2026年春のビッグトレンド「一枚で楽しむシャツ」のテクニックをご紹介。選ぶべき素材やシルエット、デザインの条件をファッションのプロがレクチャー。さらに、挑戦したいスタイリングからエディター厳選の新作アイテムをお届け。
飯田珠緒に師事後、2023年より雑誌やブランドビジュアルのスタイリングを中心に活動中。SPURデジタルのファッション連載「今月のウィッシュリスト」も担当。「今シーズンは仕立ての良いパリッとした上質シャツを手に入れたいです! ボックスシルエットで丈は長めが今の気分」。
スタイリストが語る、「この春シャツがトレンドに浮上した理由」
「装うこと、着飾ることへの欲求のように感じています」と嶋﨑さん。また、シャネルやバレンシアガ、ジル サンダーなどのビッグメゾンが春夏コレクションでシャツを軸に据えたのも、このトレンドを象徴しているという。「これらのブランドは、シャツという端正なアイテムに対して、フェザーやレザー素材、バレルレッグパンツといったボリュームのあるボトムを合わせていたところがポイント。ルックをそのままリアルに着こなすのは難しいけれど、シルエットは参考にできると思います」。
2026年春のシャツは「1枚で着る」が新常識
シャツを主役にしたスタイリングがトレンドに浮上した今、どんな一枚を選べばよい? 素材や色、デザインなどのポイントを解説。
【素材】1枚で成立するシャツの条件
- 素材や仕立てが上質である
- 身幅が広く、ボディラインを拾わない
レイヤードに頼らず1枚で成立させるには、生地そのものが放つ存在感が不可欠。高密度なコットンや上質なブロード、シルク混など、ハリや落ち感があり、フォルムを美しく保てる素材選びを。また、身幅が広く、ボディラインを拾わないシルエットが主流に。90年代のミニマルなムードを醸しつつ、気負わずに着られる。
【トレンド】押さえるべきデザインのポイント
- 装飾を削ぎ落としたクリーンなデザイン
- 襟もとや袖の形で華やかさをプラス
- 白やブルーの他に、ストライプ柄やパステルカラーも
フリルや柄などの装飾ではなく、襟もとや袖の形、カフスの幅、前立ての仕様といったディテールの上品さがポイント。カラーは、定番の白やブルーに加えて、春夏らしい軽やかな印象を与えるストライプ柄やパステルカラーなどもおすすめ。
2026年春におすすめのシャツ4選
今シーズン、新たに買い足すなら、どんなデザインを選ぶべき? エディターがセレクトした4選をさっそくチェック。スタイリスト嶋﨑さんの推しポイントも必見。
オーラリー「WASHED FINX TWILL SHIRT」
オーラリー
03-6427-7141
ミスターイット「【SPURSHOP別注】シャツ」
「ポイントとなっている刺しゅうにときめきます。横から見たときの裾のカーブがとてもキレイで、まさに1枚で着たいシャツ」
トーテム「Classic stripe shirt」
「ストライプの強弱で縦のラインが強調されるため、スタイルアップして見えます! 絶妙なアイスブルーはボトムを選ばずに使いやすいです」
トーテム クライアントサービス
https://toteme.com/
アダム エ ロペ「【サステナブル】ボウタイシャツ」
「着脱可能なボウタイは結び方で印象が自由自在に。腰に巻いたりしても可愛くなりそうです。シワにもなりにくいなんて、頼りになります!」
ジュンカスタマーセンター
0120-298-133
【スタイル別】シャツの着こなし見本帳
コレクション会場付近やストリートでキャッチされた最新のスナップより、シャツを1枚で取り入れたファッション賢者たちのスタイリングを拝見。アイテムの合わせ方や絶妙なバランス感を参考にしてみて。
抜け感のあるシャツスタイル
ボリュームあるスカーフ使いが洗練された印象
スカーフ付きシャツ×バレルレッグパンツで旬のシルエットに
端正なシャツとネクタイを、ワイドデニムでカジュアルダウン
まとめ
今回は「一枚で楽しむシャツ」をテーマに、シャツの選び方からスタイリングまでナビゲート。上質なシャツをまとうことで生まれる自信や心地よさは、日々の装いにさりげない高揚感を与えてくれるはず。素材選びやトレンドデザイン、着こなしのヒントを手がかりに、今の気分に寄り添う一枚を探してみて。









「ほどよいハリ感と生地の厚みが今の気分にぴったりでした! 襟の形がシュッとしていて、ボタンを全て閉めても、開けて着てもすっきりと美しく凛として見えます」