【フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展】大阪中之島美術館での開幕&グッズレポート!

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大阪へ! フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 内覧会に行ってきました

2026年の日本のアートトピックの中でも最大の事件といえるでしょう。大阪中之島美術館 フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日

記者説明会と報道内覧会の取材のため、大阪に飛びました!

9月27日まで大阪中之島美術館5階展示室にて開催中

大阪中之島美術館「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」エントランス

大阪中之島美術館の5階展示室で開催です

ヨハネス・フェルメールの描いた世界屈指の名画《真珠の耳飾りの少女》は、オランダ、ハーグにあるマウリッツハイス美術館の所蔵。今回は、2012年以来となる4回目の来日で、大阪中之島美術館で8/21-9/27の約1ヶ月間の限定公開となります。

そしてマウリッツハイス美術館長によれば「この『少女』の旅は、日本の皆さまに彼女を送り届けられる、おそらくは最後となるであろう特別な機会です」とのこと!

マウリッツハイス美術館の改修工事による臨時休館と、万博イヤー後の大阪中之島美術館での展示組み替えのタイミングが奇跡的に重なっての今回の開催。《真珠の耳飾りの少女》の、最後かもしれない日本への旅は、17世紀オランダで描かれた絵画作品とともに、まさに真珠のようにきらめく展覧会として凝縮されました。オランダ独自の風景や風俗を伝える絵画ーその中にはレンブラントの小品やフェルメールの初期作品も! 

そして最後の展示室に「彼女」は静かに佇んでいました。

日本に来るのはこれが最後……少女との邂逅に感涙

フェルメール《真珠の耳飾りの少女》 展示

記者説明会で、来日したゴッセリング館長はこんなことを言っていました「この少女の目を見つめてください。彼女は描かれてから約360年の間、人々のまなざしを受け止め続けてきました。彼女はきっと、みなさんを見つめ返してくれるはずです」

少女のまなざし、耳飾り、薔薇色の唇、天井から注ぐ光を受けて輝くハイライトの白が、こちらの目に飛び込んできます。ごく少ない筆のストロークで描かれた「光」の表現にも息を呑みます。たくさんの報道陣に囲まれているのに、時が止まり静けさに包まれるかのような錯覚。清澄で、強く、真白き精神が心の奥に届いてくるような、それは稀有な体験でした。

公式アンバサダーはオランダ生まれの、あのキャラクター!

大阪中之島美術館「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」展示室とミッフィー

少女のまなざしを浴びて、名残惜しくも展示室を後にしようとしたその時です。登場した内覧会のスペシャルゲストに、報道陣はどよめきました。

あ、あれは! あの姿は……!

大阪中之島美術館「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」公式アンバサダーのミッフィー

きゃー。《真珠の耳飾りの少女》になったミッフィーの登場です! 少女と同じ、オランダで生まれた絵本の主人公が本展の公式アンバサダーに就任。内覧会ではスペシャルなフォトセッションが実現しました。ターバンのウルトラマリンの色合いといい、耳飾りや服のディテールといい、再現性の高さに本気度が伝わってきます。そして本物は本当に可愛い! 「キャラクターとか別に……」と斜に構えていた自分が360°+60°くらい回転してまっすぐ「ミッフィーさん大スキーーー!」と身をよじるほどでしたよ、ほんと。

大阪中之島美術館「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」グッズ売り場

本物の可愛さに触れてしまったあとで、どうして買わずにおられようか。このあと報道陣はミッフィーコラボレーショングッズに殺到していました。特にこのぬいぐるみは飛ぶような売れ行き(笑)。私ももちろん購入しましたとも!

フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展の素晴らしすぎる公式グッズを紹介!

大阪中之島美術館「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」公式グッズ

はい、そんなわけで公式グッズ売り場では熱に浮かされたように買い物をしてしまいました。ツボをついたデザインに愛あるコラボレーション、再来日の奇跡を祝い、本国での再会も楽しみになるような逸品が勢揃い。ほんの一部ですがご紹介します。

1.ミッフィーとのコラボレーショングッズは全部欲しくなる

大阪中之島美術館「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」公式グッズ、ミッフィーぬいぐるみと巾着

(右)マスコット¥2,860・(左)巾着¥1,320

オランダを象徴するふたりの、本展オリジナルコラボレーション、「Vermer×Miffy」。ミッフィーは展示室の順路や解説のそこかしこに現れて、私たちを17世紀オランダ絵画の世界へと案内してくれます。

買わずにいられなかった「真珠の耳飾りのミッフィー」マスコット。もちもち質感と美しい発色ににんまり、それから「耳」飾り? と思わずクスリとしてしまいます。そして、ミッフィーと少女がご対面するたまらんイラストのコットン製巾着は白とブルーの2色展開。この絵柄はポストカードやステッカー、ノートにもなっており、ディック・ブルーナカラーの赤、黄色、緑、青でも展開されています。

2.フェイラーの精緻なタオルハンカチが復活!

大阪中之島美術館「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」公式グッズ、フェイラーのハンカチ

フェイラー《真珠の耳飾りの少女》(約30×30cm)¥3,630

ドイツ・シュニール織のブランドFEILER(フェイラー)とのコラボレーションは、絵画のタッチが文字通り手に取るようにわかるハンカチ。2012年のマウリッツハイス美術館展で販売した《真珠の耳飾りの少女》のデザインが復活。フェルメールブルーの縁取りは、今回の新色だそうです。

発色の巧みさもさることながら、このフェイラーで発見したのは、フェルメールの構図の完璧さです。シュニール織の特徴は、裏表の区別がなく絵柄の両面が同一であること。つまり、このハンカチを裏返すと、鏡に映したような《真珠の耳飾りの少女》の逆版になるわけです。これが、ぜんぜん歪みがない。絵がもつ凄みを感じて、驚きました。

3.マウリッツハイス美術館のオリジナルグッズも来日!

大阪中之島美術館「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」、マウリッツハイス美術館のグッズ、ソックス

ソックス¥2530

 

ほかにも、MIKIMOTOの真珠、漫画『葬送のフリーレン』、大阪、関西ゆかりの洋菓子ブランドなどなど、魅力的なコラボレーションに目がハートに。

また、マウリッツハイス美術館からも作品と一緒にグッズが来日。さすがデザイン大国オランダというべきか、センスがいい! 《真珠の耳飾りの少女》の刺繍グッズはアパレルを中心に充実していて、私はソックスを購入しました。

会場限定のグッズが多いのですが、洋菓子など一部は店舗販売もされるそうです。公式サイトをどうぞご確認ください。

チケットは当日券なしの抽選制。でもまだチャンスがあります

フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展は、9月27日まで会期中無休で開催されます。チケットは日時指定の抽選制で、大阪中之島美術館での当日券販売は行われません。

チケット入手に関しては狭き門かもしれませんが、まだまだチャンスがあります。販売状況等に応じ、チケットぴあにて追加販売(抽選)申し込みとリセールを受付中。実施時期、対象日程、申込方法等の詳細は公式サイトにてお知らせがありますのでぜひチェックしてください。

世界の分断と、芸術よりも軍事に資金を、という風潮を感じざるを得ない、つらい昨今、海を越えて日本に来てくれた少女との邂逅は、本当に得難く尊いものだと実感します。そして次に会うときは、海を越えて彼女がいるオランダ、ハーグを訪れたい! その頃には、今よりもきっと世界中が平和になっているようにと願わずにいられません。

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エディターKUBOTA

幾星霜をこえて編集部に出戻ってまいりました。活字を読むこと、脂と塩気、2匹の保護猫、平和と雑談を愛します。