2024-25年秋冬コレクションの会場でキャッチした、モードな人々のオフランウェイスナップを公開！ 今回は特に着用率が高かった“ボリュームスカート”と“横長バッグ”に焦点を当てて紹介する。スタイリング術はもちろん、日常にも簡単に取り入れられるアイテムの選び方など、購入時のヒントにしてみて。
存在感のある【ボリュームスカート】が相棒！
一気に旬のスタイルに導くアイテム
裾に向かって広がるボリュームスカートのロマンティックなフォルムが、非日常感を演出する。膝下丈を選ぶと、手持ちの日常着とも合わせやすい。PORT TANGER（ポート タンジェ）のサングラスやアクネ ストゥディオズの革靴など、ひと癖ある小物選びも忘れずに。
レオパード柄にガーリー要素を薫らせて
コペンハーゲンファッションウィークでキャッチ。レオパード柄のコートが目を惹く彼女は、パターンonパターンの個性的な着こなしを披露。そこにティアードスカートでガーリーな要素を加えることで、唯一無二のスタイルに。足もとはレースタイツと靴下をレイヤードし、北欧人気の高いアシックスのスニーカーでまとめた。
ボトムスとのレイヤードで着こなしの幅が広がる
1枚でミニ丈のボリュームスカートを穿くことに抵抗がある場合は、パンツとの重ね技にトライしたい。写真の彼女は、左右非対称のツイードジャケットにボリュームスカート、そして刺しゅう入りのパンツを合わせ、どこかバロックな装いに。全身をモノトーンで統一することで、まとまりを持たせた。
意外と好相性なミリタリー×ボリュームスカート
スタイリストのGabrielle Dyerも早速このトレンドを取り入れた。ドローコードでギャザーを寄せた迷彩パターンのスカートを主役に、シンプルながら強さのあるコーディネートを提案。足もとのみにカラーシューズを取り入れる点に、彼女のこだわりが見える。
モノトーンの装いにドリーミーなバルーンスカートを
ピンストライプのグレージャケットに、ガニーのバルーンスカートを組み合わせて。程よくロマンティックな装いに導くバルーンスカートは、カチッとしたテーラードルックを中和してくれる、上品な差しアイテムとして万能。フェンディのバッグやケイトのロングブーツといった黒小物でスタイリングを引き締めた。
持つだけでこなれて見える【横長バッグ】
真っ赤なバッグが定番デニムを引き立てる
持っているだけで旬をまとえるミュウミュウのマテラッセレザーのバッグ。横長バッグのなかでも今季らしい“赤”を選ぶことで、カジュアルなデニムのセットアップに特別感が生まれる。スタイリングのアクセントになる、程よいサイズも魅力的。
コーディネートが新鮮に見える、円柱フォルム
まるでバニラのような優しいカラーのネクタイ、ブーツ、そして円柱型のバッグが、ベージュトーンのスタイリングに見事にマッチ。ここ数年のミニバッグブームとの相乗効果で、円柱型のディテールが今後ますます注目されていくはず！ ロングコート×ミニ丈の絶妙なバランスも参考になる。
アイコンのキーチャームがさりげなく主張
体のラインに寄り添うシルエットが美しいジャケットに定番のフレアデニムを合わせ、グリーンの横長バッグをスタイリングのポイントにした彼女。全体的にシックなカラーリングでまとめながらも、旬のバッグを取り入れることでグッとこなれた印象に。
アライアのバッグは今季のアイコンになる予感！
さまざまなブランドから登場している横長バッグ。その中でも特に目立っていたのはアライアの「ル テケル」。フランス語で「ダックスフンド」を意味するバッグは、長方形のフォルムをさらに際立たせたデザインが特徴的。黒のロングコートに身を包んだクラシックな装いも、どこか新鮮な佇まいに。
レトロフューチャーな雰囲気にもマッチ
こちらもアライアの「ル テケル」を合わせたスタイリング。クレージュのカットアウトドレスと色を合わせることで、ウェアが持つフューチャリスティックな雰囲気を調和する。光沢感のあるバーガンディのコートとブーツで、程よくエッジを効かせて。
