センシュアルなムードを内包しながらそぎ落とした美学とシルエットで構成する「ミニマルロマンティック」。そのムードを体現する5人の私服を取材し、現在形を捉える。ここでは「MALU」のクリエイティブディレクター曽根英理菜さんをフィーチャー。

2026.08.09

MALU 曽根英理菜さんのワードローブに学ぶ、ミニマルロマンティック。「さりげなさの中にこそ、色気が宿る」

センシュアルなムードを内包しながらそぎ落とした美学とシルエットで構成する「ミニマルロマンティック」。そのムードを体現する5人の私服を取材し、現在形を捉える。ここでは「MALU」のクリエイティブディレクター曽根英理菜さんをフィーチャー。

曽根英理菜さんプロフィール画像
クリエイティブディレクター曽根英理菜さん

セレクトショップのPR・バイヤーを経て、「ë BIOTOP」の立ち上げに携わる。2025年に独立し、バイイングやブランドディレクションやコンサルティングを手がけながら、「MALU」のクリエイティブディレクターを務める。

曽根英理菜 ミュウミュウのトップスと靴

大胆な肌見せとメンズライクなアイテムとのコントラストが新鮮なスタイル。トップスと靴はミュウミュウ、ブラトップとパンツは古着。

「さりげなさの中にこそ、色気が宿ると思っています」と語る曽根さん。さまざまなセレクトショップやブランドでバイイング、ディレクションの経験を積んできた。曽根さんは東京を中心に広がる、ミニマルかつロマンティックなスタイルの金字塔を築いたともいえる存在だ。服を購入する際は、体のラインを際立たせる美しいラインに、遊び心やセンシュアルな要素が融合したピースに惹かれることが多いそう。ディレクションを手がける「MALU」のアイテムもそのムードそのもの。

「"ミニマル"とは余白なんです。その中に感情やストーリー、身体的な魅力が浮かびあがってくる。アイテムでいったら、クロップド丈のトップスやカプリパンツ、スリップドレスなど。極力抑えた色みに、微細な差し色を加えたり、モードな辛口の小物、重みのあるジュエリーをきかせると、いいあんばいに」

曽根英理菜 マリアムナッシアーザデーのサブリナパンツ プラダのパンプス

「海外に行くと、必ずヴィンテージショップに立ち寄ります。それがどんなアイテムでも直感で新鮮さを感じられたら、受け入れられるんです」。トップスは古着、サブリナパンツはマリアムナッシアーザデー。プラダのパンプスでソリッドに仕上げた。

曽根英理菜 フミカウチダのブラトップ

スタイリングに欠かせない、乙女心をくすぐるアイテム。右のブラトップはフミカウチダ、左は古着。

曽根英理菜  アライアのシューズ

「透明感も重要な要素」。アライアのシューズはくり抜かれた部分にクリアプレートが。

曽根英理菜  クロエのゴールドネックレス
曽根英理菜  パロマウールのブーツ

肌なじみのいい古着のシルクドレスにどっしりとしたクロエのゴールドネックレスが大人な味つけを施す。足もとはパロマウールの武骨なブーツで引き締めて。