーに預けて、バルコニーに出ると、もうそこには渋谷の街が、という構造です。さらにエスカレーターに乗ってルーフトップに到着すると地上約230メートルの大パノラマが広がります。正直に告白すると、私、高所恐怖症です。ガラスの壁は安全に配慮されていると重々承知ですが、あまりにクリアに見えるので端に寄って景色をみるのはためらわれるほど。

特にこの撮影をしたコーナーは、一番ガラスの壁が低く、東京の景色が抜けるように設計されているため、絶景の迫力がものすごいことに。私には決して立てないコーナーで臆さずにくるくると回ったり走ったりする茅島さんをまぶしい思いで見つめ続けたのも良い思い出です……。

そして、私のように高いところが苦手な方におすすめなのが、こちらのハンモックコーナー。下を見るから高所恐怖症は怖いわけで。このハンモックに体を預ければ、空と自分だけの体験したことのない解放感を味わえます。また、夜になると高度への恐怖感が煌めきで緩和されるので夜景を堪能してみるのも良さそう。

年末が近づいてきましたが、大晦日から元旦にかけては「天空のカウントダウン」(22時30分~午前2:00)、早朝には「渋谷 初日の出」(午前5:30~8:00)のイベントが開催されるそう(どちらもドリンク&招待券付で¥5000)。特別な2020年の幕開けと、晴れたら美しい東京の朝陽が見られると思います。年末年始、東京で過ごすならこんなイベントはいかがでしょうか?

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エディターTOTOKI

ファッションと占い担当。おしゃれは我慢、ができないので、着心地重視。休みの日は、大体インテリアのことを考えています。

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