Sciuscià(シューシャ)のメリージェーンの履き心地が素晴らしい件

足幅が広いことに悩んでいます。乱暴に扱ったつもりはないにも関わらず、どんなブーツや靴もしばらく履いていると靴の側面がソールからメリメリと剥がれていきます。雨が降った後なんかは特に悲惨で、いつの間にか靴底から雨水が入ってきていて、会社に到着する頃にはほんのり靴下が湿っていると言うことも。ここ最近はスニーカーやマーチンなど、丈夫な靴ばかりを履いていました。気づけば1週間どころか数ヶ月1~2足の靴を履き続けており、靴のバリエーションの少なさを実感する日々です……。特に冬場はロングコートを着て過ごすことが多く、コートとボトムの裾、靴という3点しか外からは見えない……。どんな足にもフィットして、なおかつ歩きやすい靴(素敵なルックスだとなお嬉しい)を探していた時に出合ったのがこちら。イタリア・フレウール地方発祥のハンドメイドシューズブランドSciuscià(シューシャ)のメリージェーンでした。暗くなりがちな冬の装いのポイントになる牛柄を今回チョイスしました。最近、馬のイラスト(先日ご紹介したAdam Jonesの馬イラストバッグもお気に入りです)や牛柄が気になっているというのもあります。

このステッチも一足ずつ手作業で縫い付けています。
このステッチも一足ずつ手作業で縫い付けています。

そして、メリージェーンといえば、ストラップ。しかし、足幅族的にストラップがついている靴は避けたいアイテム。と言うのもストラップの長さが微妙に足りない!!サイズを少し大きなものにすると今度は踵の後ろが余ってしまう……。さらにストラップの長さが足りても、どこかギリギリで止まっている感じになって、とにかく見栄えがよくない(むくんで見える……)ことが多いのです。しかしこのSciusciàのメリージェーンはひと味違います。ソール部分にフォームラバーが内蔵されているため、履き心地が抜群に良い。歩くたびに、ふかふかとしたソールが足を守ってくれているのを実感! 自分の足に合わせて作ってくれたのではと思ってしまう絶妙なフィット加減に履くたびに驚いています。環境に配慮されたサステイナブルな素材を採用していたり、製作の過程で、アレルギー反応が出ないように接着剤を使用せず、職人自らの手で全て仕上げられているのも特長。実はキッズサイズも展開しているので、先日友人の出産祝いに(生まれたてほやほやの新生児なので、履けるようになるのはまだ先です。気が早いのですが、あまりに可愛かったのでつい贈ってしまいました笑)プレゼントしました! 1足税込¥14,300(!)という挑戦しやすいプライスなのも嬉しいポイント。色や柄も豊富に揃っているので、つい色違いで購入したくなってしまいます。私は幡ヶ谷にあるヴィンテージショップ「paletown」で購入しました。冬のスタイリングの味変アイテムとしても優秀なので、ぜひチェックしてくださいね。

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エディターHORIE

ファッションとビューティ担当。K-POPを始めとする韓国カルチャーにお熱。茶碗蒸しと無花果の香りが好き。
実家で暮らす柴犬が親友です。

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