編集部でも、友人周りでも、ぬいぐるみ愛が熱い人が多いんです。過去には本誌で「わたしのふわもこフレンズ」という眼福ストーリーを担当したこともありますが、まさに忙しい日々のオアシス。ぬくもりと脱力をもたらす存在なんです。
先日、初開催されたイベント、the independent garden。日韓9名のアーティストによるぬいぐるみや陶器がひとつの空間に集結。日常に癒しを求めている皆さん（そして私）にぴったりな、ゆるくて可愛らしいオブジェクトが展示・販売されました。かねてよりInstagramでチェックしていた作品も揃うとあって、勇み足で武蔵小山のスタジオ兼クリエイティブスペースの、FLOAT studioへ。そこで手に入れた子犬の一品がお気に入りです。
見てください、このいい意味で気の抜けた佇まいを。ソウルを拠点に活躍する人気の作家、Titoriさんによるハンドメイドの子犬です。「ghost puppy」という名の通り、幽霊のように長いヘアとつぶらな瞳、とぼけた表情などなど、愛らしさがたまりません。毛並みが整いすぎていないのも、無造作でいい。一見、シンプルなぬいぐるみオブジェにも見えますが、ポイントはこちら。
光るんです。商品名は「Mini Toy Lamp」。ヘッド部分を押すと、ほんわりと柔らかいライトを放ち、さらなるヒーリング効果が。我が家ではベッド横のサイドテーブルに鎮座し、健気に灯っています。乾電池をバッテリーとするため、マイルドな光量。だからこそ、眠る前にうっすらとした明かりを眺めているだけで、ほどよい癒しが得られるんです。
オリジナルグッズショップ、ティロリソフト（TIRORISOFT）では、このほかにも心掴まれる不思議な生き物たちが。ささくれ立ったマインドも、そっと穏やかに鎮めてくれそうです。
オンラインでは海外通販も対応していますし、GWにソウルに訪れる人はKIOSKKIOSKなどセレクトショップでも取り扱いがあるので、ぜひチェックしてみてください。プライスもお求めやすく、友人へのちょっとしたギフトにも良さそうです。心のユートピアを求めるあの人に、一匹（？）いかがでしょうか。
好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。
