オフの日の彼女は、好きな服を着て銭湯へ。休日らしいリラクシングなアイテムも、ポップな色を選んでドリーミーにレイヤード。“お風呂”に向かうモードな道中を追跡した。
パジャマスタイルで、早朝から銭湯にピットイン
コージーなシルクのセットアップに、ヴィンテージライクなＴシャツとニットのつけ襟で遊び心をひとさじ。
コート￥92,000／アンブッシュ® ワークショップ（アンブッシュ®）イエローのドレス￥48,000／グルッポタナカ（リビアナ コンティ） ジャケット￥98,000・パンツ￥80,000／ケンゾーパリ ジャパン（ケンゾー） Ｔシャツ￥7,000／エイチビューティ＆ユース（グッドロックスピード） バッグ￥25,000・つけ襟￥25,000／アオイ（エムエスジーエム） サンダル￥105,000／セルジオ ロッシ カスタマーサービス（セルジオ ロッシ） 桶に入れた手ぬぐい￥1,070／SOU・SOU
燕湯
御徒町や上野の近くとアクセスもよく、日中も多くの人でにぎわう「燕湯」。入り口の脇に掛かっているサインは木板に「わ」で「沸いた＝営業中」という印。建物や浴槽内にある富士山の溶岩から造られた岩山は、国指定の有形文化財にも登録されている。名物は平均46℃前後という熱めのお湯。上がったあとも体がぽかぽか。
DATA
東京都台東区上野3の14の5
電話番号：03-3831-7305
営業時間：6時～20時
定休日：月曜
富士山に映える、ネオングリーン
ゆったりしたレースドレスの下にピンクのブラウスを重ね、ネオンカラー同士の色合わせを堪能。ボリュームのあるエコファーブルゾンをさっと羽織れば、ほどよくラフな佇まい。仕上げにピアスを添えて、エレガンスを加えて。
レースドレス￥81,000／エムエム6 メゾンマルジェラ オモテサンドウ（エムエム6 メゾン マルジェラ） 中に着たブラウス￥25,000／タロウホリウチ 肩からかけたブルゾン￥98,000／イーストランド（キリン バイ ペギーグー） ピアス（両耳）￥28,000／アンダーカバー
明神湯
立派な宮造りの外観が目を引く「明神湯」。高さのある折り上げ格天井で、開放感もたっぷり。ダイナミックな浴室のペンキ画は、日本で3人しかいない貴重な銭湯絵師・丸山清人さんによるもの。日替わりの薬湯や気泡風呂などに浸かって、芯からリラックスを。
DATA
東京都大田区南雪谷5の14の7
電話番号：03-3729-2526
営業時間：16時～23時
定休日：毎月5 日、15日、25日（日曜・祝日の場合は翌日休み）
モードな“半パン”で「ひとっ風呂、いただきます」
繊細なチュールフリルをあしらった巻きスカートと、かっちりしたテーラードジャケットで、ショーツをモードに昇華。
ジャケット（メンズ）￥129,000／Acne Studios Aoyama（Acne Studios） トップス￥19,000／タロウホリウチ ブラトップ￥15,000／スティーブン アラントーキョー（ヌー スイム） ショートパンツ￥44,000／ジャーナルスタンダード 表参道店（ジェジア） 巻きスカート￥900,000／アンダーカバー サンダル￥18,000／アオイ（エムエスジーエム） 桶に入れた手ぬぐい￥1,070／SOU・SOU
湯上がりには、スポーティなトップスで
セットアップ風に着たプルオーバーにピンクのシャツドレスを仕込んで。首元にはボウタイ感覚でチュールを結び、ロマンティックに味つけを。
プルオーバー￥7,500／FILA CUSTOMER CENTER（フィラヘリテージ） シャツドレス￥116,000／イーストランド（コー） ドレス￥36,000／タロウホリウチ ブラウス（付属のチュールボウのみ使用）￥15,000／ユー バイ スピック＆スパン 渋谷パルコ店（バイ アビゲイル ラブ） ソックス￥1,600／オニツカタイガーお客様相談室（オニツカタイガー） サンダル￥76,000／JIMMY CHOO
滝野川稲荷湯
昭和5年に建てられ、外観から風情たっぷりな「滝野川稲荷湯」。映画『テルマエ・ロマエ』（’12）の舞台となったことでもよく知られる。脱衣所からは池のある庭が眺められるなど、ゆったりと過ごせる居心地のよさもポイント。あつ湯・普通・ぬる湯に加えて「ぼんたん湯」「ラベンダー湯」など、季節による日替わりのお湯もおすすめ。
DATA
東京都北区滝野川6の27の14
電話番号：03-3916-0523
営業時間：15時～翌1時15分
定休日：水曜
OFFの日のネオン・リスト
休日に着たいラフなアイテムも、蛍光色をきかせていつだってモードに。厳選アイテムをチェック。
01 鮮やかなカラーがランウェイを彩った今季。ジオメトリックなカッティングも目を引く。トップス￥148,000／エドストローム オフィス（クレージュ）
02 Tricker’sとのコラボレーション。タフなブーツもビビッドな色をまとって新鮮に。ブーツ￥130,000／コム デ ギャルソン（ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン）
03 ソフトなジャケットの裾には飛行機のラゲージタグから着想を得たTYOのラベルが。ジャケット￥28,000／オニツカタイガーお客様相談室（オニツカタイガー）
04 ベーシックなバケットトートバッグに顔料プリントを施した。A4サイズがちょうど収まり日常にぴったり。バッグ￥11,000／テンベア トウキョウ（テンベア）
05 人気にこたえて、アーカイブより新色で復刻。連なるビーズが花のように開き、大胆に垂れ下がるデザイン。バッグ￥11,000／テンベア トウキョウ（テンベア）
06 ポップな配色とノンワイヤー、ノンパテッドの軽やかな着け心地が魅力。イヤリング￥15,000／TOGA 渋谷PARCO店（トーガ プルラ）
07 今季のテーマ、南米への旅のムードを反映する一着。シルク100%の素材感に、オプティミスティックなピンクをのせて。ショートパンツ￥51,000／イザベル マラン
08 面ファスナーでアッパー部分を調節可能。センシュアルなヒールとパフィーな質感のミックスがユニークだ。靴￥115,000／イーストランド（ヘロン・プレストン）
09 素朴なフォルムが愛らしいエスパドリーユサンダルは、左右違うカラーで履いても。 エスパドリーユサンダル 各￥4,800／ビームス ボーイ 原宿（ビームス ボーイ）
10 アメリカ・ウッドストック発のブランド。すべて一点もののユニークな色合わせがカギ。ポーチ（大）￥3,200・（小）￥1,900／ジャーナル スタンダード 表参道店（ワワズ）
11 伸縮性のあるリブニットのプルオーバーは心地よく体になじむ。首元の詰まりもほどよいバランス。プルオーバー￥34,000／グルッポタナカ（リビアナ コンティ）
12 エクアドルのブランドより。職人技に根差したハンドメイドの風合いを堪能したい。バッグ￥12,000／スティーブンアラン トーキョー（センシ スタジオ）
SOURCE：SPUR 2020年4月号「ネオンカラーでOFF路」
photography: Hiroko Matsubara, kimyongduck（「OFFの日のネオン・リスト」 cut out） styling: Arisa Tabata hair & make-up: Shinya Kawamura〈mod’s hair〉model: Ben
