こんなに可愛い"ゴミ"でできたクッション

瞬く間に終わってしまったゴールデンウィーク。今年は日帰りでサクッと長野へ行ってきました。観光地はもちろんのこと、その土地のお店を訪れるのもすごく楽しみだったんです。長野で行きたいなと思っていたのはデザインスタジオPh.D.のショップ。サステイナブルであることがコンセプトになっていて、修理されたヴィンテージ家具がとても素敵なんですよ。

店内にはカイ・フランクのグラスなど心惹かれるものがたくさんあったのですが、一番ときめいたのはこちらのクッション。Ph.D.が主催するアップサイクルプロジェクト「oops」のアイテムです。

なんとカバー部分に使われているのは端切れ、中に詰められているのは靴下メーカーから出た糸くずなんです。伸縮性のある靴下用の糸なので、程よいむっちり感。何より、様々な色と素材が描き出す豊かな表情が素晴らしいんですよね。もちろん同じものは1個もないので、どれにしようかと持ち前の優柔不断を発揮しながらめちゃくちゃ悩んで決めたのがこちら。ネオンカラーのピンクとイエロー、そして写真だとわかりづらいですがキラキラの糸も入っているんです!

クタってきたら、送料さえ払えば中の糸を送ってくださるそう。アフターサービスも完璧です。(もちろん一般のクッションを中に入れて使うこともできますよ)。タグの「inside 100% trash」という文字を見るたび、こんなに可愛いのに”ゴミ”でできていることに驚きます。本当はこの世にゴミなんてほとんどないのかもしれない、と自分の価値観を改めさせられるお買い物でした。

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エディターUENO

好きな服はワイドパンツとタイトスカート。インドア派なのに趣味は海外旅行。タイ料理とお寿司に目がありません。なぜか両極端なものに惹かれる毎日です。

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