今改めて、ヴィヴィアン・ウエストウッドのラブジャケ

現在発売中のSPUR4月号から「あの人になりたくて」という巻頭連載がスタートしました。毎月一人ピックアップして、その人のスタイルになれるアイテムを紹介する企画です。記念すべき1回目は、フェイ・ウォン。10代半ばの頃、ウォン・カーウァイ監督の『恋する惑星』を観たとき、そのチャーミングさの虜になりました。それから15年以上経った今見ても、やっぱり可愛い!

そして彼女のスタイルを紐解いていく上で浮かび上がってきたブランドがヴィヴィアン・ウエストウッドです。ステージ衣装でコルセットを着用していたり、今回の誌面でもチェックのパンツを掲載したりしています。その撮影をしていた時、昔ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベルのラブジャケとスカートのセットアップを大学の入学式用に買ってもらったことを突然思い出したんです。そこですぐに母に連絡し、実家のタンスで眠りについていたものを送ってもらいました。

冠婚葬祭にも、就職試験にも使えないので、もったいないと思いつつも本当に入学式の1回しか着てないこちら。当時もめちゃくちゃ気に入っていたのですが、2022年になってもやっぱり可愛い! ありとあらゆるものがリバイバルし、しきりにY2Kが叫ばれる今、このジャケットを着る時が改めてめぐってきたのではないかと思わず興奮。ブランドを象徴するようなアイテムは時を超えて活躍する、”アイコン”の底力を感じました。

アイテムの魅力は変わってなくても、私の体型は変わったようで、ニットの上に羽織るにはちょっときつい……。ブラウスやカットソーと合わせるのを楽しみに、もう少し暖かくなるのを首を長くして待っている最近です。

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エディターUENO

好きな服はワイドパンツとタイトスカート。インドア派なのに趣味は海外旅行。タイ料理とお寿司に目がありません。なぜか両極端なものに惹かれる毎日です。

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