服の下に何を着るのか問題。それはマリーン セル!

2021年、ワードローブに欠かせないものがあります。それは、マリーン セルの肌着のようなセカンドスキントップス!

2017年、パリでマリーン セルのショールームに行きました。ウォークスルーと言って、新作をマリーン自身が説明する時間があったのですが、そこで初めて「アップサイクル」という言葉を聞いたんです。へ〜、そんな言葉があるんだ〜とコレクション取材のノートにメモしたことを覚えております。面白いブランドがあるぞ、と気になっているうちに、世界はあっという間にマリーンが予期した通りの状況に……。

その間、私も歳をとり、体型の変化を感じております。今まで憧れていたブランドでも、若くて細いモデルばかりが着用しているコレクションを見ると、ああ、自分、圏外になったかもしれない、、、と一抹の寂しさを感じていました。ところが! マリーン セルは違った! 最新の2021FallコレクションCORE」の動画を見てください! いろんなファミリーがマリーン セルを着ています。年齢も性別も体型もバラバラだけど、みんな日常着として普通にまとっている様子が映し出され、“あなたはあなたのままで、マリーン セルを楽しんで!”というポジティブなメッセージを受け取りました。特に、自分の母親世代の女性の着こなしに希望をもらっています。私、ここを目指そう!と。

信念があり、環境と未来のことを真摯に考えながら作っている服。アイコンでもある三日月モチーフのセカンドスキンアイテムは、難易度が高いと思われがちですが、実は手軽におしゃれになるアイテムです。これさえ中に着ていれば、ノーブランドのTシャツだってモードに染まります。さらに、6月の暑い日に着て出かけたら、灼熱の太陽光から肌を守ってくれ、心地よく過ごすことができたのです。表面的なお洒落だけでなく、文字通りセカンドスキンとしての機能性も感じ、めちゃくちゃ心酔。21世紀のモードを牽引するのは彼女だと思っています! 今は少しずつ買い足して、ワードローブ全てをマリーン セルにするのが私の夢です。

 

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エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

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